2013年から

まみっちの日々に移行しています

 1998年から続けてきた「まみっちのページ」は満タンになりました。
これを機にブログに挑戦!
ぼちぼち日々の思いを残していきます。
きままですがお付き合いいただけたらうれしいです。
 2013.02.16

まみっちの考え・気持ち



 

脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名

 http://www.peace-forum.com/no_nukes/syomei/
さよなら原発1000万人アクション
 http://sayonara-nukes.org/ 
 私たちにできること。 ちょっとづつでも、小さな声でも集めれば、集まれば!!

お勧めサイト
「原発危機を考える」http://tomtittot.asablo.jp/blog/ 
「小出裕章・非公式まとめ」http://hiroakikoide.wordpress.com/ 



   再稼働反対!
 原子力規制委員会人事反対!! 
              
   
   今日、反対運動の人々と野田総理が会いました。 人々がはっきりと主張を述べたのに対して、野田総理はほぼ何も言わなかった。
最後までまっすぐに向き合うことなく、大飯再稼働の時と同じように「総合的に判断した」って。
そのすぐ後経済界の人とあっていた。  ううん、完全にバカにしているか、何の考えもなく会えばいいだろう、あってやったと思ってる。

こんなことで、ガス抜きって考えられないよ。

やっぱり人々のことを何も考えていないということが証明されたのだから、一層声を大きく「再稼働反対!人事案反対!」

これは、野田内閣打倒とかいうことではなく、再稼働反対・原発止めろ・いますぐハイロ・人事案反対の行動なのだ。
   
   http://coalitionagainstnukes.jp/    
   http://twitnonukes.blogspot.jp/    
  http://demojhks.seesaa.net/     
   
   
   まみっち、8月になってから体調不良です。めまい感と左肩痛みに悩まされています。
しばらくパソコンからも遠ざかっています。 もう少し時間がかかりそうなのと、パソコンの世代交代のため2週間くらい更新できません。

伝えたいことはいっぱいなのですが、手首が曲がりにくい状態でパソに向かうと負担が、、、。ごめんなさい。

毎週金曜日や日曜日の行動は上のHPでチェックしてくださいね。
   
   2012.08.22    



 原子力規制委員会人事反対! 撤回を
 田中俊一と言う人がどういう人か、いろいろ調べているとほんとうにとんでもない原子力推進派です。

それよりも許せないのは、東海村JCO事故の際に賠償少なくするするためにすごく力を出した人だそうです。
「低線量被ばくは問題ない。」「100ミリシーベルト以下は問題ない」
心配にお金を出したらきりがないと。

福島でも年間被ばく量100でも問題ないけど、20ミリシーベルト以下は帰還可能だから、自主避難の保障は
必要ないと言っている人です。

飯館村でも、「ここはこんなに高いです。」って避難すべき人には忠告もしなくて除染だ除染だと言ってた人。

山を山ごと除染できるのか? 落ち葉を腐葉土を山ごとはぎとれるのか? それは山を破壊することじゃない?
と疑問に思っていました。その土や木をどこに持って行くの?
田中俊一いわく、飯館の谷に埋めればいい!!?? はぁーー。 山を水をいっそう汚染する。

田中俊一は、自主避難の人々には補償はしなくてよいという主張です。

 人々を放射能汚染から守ろうとか、危険を回避しなければならないと考えている人ではありません。

40年経過の原子炉についても
 原子力規制委員会は、政府から独立した三条委員会。ここを原発推進派にジャックされたら手も足も出ない。デモも抗議行動も署名も国民投票も解散・総選挙でも、つまりは民主的な民意の表現手段すべてを駆使しても、すぐには影響を与えることができなくなる。この事の重大性がまだ理解されていない。
 2012.08.03



 原子力規制委員会人事
 原子力規制委員会についての設立法案の一条にこのように書かれています。
 「その委員長及び委員が専門的知見に基づき中立公正な立場で独立して職権を行使する原子力規制委員会を設置し、
もって国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的とする。」
 つまり、委員には中立公正が求められ、独立した立場が求められています。
政府は、これを保証するために、過去3年間原発、電力会社からお金をもらってないこととか言ってましたが、この人が??
 田中俊一   1945年 福島県生まれ。67年日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)入所。
        原子炉工学部遮蔽研究室長、東海研究所副所長、所長、副理事長などを歴任後、2007年〜 09年原子力委員会委員長代理。
        現在は、NPO法人放射線安全フォーラム副理事長として、福島県の除染活動に取り組んでいる。

