<ME>
通過 次点 <WE>
通過 次点
早稲田 10 筑波 6
筑波 9 相模女子 3
東京 7 (+1) 茨城 3
東京工業 4 日本女子 3
慶應義塾 4 千葉 2 (+1)
千葉 3 (+1) 慶應義塾 2
東京農業 2 図書館情報 2
中央 1 東京女子 1 (+1)
埼玉 1 東京工業 1
茨城 1 東京農工 1
図書館情報 1 津田塾 1
慈恵会医科 0 (+1) 実践 1
東京都立 0 (+1) 中央 0 (+1)
大東文化 0 (+1)
−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−
43 (+5) 26 (+3)
男子は早稲田、女子は筑波がトップ。推薦、繰り上げの如何にもよるが、取り敢えず( )も含めて男子は4人、女子は3人いないところは団体戦を組むのに苦労するだろう。
穏やかな天候の下、6年前の東日本大会の行われた小田原のテレイン「大雄の鉄人」で関東IC本セレが行われた。
男子はいきなり榎本がウイニング設定の70分でトップゴールを果たすという波乱の幕開けで始まった。60分は切らないで欲しいというプランナー山本英勝氏の願いもむなしくは、紺野があっさり57分台で戻ってきてしまう。とはいえ後が続かず、最後に2位で飛び込んできた増田も5分差だった以外は65分あたりに固まってしまった。ちなみに同コースを後で走った鹿島田は51分程度だったと聞く。それと比べるとちょっと寂しい結果だったと言えよう。
さてセレクションの方であるが、谷中、森下あたり以外はほぼ順当に入った模様である。東大、東日本のM21Aで3位、4位に入っている谷中の推薦は間違いないところだ。森下も東大、東日本のM20Aで1位と4位。さらに筑波ではM21A2に出場して4位とこれまた推薦に十分。従って繰り上がり候補は44〜46までで、井下田、山辺は苦しいか?
ME
1 紺野 俊介
0:57:21
2 増田 祐輔
1:02:23
3 安井 真人
1:04:50
4 小泉 成行
1:05:05
5 西村 秀生
1:05:16
6 加藤 弘之
1:06:47
7 田崎 友康
1:07:47
8 佐々木 良宜
1:08:21
9 前田 直毅
1:09:26
10 松岡 崇
1:09:28
11-43
宇田川雅令、榎本和弘、猿田典明、金子竜太、金田岳志、熊田誠、後藤崇、
降旗芳典、高橋徹、佐藤茂太、細田直稔、雑賀啓明、山根洋之、武政泰輔、
時岡優、深澤佑介、青島健太、青木将人、川俣智、野口貴志、蔵田真彦、
大森健史、知念毅、中村直人、石原伸晃、梅木幸二、榎本保史、福澤昌俊、
芳賀俊哉、鈴木未生、脇野昌太郎、纓坂尚、大塚友一
--------(以上、43名通過)------------------------------------
44 針谷尚幸
45 成川研介
46 武田圭二
47 井下田哲
48 山辺徹明
--------(繰り上がり候補5名)----------------------------------
谷中一義(東大M21A1:3位、東日本M21A:4位)
森下隼人(東大M20A :1位、東日本M20A:4位、筑波M21A2:4位)
--------(推薦候補:by筆者)----------------------------------
女子は筆者の予想通り加藤貴子が65分でトップゴールする。ロングレッグのルートチョイスや微地形へのアタックをしっかりやったと言う。55分というウイニングタイム設定の基準となっているはずの一人、塩田が60分を過ぎても帰ってこない。みんながやきもきする中をようやく66分で帰って来る。1→2で降りた沢の分岐を一つ先の沢と誤認し、あらぬ方向に上って行ってしまったそうだ。何とこのレッグで18分掛かっている。その後いつまで経っても65分の加藤を上回る選手が帰って来ず逆にやきもきしたが、最後の期待の掛かった上松がようやく55分で帰ってきてプランナーは胸をなぜ降ろした。女子の方も同コースを走った中村正子や金子恵美が44〜45分ということなので、ちょっと寂しい結果と言わざるを得ない。
大学別には筑波が6名と予想通りの強さを見せ、相模女子と茨城と日本女子が3名で続いたがこれまでの実績から見れば茨城は大健闘だろう。女子は通したい選手はいるが実績を伴った推薦候補は見当たらず、このまま繰り上がり候補が繰り上がるだろう。
WE ※間違いがあったので訂正しました。失礼しました。12.4
1 上松 佐知子
0:54:44
2 山田 陽子
1:01:18
3 二俣 みな子
1:04:40
4 加藤 貴子
1:05:01
5 井手 千寛
1:05:09
6 大島 由起子
1:05:24
7 佐藤 陽子
1:05:34
8 高橋 ひろみ
1:05:40
8 河野 優香
1:05:40
10 塩田 美佐
1:06:27
11 岡田 真希子
1:06:28
12 竹内 麻理
1:07:55
13 白瀬 有紀
1:07:56
14 松澤 理子
1:08:08
15 松田 淳子
1:09:38
16 鈴木 詩奈子
1:11:22
17 長田 江美
1:12:26
18 岡田 栄子
1:13:02
19 小泉 沙織
1:13:24
20 望月 順子
1:13:30
21 新宅 未笛
1:14:02
22 蓬莱 真子
1:14:08
23 田村 景子
1:14:39
24 横室 奈緒美
1:15:12
25 四ノ宮由美子
1:17:14
26 水野 真理
1:18:10
---(以上、26名通過)-----
27 山本 真美
1:19:37
28 末吉 由佳
1:19:50
29 高瀬 彩和
1:20:08
---(繰り上がり候補3名)---
---(推薦候補なし:by筆者)---
※正式結果は主催者発表のものを参照のこと。
関東本セレWEコース vs. 予想コースby H.Onoe は こちら
すばらしい秋晴れの元、今年最後の公認大会があきるの市で開かれた。E権やセレクションを巡り、あるいは世界選手権予備セレ通過を巡って熱き戦いが各所で見られた。以下、速報から。(多摩OLなので結果が早期に発表されると期待し、主要クラスのみとした)
M21E 10,800m 790m W21E 5,800m
510m
1 鹿島田浩二 1:15:55 1 金並由香 1:02:11
2 加賀屋博文 1:17:08 2 塩田美佐 1:05:17
3 紺野俊介 1:20:11 3 高野由紀 1:08:18
4 山口大助 1:21:01 4 落合志保子 1:08:27
5 高橋善徳 1:21:07 5 渡辺円香 1:08:34
6 松澤俊行 1:21:22 6 三好暢子 1:09:18
7 安良和寿 1:24:22 7 金子恵美 1:09:42
M21A 8,100m 620m W21A 5,100m
450m
1 山内亮太 1:07:47 1 草野 望 0:57:53
2 松岡 崇 1:08:41 2 増山 歩 1:03:10
3 佐藤時則 1:08:59 3 長田江美 1:04:06
4 小林達郎 1:09:03 4 清水容子 1:04:21
5 西村秀生 1:09:07 5 安形季見子 1:05:46
・・・
? 尾上秀雄 1:23:15
M20A 7,500m 520m W20A 5,000m
400m
1 蔵田真彦 1:07:28 1 井手千寛 1:10:52
2 佐々木良宜 1:08:15 2 黒河幸子 1:10:56
3 西尾信寛 1:08:30 3 前田 穂 1:11:04
4 宇田川雅令 1:13:51 4 平林静保 1:15:03
5 笹谷淳一 1:16:39 5 望月順子 1:16:00
M18A 4,700m 400m
1 小山温史 0:52:54
2 海老成直 0:53:42
3 宮原優之 0:56:46
北信越
MSEL 7,500m 520m WSEL 5,000m
400m
1 中島 篤 1:10:43 1 下山修子 1:11:50
----------(以上、男女各1名通過)--------------
2 大竹尚孝 1:11:00 2 南 朋江 1:16:33
3 本間智之 1:11:59 3 小林真理 1:18:04
北信越のMSEL、WSELコースは、それぞれM20A、W20Aと同コースであったが、いずれも現役の若手(蔵田、井手)に敗れているのが興味深い。若手の力が伸びてきていると解釈した方が良さそうだ。いずれもJWOC2000関連の選手が上位を占める結果となった。男女共、上位は秒差になっていて、これからもこのメンバーでし烈な戦いが続くことを予感させる。
M21Aでは山内が復活を示す優勝。W21Aでは草野が東日本に引き続き優勝。2位には既にセレを通過し今回の北信越セレに出なかった新潟大の増山が、3位には日本女子大の長田が入り、2人の学生がそれぞれ来年度のE権を獲得したのが注目される。
M18Aの高校生対決は、小山が海老を制して優勝した(山田はM20Aに出場)。
M21Aに挑戦した筆者のルート&アナリシスはこちら
個人別タイム・累積タイム一覧はこちら
パターン無視個人タイム順位はこちら
筆者の走ったMVコース(WS、WJと同じ)のルート&アナリシスはこちら
富山県で開かれた全日本リレー大会は埼玉県の初優勝で終った。出だしで優勝候補筆頭であった東京都WE1走の深沢博子選手が足の負傷で途中リタイアするハプニングがあり(怪我の状況が大変気がかりである)、その時点で埼玉と神奈川の一騎打ちの様相となった。勝負は最後の最後までもつれこんだが、MJとMVで6点を確保した埼玉が一歩リード。最後のME、WE勝負となった。MEで神奈川が福島の4走紺野俊介選手に差されて3位となり、一方の埼玉が7位を確保。WEの埼玉、千葉がゴールした時点で埼玉の優勝が決まった。最後は神奈川のWE4走が京都を抜いて3位に入れば同点優勝という点に興味は絞られたが京都4走の寺嶋(高木)貴美子の快走で京都が逃げ切って3位を確保し、同時に埼玉の単独優勝が決まった。
※以下、速報情報を転記したものを示す。MEの12位、WEの9位、WJの5位以下が不明のままで集計した。(情報求む)
総合
ME WE MS WS MJ WJ MV 得点
順位
福島 11
1
12 9
茨城 5
7 4
16 8
群馬 3
3
埼玉 6 12
4 5 6 6
30 1
千葉 9 11
3 4 27
3
東京 12
6 6
1 24 4
神奈川 10 9
3 2 5 5
29 2
新潟
4 5 3
9 10
長野 4
4
静岡 7
6
4 17 7
愛知 8
8 3
3 22 5
京都 2 10
1 6 19
6
大阪
2
2
兵庫
5
2 7
広島
5
5
MEは東京の1走菅原が千葉の山口に次いで好タイムで帰って来た後は、松澤、加賀屋、鹿島田がいずれも45〜47分台を刻むというぶっぎりの優勝を果たした。
ME
千葉 0:47:07 東京 1:32:45 東京 2:19:01 東京 3:06:01
東京 0:47:23 千葉 1:39:45 神奈 2:29:17 福島 3:20:02
神奈 0:50:21 神奈 1:42:18 千葉 2:30:34 神奈 3:21:06
愛知 0:50:25 愛知 1:42:33 福島 2:33:17 千葉 3:27:36
広島 0:51:16 福島 1:46:07 愛知 2:34:54 愛知 3:31:32
石川 0:51:37 静岡 1:46:08 静岡 2:40:22 静岡 3:32:47
福島 0:53:47 石川 1:48:17 埼玉 2:40:29 埼玉 3:33:24