この除染活動っていうのが曲者です。 いまや除染作業と言うのは利権となっていっているのです。 
除染そのものがどれほど有効かも疑問視されています。 この除染作業が免罪符にはなりません。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL64EDC40C8AA3AF4A  彼は、福島県人として痛みを感じている人ではなく、原子力マフィア。
  田中俊一氏は、3月まで高度情報科学技術研究機構の会長。
この機構は、原子力関連を中心とした計算機利用の研究開発を行う財団法人ですが、これって原発推進じゃないのでしょうか?
情報によれば
「同機構の昨年度の収入7億1,221万円のうち、日本原子力研究開発機構(JAEA=原子力事業者)からの収入が5億,089万円だったことが
明らかに。この両者はほぼ一体化しているといえるのでは。つまり3年ルールに引っかかるのでは?」
資金源は、運営資金は、日立・三菱・日本電気などの核メーカーほかだそうです。 なにが中立なのだか!

 こんな問題だらけの人事許していいのですか?
 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2158.html  問題だらけの経緯と人事案に異議ありをごらんください。

 再稼働反対! 原発いらない! 
規制委員会人事反対!!

 
金曜日の抗議活動は全国各地でまだまだ続きます。続けなければ、原発マフィアの思いのまま。 声を上げましょう!!

子どもを守れ!!

http://coalitionagainstnukes.jp/?p=780
 http://twitnonukesosaka.blog.fc2.com/blog-entry-27.html

http://twitnonukes.blogspot.jp/
 2012.08.02



 7・29 脱原発国会大包囲

日時:2012年7月29日(日) (※悪天候の場合は中止)
集会開始:15:30 デモ出発:16:30 19:00:国会包囲(集会 /キャンドル・チェーン)
集合場所:日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
日比谷公園中幸門:千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m、丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m、都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m
主催:首都圏反原発連合 -Metropolitan Coalition Against Nukes-
協力:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/ザ・アトミックカフェ/脱原発世界会議/WISE Amsterdam
お問い合わせ:info●coalitionagainstnukes.jp (●を@に差し替えて送信ください)
取材問い合わせ:press●coalitionagainstnukes.jp (●を@に差し替えて送信ください)

※予定は変更する場合もありますので、HPでご確認をお願いします。
●雨天の場合は雨具のご用意をお願いします。
●初参加の方も是非ご参加下さい。
●団体やグループでご参加の場合は、なるべく前もってお知らせ下さい。
●旗やバナーなどご持参の場合は、なるべく反原発・脱原発に直接関係のあるものをご用意ください。
●特定の団体や宗教団体による参加者への勧誘に準ずる行為はご遠慮ください。
●デモ、国会包囲ではスタッフの誘導にしたがって動いて下さいますようご協力お願いします。

 
 集会・国会包囲に延べ20万人の人が集まりました。
IWJの中継を見ていましたが、日比谷公園から出たデモの人々が車道を埋め尽くして続々と進行していくのを見ていて、警察発表の
1万人!?? それは無いよとおもいました。 独立メディア以外がほとんど映していない、報道しないと思っているのでしょうね。
NHKは、オリンピック!オリンピック!と大騒ぎで、思い切り小さく報道していましたからねーーー(`ε´)

当日の写真は、DAYS Japan http://daysjapanblog.seesaa.net/をみてください。

多くの賛同があったことを確認できます。http://coalitionagainstnukes.jp/
 2012.08.02



 いろいろな記事の紹介だけ

 それぞれが自由に集まり、整然と帰ってい「個人の力」  長谷川幸洋氏
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33032

 7・16空撮写真  正しい報道ヘリの会
 http://fotgazet.com/news/000233.html

 太平洋♯放射能汚染10年間予想図
 http://www.youtube.com/watch?v=MqRogjLKbzk&feature=youtu.be

 <エートス・プロジェクト>を通して国際原子力ロビーは何を目指しているのか?
 http://echoechanges-echoechanges.blogspot.jp/2012/07/blog-post_409.html#!/2012/07/blog-post_409.html

 2012.07.25



 全国の金曜日の行動がまとめられています。
 http://demojhks.seesaa.net/article/281140316.html
 それぞれのお近くの参加できる範囲で行ってみませんか? 初めから終わりまでフルに参加しなくても、勤務帰りに
ちょっと寄って、参加の一人になりませんか? 無理のない範囲で、でも、意思表示のために、毎週じゃなくても、
声を出せなくても、ただ立ち尽くすだけでも、意思表示の一人になりませんか?
まみっちも今週参加できるか?体調と相談中。

福島第一原発  風下の村  の森住卓さん
 http://mphoto.sblo.jp/  ブログで金曜日の写真を掲載されています。
 
 綿井健陽さんは16日のIWJ 空撮ヘリに乗ってカメラを回していたのですね。
 http://watai.blog.so-net.ne.jp/
 2012.07.19




 つかまらない大メディア
 http://daysjapanblog.seesaa.net/
 広川隆一さんのこの南相馬署および、情報を知る権利のある人々への公開の手紙を読んでください。

「人々、特に子どもたちの命を守るためにこそ法律はあるはずです。そのために人々は真実を知る必要があります。
ジャーナリストの仕事が今ほど大切な時期はありません。」
安穏とした会社暮らしに安住する大メディアの記者諸君の胆に銘じてほしい言葉です。
私たちは知りたい。 隠されている真実を伝えてほしい。  エジプトのデモも知りたいけど、自分の国で起こっている
ことをちゃんと知った上で知りたい。 自分の国の子どもたちを守るのは外国の人々の力じゃなくて私たちの義務だ。
だから真実を伝えてほしい。

NHKは、地上波2チャンネル+、衛星3チャンネルも持っているのに。お金を無理やり徴収して予算いっぱいなのに。
全国に支局と言うネットを持っているのに。 どれも活用しようとしないのね。
「NHKはみなさまのNHK」ってウソでしょ。 「NHKは、体制・権力のNHKです」が正確です。

DAYS JAPAN とIWJに支援を!  
 2012.07.17




 

 2012年7月16日

 7・16「さようなら原発10万人集会」への呼びかけ
原発はいらない!この声で、代々木公園を埋め尽くそう

東京に全国の力を集中しようということのようです。
行ける人はぜひぜひ東京・代々木公園に行きましょう!
 
17万人をこえる人々が集まりました。
行けなかったけど、大阪から熱い連帯の気持ちを送り続けました。
IWJとニコ動の実況中継を見ながら。

自分の敷地内みたいなところで起こっている日本の出来事を報道しないで、ポーランドの竜巻を伝えていたNHK。
北朝鮮のことを国民に事実を伝えない国と非難しますが、日本のNHKだって同じ。

メディアと広告会社が選択するニュースで洗脳している体制・政府。
日々選択された情報を聞かされていると意識して、違う情報源を探しましょうね。
 2012.07.17



 
 

★7.13緊急!大飯原発3号機を停止せよ!首相官邸前抗議

Posted on by on 7月 7th, 2012 | コメントは受け付けていません。

7.13緊急!大飯原発3号機を停止せよ!首相官邸前抗議

【日時】7/13(金)18:00〜20:00 予定
【場所】首相官邸前(霞ヶ関駅より徒歩7分、虎ノ門駅より徒歩10分)
※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は大混雑が予想されます。
【呼びかけ】首都圏反原発連合有志


 7.13 原発再稼動に断固反対!関電本社前抗議!(全国各地でも同日同時抗議!)】

日時:7月13日(金)
時間:18:00-19:30
場所:
  
<大阪> 関西電力本店前
大阪府‎ 大阪市北区中之島3丁目6−16
 地図 → https://twitter.com/TwitNoNukesNARA/status/220831791425134592/photo/1/large

呼びかけ:TwitNoNukes大阪 有志一同
 2012.07.10



 再稼働反対
 昨日7月6日金曜日の関電本店前に行ってきました。 関電本社はこれまで開けていた正面玄関を自ら柵で
しっかり閉ざしていました。 これまでも主になっていた裏門の敷地が集会の場所になりました。
7時くらいから人が増えてきて2700人が集まりました。 「再稼働反対!」
 
東京、官邸前の集会は先週20万と言われる人々が集まったので、警備が厳しくなったようです。
地下鉄の出口規制をして、歩道の横断禁止をして、手段を無理やり分断して集まりにくくしたようです。

その様子はhttp://tomtittot.asablo.jp/blog/http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/220706035.html
                            ↑これは早期に消えちゃうかも。

 7月3日に「地震・津波に関する意見聴取会」が開かれました。 当然、大飯原発を横切る破砕帯の問題が
論議されるものと思っていましたが、なんと「関電が資料を探したがない」という理由で論議からはずされました。
関電が初期の資料をなくしてしまっているのなら、安全ですという根拠を示せないということです。
そもそもそんな資料が見つからない、なくしましたってありですか? 都合が悪いから隠しているのなら
安全ではないということです。 もう一度調査しなおし、原発ありきではないちゃんとした学者・研究者の意見を
聞くべきです。