群馬 0:53:49 埼玉 1:48:59 石川 2:44:42 茨城 3:34:41
埼玉 0:54:55 茨城 1:49:36 茨城 2:46:22 長野 3:45:07
茨城 0:55:08 福井 1:51:04 長野 2:48:40 群馬 3:55:43
WEは埼玉が山本、田島、三好、金子の走順で順当に優勝。このクラスでは京都が堂々と3位に入ったことが目を引く。塩田、佐藤、橋本、寺嶋という京都橘の現役+OGからなるチームだが大健闘と言えよう。京都にはWJに出場した番場も控えており、来年以降も目が離せないチームとなろう。さらに滋賀も京都橘の横江が1走で3位と健闘している。
WE
埼玉 0:59:05 埼玉 1:54:26 埼玉 2:51:26 埼玉 3:48:55
千葉 1:00:00 千葉 1:56:41 千葉 2:59:48 千葉 4:02:23
滋賀 1:02:21 京都 2:07:59 京都 3:18:26 京都 4:21:00
静岡 1:03:09 愛知 2:10:02 神奈 3:23:53 神奈 4:24:06
京都 1:05:11 静岡 2:12:45 広島 3:30:17 愛知 4:31:57
新潟 1:05:45 広島 2:13:04 静岡 3:30:34 茨城 4:35:10
広島 1:08:18 神奈 2:15:26 茨城 3:32:40 静岡 4:35:47
神奈 1:11:49 新潟 2:15:47 愛知 3:32:57 広島 4:45:23
石川 1:12:55 茨城 2:16:31 群馬 3:38:46
茨城 1:15:37 滋賀 2:18:38 兵庫 3:46:18
MSは埼玉の澤田選手がMEに回ったため東京が優位となり、1走の山本がトップで帰って来た後は、鈴木、竹内とつないで逃げ切った。
MS
東京 0:55:05 東京 1:49:47 東京 2:40:11
埼玉 0:55:12 兵庫 1:54:26 兵庫 2:44:32
京都 0:56:07 福島 1:54:49 埼玉 2:49:44
神奈 0:57:12 神奈 1:55:04 神奈 2:52:15
福島 0:57:13 埼玉 1:56:49 大阪 3:08:41
兵庫 0:57:16 京都 1:56:54 福島 3:09:39
大阪 0:58:18 大阪 1:59:43 愛知 3:20:50
新潟 0:59:04 茨城 2:15:40 茨城 3:28:09
岐阜 1:04:37 愛知 2:18:28 広島 3:33:56
岡山 1:06:42 岡山 2:27:15 岐阜 4:15:32
参加数の少ないクラスとなったが、戦前の予想通り東京が草野、宇野、竹内のリレーで貫禄勝ちした。
WS
東京 0:57:33 東京 1:50:23 東京 2:44:46
愛知 1:03:49 埼玉 2:11:03 埼玉 3:00:46
埼玉 1:09:16 愛知 2:55:25
新潟 1:26:33 新潟 3:22:38
MJは茨城強しと思われたが2走が思わぬブレーキとなり、その間隙を衝いて埼玉が海老、狐塚、針谷のメンバーで優勝した。新潟、神奈川とも2走までは健闘したが、最後で息切れして優勝を逃した。
MJ
茨城 0:51:54 新潟 1:51:09 埼玉 2:50:27
石川 0:52:50 神奈 1:51:31 新潟 2:55:51
埼玉 0:53:23 埼玉 1:53:46 茨城 2:55:53
神奈 0:53:50 茨城 2:01:56 千葉 3:00:29
新潟 0:56:13 京都 2:06:05 神奈 3:08:35
奈良 0:56:19 千葉 2:06:36 京都 3:14:12
京都 0:57:34 奈良 2:18:15 奈良 3:24:56
静岡 1:03:30 愛知 2:22:31 静岡 3:25:37
千葉 1:10:24 静岡 2:23:51 石川 3:57:09
愛知 1:10:41 群馬 2:33:43
WJは石川、澤田、番場という大本命の京都が実力通りの結果を出しぶっちぎりで逃げ切った。2位にはこれまた順当に神奈川が入り、3位には静岡が嬉しい入賞となった。
WJ
京都 1:02:43 京都 2:03:39 京都 2:55:52
神奈 1:08:35 神奈 2:28:03 神奈
埼玉 1:11:57 埼玉 2:33:06 静岡
新潟 1:31:49 新潟 2:47:08 新潟
静岡 1:31:51 静岡 2:55:03
MVは埼玉が欠場の田島に変わって森山が入るオーダーとなったが、神奈川の猛追を振り切って優勝した。千葉は2走大塚選手の好走で一時はトップに躍り出たが、最後は3位となった。筆者は神奈川3走として千葉、埼玉を追走し2度までトップに立っていながら、最後に200m逆走して自滅した。この1位2位が最後に団体総合の1点差にそのまま影響したので大変悔やまれる。
MV
埼玉 0:49:12 千葉 1:42:54 埼玉 2:35:10
神奈 0:49:28 埼玉 1:49:13 神奈 2:38:29
大阪 0:54:40 神奈 1:49:31 千葉 2:45:59
茨城 0:55:05 兵庫 1:52:16 愛知 2:46:43
新潟 0:55:17 愛知 1:53:08 兵庫 2:49:43
千葉 0:55:23 大阪 1:58:03 東京 3:06:49
愛知 0:55:25 茨城 2:00:48 大阪 3:07:19
兵庫 0:56:17 新潟 2:06:00 茨城 3:17:31
東京 0:57:58 東京 2:11:42 岡山 3:30:50
群馬 0:58:13 群馬 2:14:14 群馬 3:31:14
インカレショート(ICS2000)の速報を載せる。転記ミスなどはご容赦いただきたい。
ME-Q1 ME-Q2 ME-Q3
1.安井真人 17:51 紺野俊介 16:48 金澤拓哉 15:55
2.許田重治 18:54 増田佑輔 17:49 蔵田真彦 18:33
3.長谷川啓 19:41 玉木圭一 18:20 降旗芳典 19:28
4.谷中一喜 19:44 猪狩 雅 18:23 小泉成行 19:43
5.中島 篤 19:59 八巻得郎 18:59 前田直毅 19:45
6.加藤弘之 20:00 武政泰輔 19:08 針谷尚幸 19:48
7.宇田川雅令20:14 真貝拓三 19:17 田崎友康 20:02
8.深沢佑介 20:?0 禅洲 拓 19:20 瀬戸口洋行20:04
9.上條真哉 21:01 保坂聡夫 19:54 中村直人 20:41
10.野口貴志 21:34 森下隼人 20:01 大嶋真謙 21:27
11.宮城島俊太21:37 今福和也 20:16 西尾信寛 21:28
12.梅木幸二 21:54 青木将人 20:21 岡崎知治 22:02
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
13.塙 利彦 22:22 狐塚智康 20:23 太田荘宣 22:25
14.佐々木良宜22:59 倉澤勝美 20:27 佐瀬泰弘 22:29
ME-FA ME-FB
1.紺野俊介 19:49
2.加藤弘之 21:41
3.猪飼 雅 22:46
4.安井真人 23:09
5.小泉成行 23:34
6.蔵田真彦 24:00
−−−−−−−−−−−
7.前田直毅 24:03
8.許田重治 24:20
9.西尾信寛 24:24
10.増田佑輔 24:40
11.谷中一喜 24:51
12.中島 篤 25:44
13.禅洲 拓 25:47
14.真貝拓三 25:57
15.中村直人 26:24
16.野口貴志 26:43
17.大嶋真謙 26:54
18.田崎友康 27:00
WE-Q1 WE-Q2
1.小林啓恵 18:49 1.古澤裕子 19:06
2.番場洋子 20:27 2.山田陽子 20:23
3.上松佐知子 21:28 3.塩田美佐 21:03
4.横江君香 21:54 4.塩田純子 22:32
5.井上アヤ乃 23:15 5.明星麻衣 22:55
6.森田有希子 23:50 6.二俣みな子 23:02
7.下村淳子 24:53 7.山本真美 23:22
8.黒河幸子 25:17 8.井手千寛 23:47
9.上田博子 26:08 9.大関恵子 24:09
10.後藤ひとみ 27:29 10.下山修子 24:22
11.佐藤陽子 27:43 11.澤田留己 24:43
12.幸香奈江 27:43 12.重安明子 25:06
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
13.蓬莱真子 27:47 13.増山 歩 25:13
14.岡田真希子 27:56 14.高橋ひろみ 25:17
WE-FA WE-FB1 WE-FB2
1.小林啓恵 27:27 長田江美 望月順子
2.上松佐知子 28:15
3.古澤裕子 29:53
4.番場洋子 30:19
5.下村淳子 30:40
6.澤田留己 31:41
−−−−−−−−−−−
7.塩田美佐 31:52
8.横江君香 32:11
9.井上アヤ乃 32:51
10.森田有希子 33:08
11.二俣みな子 34:04
12.大関恵子 34:51
13.山田陽子 35:20
14.重安明子 35:37
15.佐藤陽子 35:40
16.上田博子 36:55
17.山本真美 38:51
18.井手千寛 39:17
MT1
MT2
田崎一宏 21:48 鈴木陽介 20:46
平山友啓 23:55 阿部洋和 21:07
岩本育弘 24:01 小池英希 21:12
西脇正展 24:21 中田丈裕 23:11
羽澄一乗 25:28 柴田寛士 23:37
平石大助 25:34 樗澤 亘 25:22
MF1 MF2
久野雄介 35:31 櫻本信一郎 36:22
立花 聡 35:41 北島聡之 36:52
井上 哲 36:45 樋口佳和 38:07
高橋大輔 37:01 山下貴史 38:54
佐藤健太 19:19 纓坂 尚 39:31
熊田健宏 19:57 青木博人 40:51
WT WF
前田 穂 28:24 植野由香 16:06
西浦瑞江 34:32 野首姫名 20:17
宮下矢誉衣 35:44 浅井千穂 22:55
尾方佑三子 36:47 若木まりも 24:13
吉田玲子 37:56 余田美喜子 25:12
岸川紀子 41:03 佐藤宏衣 25:13
WU MU
増田沙織 45:14 米村義剛 34:38
中澤ななえ1:05:11 千脇義崇 34:54
芦田章子 1:11:06 伊藤 実 35:13
MUS M45A
本間のぶゆき22:30 尾上秀雄 33:13
桐田幸宏 24:04 磯部貞夫 41:57
多田茂紀 42:55 佐藤政明 44:42
MC
大西淳一 33:00
源後知行 34:22
柿並義弘 36:05
12日にインカレショート(ICS2000)が滋賀県高島町で行われた。前日のモデルイベントでは見事な美しい「虹」が現れ、その光景に感激した人も多かったが反面間欠的に雨と風に見舞われ、寒い一日だった。そのおかげか当日は見事に晴れ上がり大会関係者は胸をなで下ろした。結果は男子が紺野のショート2連覇、女子が小林の春秋連覇となった。
<レース結果>
ME
WE
1. 紺野俊介(早稲田4) 19:49 1. 小林啓恵 (東北4) 27:27
2. 加藤弘之(東京3) 21:41 2. 上松佐知子(筑波4) 28:15
3. 猪飼 雅(金沢4) 22:46 3.
古澤裕子 (広島2) 29:53
4. 安井真人(早稲田4) 23:09 4. 番場洋子 (京都3) 30:19
5. 小泉成行(筑波3) 23:34 5. 下村淳子 (東北4) 30:40
6. 蔵田真彦(東京工業2)24:00 6. 澤田留己 (京都女子2)31:41
筆者の走った一般併設M45Aのルート&アナリシスはこちら
4日に碓井峠ポッポタウンリレー、5日に東日本大会が群馬県横川駅そばの同じ場所を会場に行われた。心配された天候も2日共好天に恵まれた。以下、それぞれの大会を振り返ってみよう。
ポッポタウンリレー「JWOCチーム完勝!」
MAはJWOC99メンバーからなるチームダリーナの1走金澤が、1ポで先行した後は追随を許さず逃げ切って3分半の貯金を作る。続く好調加藤も好走し、追いつく予定だったチーム白樺の柿並もわずかに16秒を詰めただけで終る。2チームを出した横浜OLCも思ったほどタイムが伸びず2走までで優勝圏外となる。3走ではラス前まで逃げ切れれば最後の走りでは負ける気がしなかったという増田が元木の猛追をあっさり交わし、結果的には20秒しか貯金を使わない好走で堂々と逃げ切った。走順、レース展開ともに若手に軍配の上がった結果となった。このクラスでは早大の紺野がベストタイムを出し、チームを5位に引き上げた。
WAは同じくJWOC99メンバーからなるチームヨーグルトが番場を核に他の2人も順調にレースを運び、危なげない優勝を果たした。これでJWOC99チームのアベック優勝となった。奇しくもMA、WAとも2位にはチーム白樺が入った。
MSは40才以上という年齢制限ぎりぎりの3人を揃えた京葉のアジアの王様が貫禄勝ちを果たした。筆者も1走でこのクラスベストタイムをたたき出し一矢を報いた。2位争いはアンカー勝負となったが、ラス前あたりで追いついた東京OLCの小笠原が最後の走りで上野山を突き放し、逆転で2位に滑り込んだ。
MA
1 30:03
31:04 36:02 1:37:09
金澤拓哉 加藤弘之 増田佑輔
チームダリーナ
2 33:26
30:48 35:42 1:39:56
兼田僚太郎 柿並義宏 元木
悟 チーム白樺
3 33:34
34:13 36:47 1:44:34
山内亮太 清谷智弘 内田奉克
横浜OLC-B
4 36:41
33:30 37:20 1:47:31
山本英勝 鈴木卓也 知念
横浜OLC-A
5 39:36
41:01 29:21 1:49:58
大塚友一 井下田哲 紺野俊介
早大OC
6 33:20
37:55 39:52 1:51:07
金田
西川 玉木圭一
浪速包丁恋時雨
WA
1 43:09
36:40 42:05 1:44:34
塩田純子 番場洋子 増山 歩
ヨーグルト
2 46:30
40:09 46:26 2:01:54
高橋
酒井かよ子 山浦友子 チーム白樺
3 58:00
57:50 57:57 2:53:47
山本 文 斎藤裕美 出理葉理子
新上田ギャル組合
MS
1 30:07
33:59 32:39 1:36:45
早野哲郎 小山 清 田中
徹 アジアの王様
2 36:00
39:34 31:03 1:46:37
海老沢正 上田俊雄 小笠原揚太郎
東京OLC
3 33:52
32:44 40:34 1:47:10
河 泰鉱 尾上俊雄 上野山禎浩
OLP兵庫
4 28:39
41:22 43:51 1:53:52
尾上秀雄 大場隆夫 久保井輝政
サン・スーシA
MIX
1 26:45
25:48 32:53 1:25:26
小泉成行 谷中一喜 佐藤健太
チーム早大門
2 28:22
23:38 38:17 1:30:17
小林岳人 山口大助 小林正子
EC関東-江戸川
3 33:42
36:51 25:31 1:36:04
加納尚子 愛場康雄 小林康浩
Zebra&レオ
筆者の走ったMS(AHパターン)のルート&アナリシスはこちら
東日本大会 M21Eは松澤俊行、W21Eは塩田美佐が制す
M21Eは松澤が村越を抑えて優勝した。レース後、長い道走りや激斜上りなどを「苦しい戦いだった」と言った村越に比べて、「スポーツをしていることを実感させてくれるような・・・」と称した松澤に、ちょっとだけ余裕が感じさせられその差が勝負の差となったようだ。以下は常連が顔を揃えたというところか。
W21Eは塩田の舞台だった。表彰台でのインタビューでこのタフなコースを「楽しく走れた」と言っている辺りが彼女の好調さを象徴している。2分前の田島は「途中で追いつかれ、コントロール周りで先行しても次の道走りですぐに抜かれる、を繰り返したが最後は置いていかれた」と言っていた。これで東大大会に続いてのエリートクラス優勝ということで、エリートポイントもしっかり加算し、来週のICSに弾みが付いたことだろう。以下、金並、落合が1秒差で2、3位を分け合った。
M21E
W21E
1 松澤俊行
81:11 1 塩田美佐
75:41
2 村越 真
82:48 2 金並由香
77:20
3 加賀屋博文 86:53
3 落合志保子 77:21
4 山口大助
86:59 4 田島利佳
80:36
5 鈴木卓也
87:01 5 高野由紀
81:25
6 山本英勝
87:59 6 三好暢子
82:08
7 高橋善徳
89:58 7 渡辺円香
82:12
8 羽鳥和重
91:27 8 山本康世
82:39
9 大西淳一
91:56 9 竹内亜紀子 84:05
10 柳下 大
92:11 10 宮本知江子 84:18
M21Aは、前日のリレーでも快走した東大3年の加藤が4分の差をつけて優勝。学生連が来週のインカレショートに向けて調整してきていることを感じさせる結果だった。
W21Aは草野の貫禄勝ち。学生では京都橘の横江が長田、深沢らを抑えての3位入賞と、これまた来週が楽しみな結果を残した。
M21A
W21A
1 加藤弘之 1:14:14
1 草野 望 1:02:12
2 小泉成行 1:18:34
2 加賀屋寿理 1:06:34
3 森内知男 1:18:43
3 横江君香 1:06:35
4 谷中一喜 1:20:28
4 長田江美 1:08:29
5 増田佑輔 1:20:53
5 乗末裕子 1:09:36
6 山内亮太 1:20:58
6 高島恵美子 1:10:15
7 深沢博子 1:11:34
M21AS
W21AS
1 青木俊之 1:02:37
1 山岸千津子 1:00:38
2 蛭田晃仁 1:03:33
2 金原和泉 1:04:12
3 田丸大介 1:05:37
3 岡田光代 1:04:24
M35A
W35-45A
1 柳澤 貴 1:16:41
1 菅原裕実 1:12:39
2 宮川達哉 1:19:48
3 城森博幸 1:20:29
M40A
W50A
1 五十嵐則仁 1:00:31
1 若松リツ子 1:10:56
2 小林二郎 1:01:22
3 鈴木規弘 1:03:36
M45A
W20A
1 大塚校市 1:01:11
1 黒河幸子 1:16:14
2 久保田優 1:04:51
2 平林静保 1:23:26
3 土屋晴彦 1:09:14
3 矢口恭子 1:27:15
筆者は途中でメガネを飛ばし、発見するまでに5分近くをロスし優勝を逃す。
M50A
M55A
1 海老沢正 1:00:46
1 上野山禎造 1:04:47
2 尾上秀雄 1:01:41
2 鈴木栄一 1:04:55
3 河 泰鉱 1:04:37
3 鈴木英一 1:09:03
M60A
1 尾上俊雄
43:05
2 武石雄市
46:50
3 笠井泰自
48:06
注目のM20Aは、蔵田、佐々木、禅洲が分差で並んだ。プレセレの時の好調さを持続しているようだ。
M18Aは小山が海老を制した。
M20A
M18A
1 蔵田真彦 1:04:15
1 小山温史 47:38
2 佐々木良宣 1:05:24
2 海老成直 51:04
3 禅洲 拓 1:06:57
3 山崎貴彦 59:18
4 森下隼人 1:13:29
4 川名 聡 1:00:15
5 本多 仁 1:18:24
6 宇田川雅令 1:18:26
M16A
7 山田高志 1:18:56
1 木原 悠 1:42:39
8 青木博人 1:20:29
2 中村遼平 1:48:21
9 時岡 優 1:23:17
3 弥富則仁 2:11:55
10 樋口佳和 1:31:10
筆者の走ったM50Aのルート&アナリシスはこちら
29日の筑波大会は、あいにくの小雨が降り続く天候の中での開催だったが、学生には来春のインカレE権を賭けて、北東、北信越、東海、関西、各学連のセレクション第1戦でもあったため、熱気のあるレースが各所で展開された。一般のMEクラスでは、新が快走を見せ、決して調子が悪くなかったと言う鹿島田を破っての優勝を果たした。学生の紺野も僅差で2位に入り健闘。WEクラスは、雨天に強い(?)高野が2位以下を2分以上離して貫禄の優勝を果たした。
以下、速報より
M-SEL1
M-SEL2
猪飼 雅 1:20:59
北信越 スト高橋 1:26:39 じゃー
大嶋真謙 1:21:27
北東 西尾信寛 1:27:10
関西
長谷川啓 1:31:15
北東 西村宏久 1:30:34
関西
後藤友宏 1:32:02
北東 ブル青木 1:33:21
じゃー
笹谷淳一 1:32:43
北信越 内藤一紀 1:35:11 東海※
武村 譲 1:33:34
北東 大北洋平 1:35:29
関西
梶谷拓志 1:33:59
北東 岡本祐樹 1:35:31
関西
長沢智信 1:34:28
北信越 鈴木陽介 1:36:06 関西
八巻得郎 1:34:46
北東 寺田博之 1:37:20
関西
菅原 啓 1:34:48
北東 深川陽平 1:37:57
関西
玉木圭一 1:35:44
北信越 前田哲史 1:38:07 関西
小木田紘典 1:36:09 北東
ラズ大森 1:41:32 じゃー
W-SEL1
W-SEL2
井上アヤ乃 1:09:30 北東
番場洋子 1:03:06 関西
池田和香子 1:10:14 北東
森田有希子 1:04:08 東海※
下村淳子 1:11:36
北東 横江君香 1:08:05
関西
増山 歩 1:12:47
北信越 澤田留己 1:08:06 関西
下山修子 1:19:22
北信越 塩田純子 1:10:18 関西
本多祐子 1:23:39
北東 田澤富美子 1:17:50 東海※
斎藤裕美 1:24:48
北信越 古橋かおり 1:18:31 東海※
三浦美津子 1:28:42 北信越
重安明子 1:18:32 東海※
土屋祥子 1:29:50
北信越 杉山直美 1:19:03 関西
南 朋江 1:34:41
北信越 長野めぐみ 1:20:55 東京女子
出利葉理子 1:36:56 北信越
田島聖子 1:27:28 東京女子
玉木理恵 1:37:04
北信越 谷 久美子 1:27:45 関西
小林真理 1:38:12
北信越 山本真美 1:28:50 東京女子
平林静保 1:40:04
北東 足立悠紀子 1:29:06 関西
上田慶子 1:40:41
北信越 中家陽子 1:31:27 関西
佐藤祐子 1:43:34
北信越 森 藍 1:41:31
関西
半澤美咲 1:36:06
北東 倉島直美 1:43:15
東京女子
坂本淳子 1:51:25
北東 原 由依子 1:49:26 関西
岩間可南子 2:00:34 北信越
大関恵子 1:50:31 東海※
菊重洋子 1:58:21 東京女子
ME
WE
新 隆徳 1:30:19
高野由紀 1:24:21
紺野俊介 1:31:42
金子恵美 1:26:49
鹿島田浩二 1:31:45
田島利佳 1:28:42
加賀屋博文 1:32:16 三好暢子
1:29:45
高橋善徳 1:34:09
小林啓恵 1:30:13
藤城公久 1:35:19
金並由香 1:32:00
山口大助 1:39:43
岩谷ひろみ 1:33:33
安井真人 1:40:44
加納尚子 1:34:30
篠原岳夫 1:41:56
宮本知江子 1:35:52
羽鳥和重 1:46:59
伊藤恭子 1:36:48
M21A-1
M21A-2
川崎輝雄 1:31:32
大西淳一 1:19:28
小山 清 1:32:32
梅林正治 1:25:14
竹澤 聡 1:32:40
森下隼人 1:28:42
M21AS
W21A
山城和興 0:52:37
草野 望 0:59:29
柳澤 貴 0:54:10
長谷川恵子 1:01:11
小笠原揚太郎0:57:18
高島恵美子 1:03:40
M35A
加賀屋寿理 1:04:28
宮川達哉 0:50:23
高橋美和 1:04:36
M40A
山根 玲 1:05:17
大塚校一 0:59:36
M50A
尾上秀雄 0:42:55
M60A
原野幸男 0:49:40
M18-20A
W20A
成川研介 0:58:57
鈴木詩奈子 0:53:09
寺垣内航 1:02:13
小泉沙織 0:55:42
久野雄介 1:05:14
井手千寛 1:09:51
青木博人 1:05:51
高泉佳苗 1:12:23
熊田健宏 1:06:05
望月順子 1:21:22
内田拓馬 1:07:12
川島沙邪香 1:32:35
神谷 実 1:08:26
山田雄一郎 1:12:41
赤坂太郎 1:13:21
浜端紀行 1:14:05
安藤 誠 1:14:06
立花 聡 1:15:09
筆者の走ったM50Aのルート&アナリシスはこちら
本日、神奈川県秦野市にある「菜の花台」にて、オール慶早戦がOLKの運営で開催された。曇天ではあったが一部の他大学からの参加も含め、約120名の参加だった。コースは「菜の花台」の東半分を使用し、一番高い所をスタートにしたためにアップが抑えられ、トップはキロ10分程度であった。7年前の地図だったため、一部植生の変化があり、それに対応しきれない選手が多かったようだ。地図の精度は悪くないのだが、こういう植生変化があるかもしれないという状態に対応できるのは、やはりOB、OG連の方が一日の長があるようで、MA、WA共に現役が冴えなかった。
(速報より)
MA
WA
1 石澤俊崇 33:34 OC
OB 1 志村聡子 42:55 OC OG
2 稲津隆敏 33:40 KOLC
OB 2 酒井真由美 45:37 OC OG
3 田崎友康 34:48 農大
3
長田江美 46:31 OC
4 安井真人
34:55 OC 4
山内裕子 47:30 OC OG
5 榎本和弘 36:41 OC
5 須藤千晶 48:19 KOLC OG
6 前田直毅 36:52 KOLC
6 新 桂子 50:44 OC OG
7 西村秀生 37:00 OC
OB 7 岡田真希子 52:11 KOLC
8 紺野俊介 37:14 OC
8 望月順子 56:47 KOLC
9 鈴木慎一郎 38:28 KOLC OB
9 山根 玲 60:34 KOLC OG
10 山内亮太 38:43 OC OB
10 鈴木詩奈子 62:39 KOLC
11 鈴木秀樹 39:20 OC OB
11 矢口恭子 63:19 OC
12 井下田哲 39:29 OC
12 高橋ひろみ 65:36 KOLC
13 宮川達哉 39:35 OC OB
14 青木将人 39:39 KOLC
15 高橋 徹 42:06 KOLC
MF
WF
1 高橋和義 38:10 KOLC
OB 1 横関 梓 32:31 農大
2 清水伸好 38:21 KOLC OB
2 佐藤玲子 42:06 OLK
3 久野雄介 41:42 OLK
4 神谷
実 47:52 OC
5 志賀俊信 49:20 KOLC OB
6 寺垣内航 52:03 OC
7 今泉知也 57:08 OC
MAのトップはOB対決となり、6秒差で石澤が制した。現役では安井がトップでOC勢が上位を占めた。KOLCは前田がかろうじてその間に食い込んだ形。WAはOCの長田が一人気をはいたが、後が続かずKOLC勢が続いた。とは言えレベルの低い戦いに終始した。
MFでは同コースを走ったOBは除外するとして、慶早ではないがOLKから参加した久野が10月1日の新人戦に続いてダントツのトップになったのが光っている。MFはWAと同コースだが志村を上回るタイムでもあり、今後が期待できそうだ。
トピックスとしてはOLKの的場氏が「iモード」による速報を試みており、携帯電話での速報チェックができたことだ。
千葉の山武町で関東プレセレ&新人戦が開催された。どんより曇り勝ちの天気だったがほとんど雨には見舞われずに、終了頃には青空になるOL日和だった。
MEは両クラスとも、蔵田、佐々木という成長株の2年生が上級生を抑えて1位となった。またWEは長田、加藤の一騎打ちとの筆者の予想を外して二俣が制覇し、あいかわらず筑波の層の厚さを示す結果となった。ただ全般的に上位選手にもミスが多く、トップが60分を切れないという低調な?レースだった。特にWEのボーダーは1時間55分とかなり低いレベルとなった。この結果、MEの各35位以内、WEの52位以内が通過となり、免除者と共に12月3日の神奈川での本セレに臨む。
一方、新人戦は例年になく大人数(エントリー180名)で白熱し、男女とも上位はなかなか良いタイムだった。特にWFの皆川は2位を6分も引き離す圧勝で注目を浴びた。今後に期待しよう!
以下、各クラス上位6位までの速報結果を示す。
<プレセレ>
ME1
1 蔵田 真彦 東京工業大学 2 1:05:39
2 井下田 哲 東京都立大学 4 1:08:45
3 時岡 優 筑波大学 2 1:09:47
4 中村 直人 筑波大学 4 1:10:07
5 降旗 芳典 東京大学 3 1:10:34
6 武田 圭二 千葉大学 3 1:10:51
(35位 1:28:25)
ME2
1 佐々木 良宜 筑波大学 2 1:01:40
2 小泉 成行 筑波大学 3 1:02:03
3 高橋 徹 慶應義塾大学 4 1:06:50
4 大塚 友一 早稲田大学 4 1:08:02
5 宮城島 俊太 図書館情報大学 4 1:09:22
6 石原 伸晃 東京大学 4 1:10:08
(35位 1:25:18)
WE
1 二俣 みな子 筑波大学 3 1:07:12
2 加藤 貴子 筑波大学 4 1:07:45
3 長田 江美 日本女子大学 4 1:08:12
4 黒河 幸子 筑波大学 2 1:09:04
5 志村 良子 千葉大学 4 1:10:59
6 井手 千寛 相模女子大学 2 1:11:43
(52位 1:55:26)
<新人戦>
MF
1 久野 雄介 東京大学 1 0:40:54
2 北島 聡之 東京農業大学 1 0:41:39
3 青木 博人 東京大学 1 0:41:42
4 神谷 実 早稲田大学 1 0:42:49
5 市村 武文 東京大学 1 0:43:13
6 浜端 紀行 東京大学 1 0:43:46
WF
1 皆川 美紀子 東京農工大学 1 0:28:14
2 丸山 奈々子 東京女子大学 1 0:34:24
3 原 響子 千葉大学 1 0:35:22
4 掛谷 朋美 千葉大学 1 0:36:58
5 佐久間 裕子 千葉大学 1 0:38:31
6 柴田 絵理 実践女子大学 1 0:39:15
ダントツで女子新人王に輝いた皆川さん
9月10日、東京都選手権大会に乗った形で、東京都、埼玉県、神奈川県、3県合同の全日本リレーセレクションが開催された。場所は東大大会の開かれた「宇根峠」。各県とも第2戦ということで、これで最終的にそれぞれの方針で選手が決まる見込みである。エリートクラスのみ速報結果を示す。
ME 鹿島田 48:02 東京 WE 金子恵 59:23 埼玉
加賀屋 49:21 東京 金並由 61:30 東京
美濃部 52:28 埼玉 深沢博 61:50 東京
小河原 53:23 神奈川 山本康 62:01 埼玉
鈴木卓 53:47 神奈川 志村直 64:17 東京
松澤俊 54:45 東京 竹内亜 64:35 東京
石井龍 55:46 田島利 67:16 埼玉
冨田吉 56:31 埼玉 宮川祐 71:08 神奈川
山本英 58:16 神奈川 渡辺円 72:05 東京
この他、茨城県を始め全国的にあちこちでセレクションが開かれたようである。今年からの競技者登録のルールによりさらに選手の都市部への集中化が感じられるが、果たして最終的にはどのような状態なのだろうか。現在、直感的には埼玉が最強で、続いて東京、神奈川の順と考えるのが順当だと思える。差し支えのない範囲での情報提供をお願いします。
9月9日、京都にて寺嶋一樹さん、高木貴美江さんの結婚式およびパーティが開催された。都ホテルのチャペルでは、お二人の思い出の品々(メダル、写真、地図、デフなど)が展示されていた。午後には丸山公園で「朱雀OLC」主催のクイズパークOが開催された。渡されたひらがなの文字をスコア的に消し込んで行き、残った文字を並べ直すとお二人にちなんだメッセージが現れるというもの。それを正しく言えればゴールだ! オリエンティア同志の結婚式で何らかのレクリエーションメニューを開催することが今後もはやりそうだ。夜も2次会、3次会と時間を忘れるように会が進み、仲間達に囲まれたお二人は幸せそうだった。
第8回のクラブカップリレー大会は、27日に快晴猛暑の中でICS98のテレインである椛の湖で行われた。結果は前評判通り多摩OLの連覇となった。おめでとう! 2位には私の予想でも対抗に推したOLP兵庫が入り、6位まで以下の通りほぼ順当な結果となった(多摩OLのタイムは後でEカードのアクティベート不良が確認され訂正された)。私の予想では三河OLCを外してしまったが(大変失礼しました!)、若手の秘密兵器が活躍したようでとても喜ばしい結果である。とはいえ、予想が当るということはクラブの力が固定化されて来ているということでもあり、次回以降各クラブとも一層の奮起が望まれる。
ベテランカップの方は、前年度優勝のサン・スーシが秒差で4位にまで沈み(敢えて番狂わせと言わせてもらおう)、波乱の展開となった。ベテランといえどもテクニカルなテレインでは、ちょっとした油断がミスにつながることを示してくれた。ベテランカップは各クラブともクラブカップとの両立で悩むところも多いだろうが(制限選手捻出のため)、何とかさらに盛り上げたいものだ。
番外編として取り上げたJWOC99の「チームルセ」は、筆者予想走順と4、5走が入れ替わったのみでほぼ同じ作戦で臨んだ。7走のアンカー加藤はウルトラクラブアンカーの許田と最後の1km勝負となったが、期待に違わず先に現れ接戦を制した。
以下、速報およびメンバー掲示板からの情報なので間違いがあるかもしれません。正式には主催者発表の結果をお待ち下さい。
なお大会に先立ち、筆者がサン・スーシの中で行った予想コース(当たりと言って良いでしょう)を公開する。このサンプルコースの他、1、2走、4、5走のどちらかがループしてすれ違いコースになることも予想的中した。
筆者は翌日のリベンジレースまで参加。ここでも3時間近く山に入りテレインを堪能した。車の走行距離は920kmと一大遠征であった。小人数の運営者の方々に感謝いたします。
大会前に予想したコースはこちら
筆者の走ったルート(5走)&アナリシスはこちら
クラブカップ
1.多摩OL−A 4:15:01 高橋厚 菅原琢 多田宗弘 ヨルク 宇野浩一 冨田吉郎 上坂寛之
2.OLP兵庫A 4:23:33 山本賀彦 岩倉毅 川崎輝雄 城森博幸 尾上俊雄 橋本裕志 石井泰朗
3.京葉OLクラブA 4:24:04 中村正子 早野哲朗 香取伸嘉 小山清 宮本知江子 石澤俊崇 松澤俊行
4.三河OLC−B 4:35:11 金田哲夫 小野盛光 河合芳尚 羽柴公貴 桑山実 稲葉英雄 安斎秀樹
5.横浜OLクラブA 4:42:04 志村聡子 武藤拓王 清谷智弘 山内亮太 若梅友行 鈴木卓弥 山本英勝
6.つくばROC−B 4:47:02 林ゆかり 小比賀健司 小暮喜代志 永井直樹 河村健二 藤井範久 藤城公久
ベテランカップ
1.東京OLクラブB 3:22:25 井上幹男 高野義次 シロラ 海老沢正
2.OLP兵庫C 3:24:21 永田実 河泰絃 磯部貞夫 上野山禎造
3.愛知OLC−A 3:24:40 岡野英雄 石田亘宏 粟野義明 元川邦人
4.サン・スーシV 3:24:53 久保井輝政 大場隆夫 高田和彦 冨樫勉
4日後に迫ったクラブカップを展望しよう。本日渋谷の織田フィールドへ行って走る傍ら情報収集に努めたが、皆口が固く?断片的な情報しか得られなかった。ということで筆者の独断と偏見で、走順も含めてずばり予想をしてみよう。
<Sグループ> 1 2 3 4 5 6 7
多摩OLC 竹内亜希子A 菅原琢C
太田宏樹 ヨルクC 宇野浩一B 富田吉郎 上坂寛之
OLP兵庫 河泰絃A/山本賀彦C 尾上俊雄A 岩倉毅C 橋本裕志C
城森博幸B 川崎輝雄C 石井泰朗
横浜OLC 清水潔B/志村聡子B 清谷智弘
山本英勝 武藤拓王C 若梅友行A 鈴木卓弥 山内亮太
京葉OLC 小山清B/中村正子B 早野哲朗B 香取伸嘉 砂川貴幸
宮本知江子A 石澤俊崇 松澤俊行
<Aグループ>
チーム白樺 金田収子B 元木悟 兼田僚太郎 美濃部康世B
木植早生A 出島秀一 大西淳一
渋谷で走る会 加賀屋寿理B 柴本浩児A 野嶋茂樹 国沢五月
羽鳥亜希子A 加賀屋博文 鹿島田浩二
<番外編>
チームルセ 狐塚智康 番場洋子♀ 田崎友康
塩田純子♀ 高橋ひろみ♀ 増田佑輔 加藤弘之
昨年優勝の多摩OLは、不動のメンバーと走順で2匹目を狙って来るだろう。唯一の制限A選手の竹内を1走においてトップから7〜8分以内で帰って来ることを期待し、贅沢な2〜5走で追い上げ、冨田、上坂の2枚看板で勝負を賭けるという作戦だ。1〜3走で大きく出遅れさえしなければ、やはり本命の優勝候補だろう。但し今年はどこかに死角があるような気も・・・
OLPは今年こそチャンスだ。ほぼ全員が制限選手という構成が示すように、際立ったエースがいない替わりに大きく外しそうな人もいない。その中でもバラツキがやや大きいが、波に乗ればパワーを発揮する2名を1走に器用する作戦が魅力的に思える。この安定度ナンバー1のチームを対抗に推す。
今年侮れないのが横浜OLCだ。制限C選手の武藤を加えたことにより一段と魅力が増した。いずれも距離の短いリレーでは力を発揮する勝負師が揃っているのでひょっとするとひょっとする可能性すらある。残された制限選手A、Bのでき次第だろう。
京葉OLCも主要メンバーがたくさん抜けたとはいえ、こうやって並べてみるとさすがに層が厚くまったく見劣りしない。そうは言っても昨年に比べると精神的な余裕がなくなったのは事実で、それをはねのけられるかがポイントとなる。最後に石澤、松澤がいるという信頼感で一丸となれれば当然上位が狙えるチームである。
チーム白樺はユニバーメンバーの欠員などもあり、戦力ダウンは隠せない。木植をベテランクラスで使うようだとさらに苦しくなる。渋谷で走る会も加賀屋、鹿島田の2枚看板は強力だが、いかんせん人材不足で苦しい。この2チームはいずれも制限選手として女性を大幅に使わざるを得ない状況であり、Sグループに食い込むのは難しいだろう。メンバーは示さなかったがつくばROCもこのグループだろう。発憤して上位に食い込んでくれると面白いのだが・・・
最後にあまり目立たない学生チームの中で、JWOC99の「チームルセ」を特筆しよう。これがクラブチームかという議論はあるだろうが昨年のJWOC77、99チームが正規チームとして記録されている前例があるので問題ないだろう。男女とも全員がインカレエリート選手であり、現役学生チームの中では男子だけのオープンチームを含めても間違いなくトップレベルだろう。私が監督ならこういう走順にしたいというのを示した。1走の狐塚の役割は大きい。ここでそれなりの位置に付けられれば、2、3走で上位チームが見える位置まで浮上させることも可能となり、4、5走での落ち込みを最低限に抑えて1桁順位を狙って来るだろう。
以上、失礼な点がありましたらご容赦を! (文責:尾上秀雄)
8月22日 <<トータス3日間大会>>
トータス3日間大会が8月11〜13日に八ヶ岳で開催された。全体の結果はすでにトータスのホームページに紹介されているのでそちらを参照されたい。3日間大会ということで、ミドル、ショート、ロングというコースが異なるテレインで用意された。参加する側から見ると体力的にはちょうど良い順番だったと思う。3日間の長丁場では様々な課題に対してミスを最小限に抑えないと上位に入るのは難しい。それができるのは・・・との予想通り、経験豊かな方々が上位を占めた。2005年に向けて世代交代が期待される中、「まだまだ君たち甘いよ!」と突き放された結果だった。
筆者はベテランクラスがなかったので35才以上のMSクラスに出場。エリート級の選手を含む50数名のクラスだったが、一応一桁順位を目標にする。初日こそ7位と一桁に入ったが、2日目で10位、最終結果は14位とずるずると後退してしまった。これは決して体力的な問題ではない。今にして思うに、やはり強豪が大勢いることに対する意識の問題が大きかったように思う。日頃は普通にやれば勝てるという余裕に近いものがあるのに対し、ベストレースに近いレベルでのオリエンテーリングをしないといけないんだ、という意識がどこかにあって、それが肝心な時に悪さをしてずるずるとミスを重ねてしまったのだ。コーチとして、人に対しては幾度となくそういう話をして来ているのだが、自分のことになるとなかなかうまく行かないものだ。
そんなこんなで結局初日、2日目ともに兄と秒差のレースをしてしまい、最終日のチェイシングでは21秒差という、一部にはマニアックな見所を提供してしまったが、何とか最後は兄のミスにも助けられて逃げ切り面目を保った(トータスのダイジェストでは負けていることになっているが、あれは速報の間違い)。
いつも楽しい大会を企画してくれるトータスに感謝。次回はどんな大会だろう?
MSクラスを走った筆者のルート&アナリシス(初日、2日目、最終日)
8月7日
帰国したばかりの村越氏から報告が流されましたので転載します。
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村越です
昨日帰ってきました。ご承知のように2005年の愛知での世界選手権開催が決定しました。長い間オリエンテーリングに携わり、また世界の舞台で走ってきたものとして、信じられないような喜びです。これまで日本は、国際舞台の中でどちらかというと受け身でした。今回のWOCに立候補し、さらにスウェーデンとハンガリーと競り勝って、開催地を自らの手で勝ち取るという過程を通して、国際社会の中で責任を果たしていく「大人」になれた(る)んだと思います。愛知だけでなく、日本全国のオリエンティアーの参加でこのイベントを成功に導いていきましょう。
落合氏をチーフとする愛知の招致チームはこの招致に向け、最大限の努力を果たしてきました。僕はその中でもっぱらコングレスでの招致活動に携わってきました。そのあたりをレポートします。
8月1日にデンマークの合宿を離れて、オーストリアへ向かった。ウィーンの友人に13年ぶりで再会して旧交を暖めた後、ライプニッツ(同じくオーストリアでウィーンから電車で3時間)に向かった。IOF(国際オリエンテーリング連盟)に参加するためである。IOFの総会は2年に一度開かれており、今回で20回目を数える。1980年代までは日本も参加していたが、その後およそ10年のブランクがあって、1996年から再び参加するようになった。
1996年は僕一人、そして前回はWOC招致を表明する愛知からの落合君の二人であったが、今年はその正式表明および決定のための投票ということで、JOAからも5名の代表、WOCの運営者となる愛知より4人、また日本への各種国際会議招致を援助しているJNTOとWOCを協賛する愛知万博より一人づつ、また応援団として併設されるパークOに参加する3人という、合計14人という一大代表団となった。
総会での招致活動と投票の話をするのに、そこまでにいたる経緯の説明は欠かせない。2年前に招致の意志を表明した時には、対抗馬はなしと思われていたところが、昨年の秋になってスウェーデンが、また冬にはハンガリーが立候補するという事態となった。スウェーデンは言うまでもなくオリエンテーリングの発祥地、そして自他ともに認めるオリエンテーリングの盟主である。またハンガリーはIOFの設立当初からの加盟国であり、すでに83年に世界選手権を開催、72年と91年・95年には世界チャンピオンを出しているオリエンテーリングの強国である。近年にない激しい開催地争いとなってしまった。
IOFはことあるごとに世界への普及を、そしてそのために世界選手権を様々な地域で開催する重要性を指摘する。その盟主たるスウェーデンがなぜ日本に対抗して?総会当日の中島JOA副会長の演説にもあったように、愛知の落合氏をチーフとする招致チーム全体が割り切れない思いであったことは確かである。スウェーデンなら技術的にも社会環境的にも安心してWOCを任せることができる。テレインの質も保証されている。しかもスウェーデンは、各国チームに対して無料の宿泊とスウェーデン内での移動を約束してきた。ただでさえ物価高で悪評の高い日本である。しかも航空券の値段は2倍では済まない。日本でのWOCを各国にとって経済的に負担の少ないものにし、魅力あるものにするための努力、それをアピールする活動がそれから始まった。
過去の開催国にロビー活動の実績を問い合わせたり、JNTOのアドバイスと協力によって各国のキーパーソンにコンタクトをとったり、万博とのタイアップやスポンサーの援助、教育委員会の協力による安い宿舎の確保などがそれである。招致委員長である落合氏や新帯氏をはじめとする愛知県協会の主要メンバーはそのために多くの時間を費やした。東京の上田氏、毎日新聞(トータス)の白戸氏の協力も仰ぎ、最高の条件をプレゼンテーションできるための準備が進められた。こうした熱意に動かされ、JOAもようやく重い腰を上げた。紆余曲折はあったが、なんといっても理事であり森永の副社長でもある中島氏がオーストリアに来て基調演説をしてくれると聞いた時には正直驚いた。
オーストリアでも、PRのためのブースを設置し、それを見に来る各国の代表団に日本での世界選手権の意義を説明したり、日本文化の紹介をした。WCに参加した選手のコメントに始まり、日本文化の紹介やビデオ放映など、招致チームの新帯氏にきめの細かいプレゼンテーションであった。これらの準備活動の詳しい内容は、いずれ落合氏等からのレポートがあるだろう。
特筆すべきは金井塚君(京大)の活躍である。彼は自ら名乗り出て7月のほぼ一月をヨーロッパ各国のオリエンテーリング連盟の訪問にあてた。こうして、招致チームは、日本でのWOCができるだけ各国チームの負担にならないものであることをアピールするとともに、日本でオリエンテーリングを開催する意義を各国に浸透させることに努めた。いくつかの連盟は、日本でWOCを開催することの重要性を主張する招致チームの主張を聞いて即座に支持を表明してくれた。また支持はできない旨とする連盟からは、日本でのWOCの弱点がどこにあるかを認識することができた。
今回の遠征中も、WCでは各国の選手のコメントを聞いていると、「理念的には日本での開催は大事だよね。でもスウェーデンは近いし(うちから車で2時間半だよ:ホーカン談)、メディアの取り上げ方も、スポンサーの付き方も違うし(それはセルフィッシュ・リーズンだけどね:ユハ談)」と言った反応がほとんどである。このころは正直ちょっと厳しいかなという気がしてきた。直接コングレスで投票にあたる各国連盟首脳の反応は概ね3つに分かれる。「理念は分かる。全くその通りだ。うちは日本を指示するよ」。非北欧のチーフを自覚するスイスはその典型である。また対抗勢力を自認するロシアもそうだった。IOFの理事を出しているポルトガルなどもこの部類である。オーストラリアやニュージーランド、アメリカ、カナダなども理念には賛同してくれる。彼らは非ヨーロッパの同士であるとか、実際に日本の方が渡航のコストが安いといった実利面でも日本での開催を支持してくれたものと思われる。カナダやニュージーランド、南ア等はもともと代表団を送る予定がなかったものを、招致チームのリクエストに応えて、併設のパークOに参加していた選手を代表団として認定し、日本に投票する手はずを整えてくれた。
もう一つの反応は「うちは金がない。日本に選手を送るのには多大な金がかかる。応援できない」とはっきりした否定である。これは旧東欧に多い。ことあるごとにこうした国々が苦労して世界選手権に参加しているものを見ている身としては、もちろん納得できる意見ではあるが。
意外に大国の態度が煮えきらない。イギリスも「いずれも考慮に値する提案だ。じっくり考えたい」と言うし、97年に立候補を表明し、スウェーデンに決まることが不利になるはずのデンマークも「前日の夜決める」と言う。ある選手の話によれば、スウェーデンに投票せざるをえないが、本当は日本がなってくれるといいなと思っているとか。事あるごとにスウェーデンに反発するノルウェーも、当日のティーブレークで「意見が聞きたい」と連盟会長に詰問すると、「分かってくれ、北欧諸国は一緒にやっていかなければならないのだ」という。政治の世界の奥深さをかいま見れて興味深かった。また近隣諸国ということで当然賛成に回ってくれると連絡を取り合っていた中国が、投票がある午後には観光に出かけてしまったのにもびっくりした。
会議は8月4日の9時過ぎに始まった。開会後、開催地決定の投票にハンガリーを含めるかどうかの投票が行われた。ハンガリーが締め切り時に出した書類には多くの不備があり、正式な立候補としては却下されたのだが、そもそも立候補の書類送付が遅かったことにハンガリーのアピールがあり、立候補を受け付けるかどうかの決定が総会にゆだねられることになった。もしハンガリーが入れば東欧の票のいくつかはハンガリーに流れるだろう。実際ルーマニアは明かにハンガリーを支持していた。票が割れれば日本が有利になる(実は実際の投票は過半数を獲得するまで最下位を落として繰り返される方式だったので、この認識は誤りだったのだが)。ここはハンガリーの立候補受付に賛成票を投じる。この承認には2/3の票が必要なので、厳しいかなと思っていたのだが、26/36で可決される。この投票の時、ニュージーランドのアリスタはわざわざ日本の席にやってきて、「ここは賛成がいいんだな」と念を押してくれた。
スプリント(パークO)の世界選手権を導入するかどうかで、午前中の議事は紛糾した。PWTのヤノスラ・カクマルチェクがかつての世界チャンピオンでありミスターオリエンテーリングと称されるヨルゲン・モルテンソンをゲストスピーカーとして呼ぶことを提案し、ヨルゲンはIOFの保守的な姿勢を批判するスピーチを行った。総会乗っ取りにも等しい、理事会のピンチである。会長スーはこのピンチをなんとか乗り切って会議は昼休みに入った。
休み時に、何度か副会長のヒュー・カメロン(オーストラリア)がやってきて、「投票の方法知っているか一度で決まらなければ、最下位を落として決戦だ」さらにその後、「さっきのに一つ訂正がある。一度目で過半数を取れば決まりだ」。彼は昨日の夜も「おい、知っているか、スウェーデンはWOC期間中の選手無料宿泊のバウチャーを配っている。見せておこうか?気をつけてくれ」。受験生を試験場に送り出す父親のように、彼はあれこれと気を遣ってくれた。
2時から始まった会議は、今日のメイン・イベントを待ちかねるように議事が進行し、いよいよ3時、3国のプレゼンテーションの時間となった。直前の休憩の時、香港のベラがやってきて手を叩き合った。「さっき世界選手権でやるって決まったスプリントを万博の会場でやるって言っちゃえ」とマーセルが言ってました、と金井塚が言ってきたので、それもつっこんだ。プレゼンテーションの順番はくじ引きで決定された。慎重な配慮に、IOF首脳がこの投票が微妙な結果になるものであると予測していることがうかがわれた。
日本は一番くじ。いよいよ本番という時に、パソコン接続のプロジェクターがうまく作動しない。議場にじりじりとした空気が流れた。「もう時間を計りはじめているの?」と、ジョーク気味に質問すると、スーがにこやかに「いいえ、まだよ」と応えたあと、プロジェクターを再調整しようとしていたIOF委員のビョルン(スウェーデン)が「時間を減らそうとしているのさ」とジョークを飛ばし、会場の緊張がほどけた。しかし、これ以上待てないと判断し、プロジェクターなしではじめようとした時、副会長のエドモンドが、「5分休憩しよう」と提案をしてくれた。「日本を支持している」と言えない誰もが、日本を支持してくれていたのだ。
そしてプレゼンテーション。僕が司会をし、まずJOA副会長である中島さんの挨拶、そして万博協会の代表である春本さんが挨拶をした。与えられた時間は10分。きっちり測るよ、と言われていた。ここまでで4分から4分半で、僕が後半の詳細な話をする手はずになっていた。ところが中島さんが終わった時にすでに4分以上。うわっ!という感じだった。春本さんが挨拶している間に、中島さんの内容とだぶったところを省いて、2分くらい縮まる修正をして話を始める。8分45秒位で通過しなければいけない部分を9分で通過。厳しいと思いながら少しづつ表現を縮めて対処する。9分40秒を過ぎて、全部はいい切れない/結論がスカスカな表現になるのは嫌だという葛藤があったが、結論に入っていれば10秒くらいは見逃してもらえるだろうと判断し、少し早口にしゃべる。そして10分ちょうどの時点では、明かにもう1センテンスで終わるという状態にできた。
結果は10分12秒。まずは及第点であろう。英文をチェックしてくれてその長さが分かっていたJNTOのヘレウッド氏は、やきもきしていたようだが、終わって脇を通る時、「ぴったり!どうしてできたの!?」と声をかけてくれた。反応は悪くなかった。
2番手のハンガリーのプレゼンテーションは誰がみても熱意に欠けており、いかにも聴衆の箸休めという感じであった。コンセプトは悪くないのにもったいない。スウェーデンのプレゼンテーションは流暢ではあったが、戦略的には明かに失敗であったと思う。選手団への無料の宿泊を約束するバウチャー(もちろんシンボル的なものでしかない)をひらひらさせ、スポーツに熱心なヴェステロースの市長が決定を待ちわびているので電話があったと、携帯を鳴らしてみたり、最後にピクルスを配ったり、エンターテイメントではあったが、それ以上のものではなかった。もし、彼らが「多くの選手をWOCに参加させることこそ真の発展の道であり五輪への近道」と、真っ向から勝負してきたらとても勝ち目はなかっただろう。
3国のプレゼンが終わり、さっそく投票に入る。もちろん日本は即座に書いたが、総会のこの場でも迷っている連盟がある。隣のラトビア連盟会長もなかなか書こうとしない。「日本には興味はある。でも遠いし、私たちの連盟の予算は年間7000ドルしかない。これで国内選手権も含めて何から何までやらなければならないのよ」と言っていた彼女である。
票が集められ立会人によって数えられる。たった37票を数えるのにこんなに時間がかかるのかと思うほどの時間かかっている。隣にいた青木氏が、「おいおい随分一つのところに集まっているな」と言っている。勝てるかもしれない。そう思った。一つの国に地滑り的に票が集まるとしたら、それは日本以外にはありえない。
投票結果を受け取ったスーが口を切った。「時間がかかったから、皆さんは何かが起こったと思っていることでしょう。結果、スウェーデン9票、日本19票、ハンガリー9票。」手元の紙にはちゃんとこうメモしたのに、僕はこの数字を身ながら日本が18票だと思い続けていた。ふーん、半数か、じゃあ決戦なのかと。後に続いたスーの「開催は日本に決定」という台詞を聞いても、「ふーん、過半数っていうのはちょうど半数も入るのかな」なんて、馬鹿なことを考えていた。だから、僕が日本が開催国に決まったのだと意識できたのは、他の日本人が歓声を上げ、議場が拍手に包まれてからだった。もちろん真っ先に落合氏のところにいき、拍手をし、隣にいた金井塚君と抱き合って喜びあった。招致チームの活動、とりわけこの一月の彼らの活動がなければこの決定はなかっただろう。どんな1ステップ手を抜いただけでも日本が破れていた可能性を、票数は示していた。
決定の挨拶をした。「私たちは今喜びにあふれている。しかし、これは結婚式のようなものだ。私たちはこの感動を胸に、これからの時にはハードな仕事をしていく。そして5年後の素晴らしい大会を約束する」ヨーロッパ人にはこのように結婚生活を揶揄する習慣がないのか、議場も感動に包まれていたのか、このジョークは全然受けなかった。ともかくも招致した愛知にとっても、そして日本のオリエンテーリングにとっても責任の重い5年間が始まった。
夜のバンケットの時、さんざん迷っていたラトビア会長のジャネッタが感動の面持ちでやってきた。「日本って、思ってるほど遠くないのよね。きっと。日本に行けることを楽しみにしているわ。」彼女は迷った末日本に投票したに違いない。「昨日のお寿司はおいしかったわ。リガ(ラトビアの首都)に寿司レストランがあるの。今度そこにいくときにはきっとあなたのことを思い出すわ」。
日本に投票したら、選手を送るのにどれほど苦労するかしれない。ひょっとすると送れないかもしれない。そう思いながらも地滑り的に日本の提示する理念に共感してしまった連盟は決してラトビアだけではないはずだ(今でも現役の選手である自分としては、こういう「無責任さ」には複雑な思いだが)。そういう連盟の参加を助け、少しでも多くの選手を参加させることができてこそ、本当のWOCの成功はある。近年spectator
friendly(観客が見て面白い)media friendly(メディア受けする)オリエンテーリングへの変化が強調されているが、根底にはcompetitor
friendliness(参加者に志向した)がなければならない。これはハンガリーが主張するKeeping
tradition and looking for the changeの思想でもある。その意味でこの投票に敗者はいない。スウェーデンの主張もハンガリーの主張も日本のWOCに生き続けていくのだ。
この5年間、ジャネッタと一緒にとった写真を机に飾っておこうと思う。WOC2005の成功には、このような連盟の選手たちの参加が不可欠のものであることを、その写真は思い出させてくれるだろう。
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8月4日
本日開催されたIOFコングレスでの投票で、2005年の世界選手権の開催国が日本に決定しました。
以下、現地からの報告を受けた白戸さんのメールです。
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白戸秀和です。
オーストリアから4日午後11時30分に入った連絡によると、4日のIOF総会の結果、2005年の世界選手権の開催地が日本・愛知県に決まりました。投票結果は日本19、ス9、ハ9。連盟100周年記念として、万全の体制で誘致を進めてきたスウェーデンを破った意義は大きいでしょう。関係者のみなさま、長く苦しい準備おつかれさまでした。
スウェーデンのほかハンガリーが立候補しており、日本は世界選手権の非欧州文化圏で初めての開催の重要性をアピール。IOFの後押しもあり、順調に支持を広げていきました。また、4月のW杯の競技面での成功も信認の向上に結びついたと思われます。参加国の高負担問題と社会的認知度の低さが課題でしたが、誘致メンバーの熱意が世界に広がり、弱点を克服したものだと思います。
「自然との共生」をうたう愛知万博と同時開催することを軸に戦略的な動きが始まりますが、今後は日本のオリエンティアが得意とはいえない準備も求められるでしょう。
いずれにせよ、オリエンテーリング界が転換期に差し掛かっている現状で、すばらしい刺激となることを期待しています。
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以下はこの誘致活動で多大の尽力をされた落合氏の、コングレス出発直前のメッセージです。
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全国のオリエンティアのみなさま
愛知県オリエンテーリング協会
世界選手権誘致委員会
委員長 落合公也
2005年世界選手権の開催を決定する国際オリエンテーリング連盟の第20回総会が来週に迫りました.私たちが国際的に誘致活動を始めて早くも2年が経ちました.紆余曲折を経てなんとか開催申請にこぎつけることができて,この総会を迎えることができるのも,全国のみなさまのあたたかな励ましや期待のお言葉をいただいたからです.それがどれだけくじけそうなときの支えになったかわかりません.本当にありがとうございました.最初はちっぽけな夢からはじまりましたが,いまや日本の夢であることはもとより,アジアの未来がかかっていると感じます.
世界選手権の開催は長年の日本の夢でした.これまでにも開催へ向けて動き出そうとしたことが何度もありました.しかしながら開催申請するできない状況でした.それがこの2005年は自然との共生をテーマにする愛知万博が開催される年ということで,愛知県が世界選手権の開催地として立候補できたわけです.愛知万博という後ろ盾があり,スポンサーやメディアというこれまでオリエンティアが苦手としていた分野においても,有力な応援をえることができています.なによりも愛知万博を運営する博覧会協会からは大変な支援をいただくことができました.IOF総会にまで職員を派遣してくださるほどです.
スウェーデン,ハンガリーを相手にした誘致レースもゴールはすぐそこです.勝敗は最後の最後までわからない状況です.けれども日本に吹く追い風を感じています.ここに来て日本への投票を明言する国がいくつもでてきました.油断はできませんが,勢いを利用して,最後のロビーイングに励みたいと思います.
総会は8月4日.議事進行のペースにもよりますが,日本時間の4日午後9時〜10時の見込みです.決定次第,各種MLにご報告させていただきます.どうぞ誘致の成功を祈っていてください.そして楽しみにまっていてください.
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5月から始めた誘致活動基金への出資も多数のオリエンティア,クラブからご協力を頂くことができました.ありがとうございました.おかげさまで目標額に達しそうなところまできております.それでも,こちらのほうは今一度ご案内をさせていただきます.何卒ご協力いただけますようにお願い申し上げます.
◎東海銀行 名古屋市役所出張所 普通 1201587
「世界選手権特別会計 代表 落合公也」
◎郵便振替口座 00880-5-8427 「世界選手権特別会計」
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..... and more
6月11日
6月4日に行われた東大大会に参加した。前日はJWOCの合宿のため埼玉県野外活動センターに宿泊したのだが、朝には夜来の雨も上がり、ひんやりとさえする気持ちの良い天候だった。思った通りに次第に気温が上がったので早いスタートが有利だったか。
MEは村越真がここのところ負けていた松澤らを押さえて優勝。WEは塩田美佐が大半のエリートが揃った中での嬉しい初?優勝。持ち前の走力に加えて最近はすっかり安定感が出てきたようで頼もしい限りだ。
その他のクラスでは、M21ASで京大2年の西尾信寛が中島篤、許田重治を押さえて快勝したこと、M43AとW35Aで古澤裕子の両親が揃って優勝したことなどが目を引いた。
M50A(M18A、W18-20A)コースを走った筆者のルートおよびアナリシスは こちら
5月15日
5月13日に元木悟・山浦友子さんの結婚式が行われた。お二人の思い出の地、菅平高原のマップにある「シュナイダー記念塔」(下図参照)の前での人前結婚式である。直下の白樺荘から駆け上がって来た何人ものオリエンティア達に見守られて行われた。披露宴はゾンタック、2次会、3次会・・は白樺荘で行われ、夜遅くまでみんなでお二人を祝福した。おめでとう!
また、この結婚式の一つの企画として「マリッジO大会」が開催された。地図に記された6ヶ所のお二人の思い出の地点をフリーポイントで回ってくるというもの。「移動手段を問わず」ということで、車で近くまで行って回った人もいれば全部走って回った人もいて盛況だった。完走者にはもれなく記念品が渡された。
5月12日
4月30日に行われた、ユニバー&JWOCセレクションレースの全ラップが主催者から公表されたので、WAコースを走った筆者のルートおよびアナリシスをアップした。 こちら
5月6日
今年度早くも2つ目の公認大会が愛知県作手村で行われた。前後にも大会が企画されていたことと、来春のインカレ2000の近接テレイン(会場は同じ?)ということで、交通の便があまり良くない遠隔地ではあったが600名の事前エントリーがあった。良い天候に恵まれ、テレインもなかなか面白い場所で地図も1万分の1で見易かった。
エリートクラスは、男子は松澤が村越を、女子は木植が落合をそれぞれ約2分差をつけて制した模様(速報より)。筆者は第8コース(M50A)に出場し、久々にキロ8分ちょっとのミスのない爽やかなレースができた。同コースのOAにも勝てて満足。
M21E 1 松澤 俊行 28 01:07:07 W21E 1
木植 早苗 40 01:18:31
M21E 2 村越 真 40 01:09:14 W21E 2
落合 志保子27 01:20:13
M21E 3 山口 大助 25 01:11:48 W21E 3
金並 由香 29 01:20:23
M21A1 1 松下 愛則 30 01:10:38 W21A 1
安井 千晶 24 00:54:10
M21A1 2 丹羽 正和 23 01:13:29 W21A 2
草野 望 32 00:57:47
M21A1 3 前野 直樹 34 01:13:31 W21A 3
塩沢 美緒 30 01:00:16
M21A2 1 村上 健介 25 01:07:17 W20A 1
古澤 裕子 20 00:48:22
M21A2 2 丸山 茂樹 26 01:13:16 W20A 2
前田 穂 20 00:57:26
M21A2 3 清谷 智弘 28 01:14:24 W20A 3
黒河 幸子 20 00:59:24
M20A 1 西尾 信寛 20 00:41:42 M50A 1
尾上 秀雄 54 00:41:46
M20A 2 山田 高志 18 00:46:51 M50A 2
伊藤 誠厚 51 00:47:51
M20A 3 蔵田 真彦 20 00:50:04 M50A 3
尾上 俊雄 61 00:52:35
M35A 1 竹内 藤雄 36 00:58:18 OA 1
北川 知伸 00:43:06
M40A 1 宇津 明範 40 00:51:41 OA 2
多田 裕司 00:44:23
M45A 1 土屋 晴彦 45 00:50:59 OA 3
狐塚 智康 00:45:48
※ルートおよびアナリシスはこちら
4月30日
WCの行われたテレイン「勢子辻」(松)の左半分で、ユニバーとJWOCのセレクションが好天のもとで開催された。WCの時は雨模様で新テレインを堪能できなかった人も併設大会にかけつけ、例年のセレクションに比べると大人数の参加となった。選考結果は以下の通り(正しくは主催者発表のものを参照して下さい)。
WUOC2000
男子 8.6km 300m 女子
5.4km 160m
1.山口大助 64:28 通過 1.伊藤恭子 52:03 通過
2.高橋善徳 68:09 既決定 2.上松佐知子 54:59 辞退
3.金澤拓哉 68:58 通過 3.塩田美佐 55:44 通過
4.鈴木慎一郎 69:27 通過 4.赤石英美 56:54 通過
推薦?
5.紺野俊介 69:47 推薦 5.深沢博子 ??:?? 推薦
6.村上健介 70:16 補欠
7.美濃部篤 71:00 補欠 小林啓恵 DNS 既決定
8.柿並義宏 71:56 既決定
JWOC2000
男子 6.3km 210m 女子
4.5km 130m
1.加藤弘之 56:45 通過 1.番場洋子 42:48 通過
2.西尾信寛 59:06 通過 2.古澤裕子 54:07 通過
3.宇田川雅令 60:20 通過 3.井手千寛 60:54 通過
4.狐塚智康 62:56 通過 4.岩間可南子 68:53 通過
5.蔵田真彦 63:48 推薦 5.黒河幸子 69:24 推薦
6.禅洲 拓 64:13 推薦 6.西野方子 74:53 辞退
9.佐々木良宣 66:47 補欠 7.鈴木詩奈子 75:49 推薦
8.澤田留巳 76:08 補欠
★選考された人たちのコメント
WUOC2000
山口:社会人になって体力が落ちた。今日はまずまずのパフォーマンス。
本番でも高いパフォーマンスが発揮できるように頑張る。
高橋:今日のレースは良くなかった。WCの時は悔しい思いをしたので、
ユニバーに向けて頑張る。
金澤:インカレより良い走りができた。今日はやるべきことをちゃんと
やった。目標はこれから定めて行きたい。
鈴木:慶應6年生です。ユニバーへ行きたかった。目標はこれから。
紺野:トレーニング不足だった。通ったのでやるからには最高の成績が
出せるようにする。
柿並:今日は良くなくて何人かに辞退したらと言われたが、折角なので
精進して行きたい。
伊藤:トレ不足で苦しかったがそこそこできた。行くまでに体を絞って
努力したい。
塩田:まだまだ改善点が多いので、行くまでにできるだけ準備する。
赤石:ここ半年トレ不足。今日は自分のやれることはやったけど、今の
ままではユニバーでは駄目なので頑張りたい。
深沢:ルートチョイスなどに課題がある。技術・体力ともトレーニング
したい。上司に頼み込んで行けるようにする。
JWOC2000
加藤:昨年も行ったが思ったほど甘くなかった。その反省を生かし今年
は納得いく結果を出したい。
西尾:昨年行った番場さんを見て自分も行きたいと思った。JWOCは一つ
のステップで通過点だと思っている。気を抜かずに頑張りたい。
宇田川:昨年の今ごろはOLを続けようとは思っていなかった。悔いの
ない準備をしたい。
狐塚:2度目なので、何とかその経験を生かしたい。
蔵田:通って嬉しい。課題が多いので5〜6月と十分準備して行きたい。
禅洲:自分は走力中心なのでルートプランなどの地図読みに注力したい。
番場:昨年JWOCに行ってからずっと目標だった。あと2ヶ月悔いの残ら
ない準備をしたい。
古澤:実力のなさ、甘さを痛感した。このままでは駄目なので、できる
限りのことをして行きたい。
井手:精一杯頑張りたい。
岩間:増山先輩にあこがれていた。今日は運が良かった。課題はこれか
ら解決していきたい。
黒河:高校時代は写真部だったので自分でもとても不思議に思う。代表
として課題をつぶすことに努力したい。
以上。みなさん、応援しましょう!
※ユニバー女子コースの予想はこちら
実際に走った筆者のルート&アナリシスはこちら
4月23日
新大大会に初めて参加した。夜行列車のムーンライト越後で朝5時に新潟に着き、そこから越後線でさらに1時間半以上掛かるという辺境?の地での開催だ。しかし、しかしである。北信越の人たちは当然として、遠く関西からの常連や筑波大、東北大などのインカレ上位入賞者達が参加するという人気の大会のようだ。朝まで降っていた雨もスタートの頃にはほとんどやみ、ゴール後は良い天気だった。
テレインは制約の多い場所ではあるが、それなりのコースが組まれていて楽しめた。願わくば地図の精度がもっと高ければ一味も二味も違った大会になったであろうということである。とはいえ会場での案内ビラの一つ一つをとって見ても、部員の丁寧な気配りが感じられ、雰囲気の良い大会だった。100円で具たくさんの豚汁もおいしかった。この辺が人気の秘密か?また入賞者に豪華賞品(1位:お米10kgの袋、2位:お酒一升瓶、3位:(不明)が手渡されたのも、協賛が沢山ついている強みだろう。
以下、速報より。
M21A MB
1.篠原岳夫
1:20:27 1.中島亮一
1:01:15
2.元木 悟
1:22:34 2.加藤 孝
1:04:47
3.西川雅浩
1:34:00 3.吉川泰亮
1:05:53
WA M40A
1.木植早生
1:14:31 1.土屋晴彦
1:29:55
2.池田和香子
1:20:31 2.武石雄市
1:30:37
3.志村直子
1:22:31 3.関 清
1:35:06
MAS WAS
1.Jim Bostrom 1:05:41 1.若松リツ子
2:02:38
2.丸山則和
1:08:58
3.猪又憲治
1:15:53
MASを走ったJimはスウェーデンから東北大学への留学生。昨年10月に来ていたそうだが、半年間オリエンティアと接触がなかったようで、何と昨日の新歓お花見で今日の大会を知り、早速参加したもの。スウェーデンの地域クラブにも入っていて、最近はトレーニングしてないところに、今日のやぶと傾斜でバテたと言っていたが、どうしてどうしてなかなかの足を披露。スウェーデンのテレインとはだいぶ違うというので、先週のWCの地図を見せたら「これならいつものと同じだ!」と喜んでいた。もう少し発見が早ければ先週のWC併設大会も楽しんでもらえただろうに。また残念ながら今年の8月に帰ってしまうそうだが、それまでの大会に顔を出す可能性大なので、見かけたらどんどん話し掛けてあげて下さい。
それから皆さん、身の周りの留学生には一度声を掛けてみましょう!
4月16日
WC2000の2日目の併設(公認)大会に参加した。雨空で寒い天候の中、ワールドカップそのものへのコメントも沢山あるが後日まとめるとし、取り敢えず自分の参加したレースのルートとタイムをアップした(アナリシスはEカードのラップが未入手なので後日)。今回はM21A2(6700m,200m)なので多くの人と共通の部分があると思う。結果は68分半で、私としては上出来のレースだった。
※ルート図およびアナリシスはこちら
4月9日
八ヶ岳でのトータス25周年記念大会2日目に参加してきた。前夜はレストハウスでパーティ。トータスの歴史の紹介から、みんなが持ちよった古い地図や工作物などの「お宝鑑定団」など、準備された催しで盛り上がる。その日のミックスリレーはteam白樺が好成績だったということを聞いただけで詳細は不明。いずれトータスのHPにアップされるだろう。
9日のレースは、WC日本代表らを迎えてのエリートクラスの観戦と、それが済んでから同じコースへのチャレンジやその他の一般クラスの競技があった。観戦は、雪の残っているスキー場(あとで地図を見ると長さ300m、高さ90mのスロープ)の上に中間ポストがあるのだが、そこまで何とスキーリフトが動いていて上がれるのだ。エリート選手達が中間を走り抜ける様を間近に観戦できるまたと無い機会だった。ただ残念なことは、男女ともコントロール位置説明の番号間違いがあったため不成立となってしまったことだ(チャレンジコースは急遽修正された)。
一般クラスでの圧巻は、ラスポへの雪の斜面下りだった。上記中間ポストがラス前ポストになり、下のゴール近くにあるラスポまで、上記90mの落差を一気に駆け下りるのだ(それも一面の雪を蹴散らしながら)。一般参加者のベストタイムが53秒というのを聞いて、黙っておれないのが富士登山駅伝で慣らした菅原琢! エリートコースを走ったために走れなかった、この雪の斜面一気降りを是非ともやらせろということで、急遽トータスからの若手選手も参加しての「雪の斜面一気下り選手権大会」が行われた。
参加メンバーは、菅原琢にトータスの小山、山田、武田、石沢。レースは出だしで武田が大きく飛び出したが、途中で勢い余ってバランスを崩し顔面制動(口から出血)。後ろに付けていた山田が一時トップに立ったがこれまたゴール直前で転倒。結果は最後まで我慢の走りを続けた石沢がみごとに42秒の驚異的な記録で勝利をものにした。ちなみに言い出しっぺの菅原琢は最下位。思い付きで何でもやってしまうトータスのエネルギーを見た感じだ。
レースの方は、筆者は短い距離の走れ登れコースに参加し、めでたくトータス特製のTシャツをゲット。おカルトクイズでは6問正解程度で商品ゲットまでには至らず。いずれにしても、企画いっぱい、商品いっぱいで楽しめたトータス大会であった。
3月27日
99年度の全日本大会が福岡県宗像市で開催された。風こそ強かったが暖かなオリエン日和だった。
注目のM21Eでは、骨折というアクシデントから半年の村越が、努力と執念の復活を果たした。レースは8番までで鹿島田に2分半リードされるという厳しいスタート。しかし鹿島田が10番で疑問のルート選択をした隙をつき、それ以降の各レッグで1分ずつ挽回するという展開で、終わってみれば3分差の逆転優勝であった。この1勝は多くの人に希望と勇気を与える意味のある1勝だろう。
W21Eでは金並が、5番へのロングレッグで外周道路への大迂回が効を奏したか、落合、木植らに5分の差を付けて快勝した。
M20Eは北大の大嶋、W20Eは京大の番場のJWOC99組がそれぞれ制した模様(最終結果は不明)。大嶋は乱戦の中での嬉しい初勝利、番場は貫祿の勝利といったところか。
この大会では残念ながらいくつかのトラブルがあったようだ。
・W21Eで地図の渡し間違い
W20Eの地図を渡された選手が1番で気付き、途中の救護所で申告したら
他の選手が済んでからの再スタートになった(厳密に言うと競技不成立?)
・表彰式の取り止め
1時半の予定がどんどん遅れ、結局3時になって取り止めになった
・スタートまでの誘導テープの色が違う?(未確認情報)
青色のはずなのに黄色だったので、疑心暗鬼になっている人がチラホラ
・速報が混乱?
M50AやM35Aが順調に出た後速報がパタッと止まった。一方M60A
では、帰還者の大半がP1で張り出される一幕も(暫くして訂正された)。
また欠席者にタイムが付いて表示されたものもあった。
筆者は、M50Aで2番、3番と凡ミスを連発し、さらに中盤に木の枝の跳ね返りでメガネのガラスを飛ばして完全に片目状態になり、本当に今日は終わったと思ったのだが、あきらめずに走り終えて見ると他の人もミスの連発だったようで、2位と25秒差で辛勝した。
※ルートおよびアナリシスはこちら
以下、2:15現在の速報です。
M21E M21A1
村越 真 1:38:02 笹田 1:28:30
鹿島田浩二 1:41:51
紺野俊介 1:29:26
加賀谷 1:54:27
内藤一 1:29:28
M20E M21A2
大嶋真謙 1:31:08 石井泰朗 1:29:35
上条 真 1:49:40
稲葉秀雄 1:29:38
山根 洋 1:53:14
上坂 1:33:09
W21E M20A
金並由香 1:27:44 ぶな沢亘 1:35:16
落合志保子 1:32:42
森下 隼 1:36:14
木植早生 1:33:11
柴田寛士 1:44:07
W20E M18A
番場洋子 1:29:31 海老成直 0:58:55
高橋ひろみ 1:49:53
塩月広祐 1:09:09
吉田まさよ 2:01:00
柴本洋見 1:10:26
M35A M55A
茅野耕治 1:03:58 鈴木栄一 0:53:08
武藤拓王 1:04:15
小幡昭治 0:53:31
下江貴博 1:05:55
新見 守 0:55:20
M40A M60A
Birke 1:03:50 高橋 厚
0:47:00
伊藤哲夫 1:06:32
横手義雄 0:51:38
Corn 1:06:53
今関 0:54:49
M45A W21A
土屋晴彦 1:20:28 片岡由起子 1:01:02
清水善行 1:22:09
小林正子 1:01:13
大塚校市 1:30:10
宮本知江子 1:01:52
M50A W18-20A
尾上秀雄 0:48:58 古澤裕子
0:52:39
橘 直隆 0:49:23
小西 友 1:05:06
伊藤誠厚 0:53:00
古澤千絵子 1:06:46
3月13日
心配された雨・雪にも見舞われず、4年に1度の日光インカレが終った。
個人戦では女子で大本命の伊藤恭子がポスト飛ばし(?)の失格となり、東北大3年の小林啓恵がチャンピオンになった(伊藤のタイムは70分台だったのでタイム的にも小林が勝っている)。女子ノンシードでは深沢博子が嬉しい入賞を果たした。一方男子は、筆者のポイントランキングトップの高橋善徳が実力を発揮して制した。男子の入賞者はすべてシード選手で占められた。
クラシック「日光霧降」 クラシックの全結果はこちら
WE
1 小林 啓恵(東北3) 1:08:34
2 上松佐知子(筑波3) 1:11:50
3 塩田 美佐(筑波3) 1:15:50
4 番場 洋子(京都2) 1:16:29
5 近藤 寛子(ICU 4) 1:25:06
6 深沢 博子(農工4) 1:26:33
ME
1 高橋 善徳(筑波4) 1:29:08
2 篠原 岳夫(筑波4) 1:30:51
3 小野田雄介(東北4) 1:31:23
4 安井 真人(早稲田3)1:33:08
5 内山 裕史(東京4) 1:33:11
6 紺野 俊介(早稲田3)1:33:22
リレー女子は、1走前半こそ東北大の下村が筑波の塩田にしぶとく食い下がり健闘したが、後半引き離されて以後は、2走3走では差が広がる一方の展開で、筑波の一方的な勝利となった。3位には日本女子大が葛城の頑張りで逆転で入り、最後の6位には慶應義塾が同じく3走の高橋の大まくりで一気に滑り込み嬉しい初入賞となった。昨年2位の京都橘は、経験者が1人も残っていない中での4位は大健闘だろう。図書館情報も無難につないで15年振りの入賞となる5位入賞を果たした。
一方男子は、2、3走にシード選手を配する早稲田が1走でトップに立つとそのまま独走し、最後は速報のミスで沸く場面もあったが前評判通り念願の優勝を果たした。昨年優勝の東大は前半健闘したが、3、4走の追い上げが今一つで2位に終った。筑波は個人戦1、2位を抱えながら、3、4番手との差がそのまま結果に現れ3位に終った。東北大は1走で16位以下という苦しいスタートとなり、2走でも速報盤に現れない状態。3走の金澤の快走でようやく入賞の狙える位置につけ、小野田で何とか5位に滑り込んだ。その混乱の中で4位には、最初から終始良い位置をキープした京都大学が入った。アンカー勝負になった最後の入賞枠は、北海道、東工大ほかが集団ツボリをした間隙をぬって千葉大が飛び込んだ。
リレー「日光口磐裂の霊水」 (速報盤より)
※通算順位と個人タイムとトータルタイム
WE
1 筑波大学
塩田−上松−伊藤
1
1 1
47:41 50:34 42:24
2:20:39
2 東北大学
下村−池田−小林
2
2 2
51:48 58:27 52:52
2:42:58
3 日本女子大学
長田−酒井−葛城
5
5 3
58:45 62:17 57:21
2:58:23
4 京都橘女子大学
上田−横江−北山
4
4 4
57:45 60:04 63:15
3:01:04
5 図書館情報大学
横室−加藤−山田
?
6 5
??:?? ??:?? 59:20
3:08:37
6 慶應義塾大学
山根−岡田−高橋
8
8 6
62:46 68:10 60:12
3:11:08
ME
1 早稲田大学
西村−安井−紺野−清水
1
1 1 1
61:57 59:04 56:58
69:29 4:07:28
2 東京大
加藤−内山−西脇−上野
2
2 3 2
63:36 59:50 68:07
68:26 4:20:25
3 筑波大学
谷野−高橋−篠原−吉村
6
3 2 3
70:05 59:20 62:08
70:08 4:21:41
4 京都大学
深川−許田−西村−田之村
4
4 4 4
67:34 73:35 ??:??
??:?? 4:43:39
5 東北大学
田村−八巻−金澤−小野田
?
? 10? 5
??:?? ??:?? ??:??
??:?? 4:47:57
6 千葉大学
中村−緒方−梅原−吉川
9
5 5 6
73:05 68:07 ??:??
??:?? 4:50:11
3月2日
先週末に学生の直前合宿に参加した。初日に歩測・直進の復習をしたいということだったので、まず純粋に方向&距離の精度が現状でどの程度なのかを知るためのメニューを考案した。直進の練習はグラウンドなどでもできるが、やはり林の中でやってこそ実践的な状況が分かるというもの。
なかなか面白いメニューになったので、その全容を紹介します。 → こちら
2月21日
早大OC大会が大雪の天気予報とは裏腹に大禍なく開催された。OC関係者の祈りが届いたというところであろう。参加者も残雪のこる「忍野八海」を気持ち良く駆け抜けた。学生達もインカレ前の一大イベントとして、自己の調整、部内セレと火花を散らした。
この大会では、骨折で9月以来治療リハビリに取り組んできた村越真氏が試走を行い、元気な姿を見せてくれた。全日本に向けてかける気持ちも例年になく大きいことだろう。エリートクラスでは、鹿島田浩二、木植早生が快勝。但しWEの方は高野由紀が数秒差の2位と際どい勝負だった。
学生に目を向けると以下の通り、インカレに向けて取り組んできた経過が感じられる結果となり、これまた本番が楽しみである。今回失敗した人にはとても良い反省の機会なので、是非本番に生かして欲しいし、良かった人はこの調子を持続して欲しいところである。と言いつつ、良かった人の方こそ本番で今一度手綱を引き締めて臨まないと、落とし穴があるような気がしている。いずれにしても高いレベルでの戦いを期待したい。
ME WE
鹿島田浩二 1:19:10 木植早生
(村越 真 1:20:32) 高野由紀
学生順位
高橋善徳 1:28:29 伊藤恭子
1:15:36
小野田雄介 1:34:00 塩田美佐
1:16:34
猪飼 雅 1:44:42 番場洋子
1:25:57
山岸甚太郎 1:49:16 小林啓恵
1:26:18
他のクラスは
M21A1 田崎友康 1:07:10
W21A 山根玲 1:14:07
黒田幹雄 1:08:04
塩田純子 1:14:32
前田直毅 1:12:53
岡田真希子 1:18:35
大島由起子 1:21:08
M21A2 原 端 1:18:16
森田有紀子 1:21:21
増田大輔 1:18:45
山本真美 1:22:05
吉村大輔 1:20:12
※全体として足跡のできた後半の選手の方が有利だったか?? (詳しく分析してはいないが)
1月23日
ジュニアチャンピオン大会は天気予報とは異なり良い天気。全部で400名近くの参加者(欠席者が多かった)の内、肝心のジャンピオンクラスへのエントリーはJMEの46名に対しJWEはゼロ。ちょっと寂しい。自分はM45Aクラスに参加し久しぶりに大きなミスをしたが、他の人もミスをしたようで辛勝(何と2位とは7秒差)。
ルート&アナリシスはこちら
JME MAL MAS WA
1.山田高志 1.鈴木慎一郎 1.松澤俊行 1.高野由紀
2.海老成直 2.利光良平 2.山内亮太 2.三好暢子
3.岸浪誉人 3.柳下大 3.砂川貴幸 3.志村直子
4.山崎貴彦 4.山田陽子
5.加藤次郎 5.木植早生
6.小山温史 6.斉藤裕子
JMEは山田高志君が快勝! 彼は昨年の全日本リレーでジュニアクラス優勝した神奈川県代表選手だ。それに16才になったばかりというのだから、今年からJWOCに行けば5回も行ける。若さっていいなあ〜!
WAは高野由紀さんが貫禄の勝利。ルートを見せてもらったが、細かいところが良く読めている老獪なものだった。このテレインなら長田由紀の方が似合うかな・・・
1月21日
今日「いぶき」が届いた。ICSの2人の優勝者インタビューが印象的だった。努力に裏付けられた精神面の整理が勝因だろう。はっきり言って私の戦前の予想では、伊藤恭子は勝てないと思っていた。その理由は奇しくも本人が文章で書いているような気持ちの問題を感じていたからだ。だから私の予想の本命は上松佐知子だった。それが予選で伊藤恭子が失敗したのを見て、これは優勝するかもしれないと直感的に思った。そしてそれが本当に・・・。今日、本人の文章を読んで再度確認し納得した。本当におめでとう!
1月17日
16日にウエスタンカップが滋賀県甲賀町にて開催され、シニアクラスにサン・スーシチームとして参戦して来ました(昨年度優勝チームなので一旦カップを預け、再び持って帰る積もりだった)。しかし、1走の私が突然体調不良に見舞われ、連覇はなりませんでした。次回は12月に岡山県であるとのことなので何とか雪辱を果たしたい。
ルート&アナリシスはこちら
1月1日
2000年1月1日、元朝ナイトOL大会が横浜市の根岸公園で開催されました。M50(距離4500m、27コントロール)を
37:44 で走破し、幸先良く優勝しました。 途中、15番を取った後、レッグ線をたどって次へ行ったら、何とそこは14番!この350mの往復がなければキロ8分が切れていたのに・・・ ちょっと残念!
次は16日のウエスタンカップ。昨年サン・スーシチームで取ったシニアカップを持ち帰る予定。シニアクラスは40才以上で14チームのし烈な争いになりそう。ペローラ氏の地図も楽しみ・・・