参考資料↓
 http://tomtittot.asablo.jp/blog/ の   http://tomtittot.asablo.jp/blog/2012/07/03/6499751
                         http://tomtittot.asablo.jp/blog/2012/07/04/6500049

http://www.jca.apc.org/mihama/ のhttp://www.jca.apc.org/mihama/ooi/watanabe_comment20120701.htm

 
 
福島第一の今回の大事故も何年も前から、IAEAでさえ警告を出していたのを無視してきた結果だったことを
考えると、稼働する前にちゃんとするべきことをして判断しなくちゃ「後の祭り」をもう一度繰り返すことになります。

もう一度は私たちにとっても、日本にとっても、世界の人々にとっても、ほんとうに取り返しのつかないことに
なってしまうと考えています。

 今、原発について本当に動かしてもいいのか、私たちはYESというのか、一人一人に問われています。
良く知らなかった。わからないから誰かにお任せというのは、「私も私に繋がる未来もあなたまかせ」ということ。
それでも、いいの?
 
集会には行けないけどなんかしたい方に岩上安身氏のWEB・活動へのカンパを
                                        http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
 
 まみっちがとても心配なのは、どうも大飯原発の制御棒の作動が遅いらしいということです。
作動時間について、ウソが書かれているという指摘があるのです。ということは、危機的な状況でちゃんと
すばやくスクラムできるのでしょうか? 緊急停止できなかったら、、、。

とりあえず、稼働じゃなくて、とりあえず停止しかないと思います。

 国民を見捨てている体制・政府は人々の「再稼働反対」の声に簡単に動くとは思えません。
でもあきらめたらダメ! ありらめずに粘り強くがんばりましょう! 
 2012.07.07



 
7.6緊急!大飯原発3号基を停止せよ!首相官邸前&関電本店前抗議 
 
東京:
【日時】7/6(金)18〜20時予定
【場所】首相官邸前(霞ヶ関駅より徒歩7分、虎ノ門駅より徒歩10分)
千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は大混雑が予想されます。
【呼びかけ】首都圏反原発連合有志

 
大阪:
【日時】7/6(金)18~19時半予定
【場所】関電本店前(大阪府‎ 大阪市北区中之島3丁目6-16)
【呼びかけ】TwitNoNukes大阪有志

 http://twitnonukes.blogspot.jp/



 こわごわTwitterを始めてみました。 情報や意見を見たかったから。
自分がつぶやくのはなんかまだ気後れしています。 というか、もともと瞬発力がないから、ちょっと考えをまとめる時間がいる。
時間がたつとつぶやきのタイミングがなくなる。 うーーん、私には向いてないかも。でも、新しい情報に触れられてうれしい。

金曜日の集会を呼びかけておられる方のつぶやきを共感を持って読みました。
私が付けた順番が間違っているかもですが、つぶやきを重ねてみました。 この運動を、行動を大切にしましょう。
あなたの、みんなの一人一人の意思を積み重ねて行く思いを共有したいです。 
 共感したつぶやき
 2012.07.03



 
 なにがなんでも再稼働  で、 計画停電の脅し
 今日、職場に計画停電について、大阪府から「重要」という封書が届きました。なに!?って開いたら、計画停電に
ついて用意をしろというご丁寧な注意書きがいっぱい入っていました。

コンピューターの会社からも停電に備えてのご注意が届きました。

計画停電の日程表をプリントアウトして、関電にもちょっと質問して、ちょっとしたマニュアルつくらなくちゃとなって。
電気は足りているのに、脅しの停電。 やるかもしれませんよね、ちょこっと停電。
職場のみんなに「電気は足りています。 停電は脅しです。 しかし、備えのマニュアルは作ります」っていいました。

まだまだ原発を動かしたい体制側。

 まみっちは左の脚の調子が悪くておおい町には行きませんでした。でも、機動隊が投入されるし、権力の側が挑発
しようとしているということを聞いていました。 若い人々の集会が権力の思いのままに分断されませんようにと
祈るような気持ちでUstreamを見ていました。(見ていたのはここhttp://iwj.co.jp/channels/main/

大飯原発に続くトンネルの前の阻止線の前に集まった人々は最後まで理性的に、非暴力不服従を貫けました。
一人のけが人も逮捕者も出さず、機動隊が全面に出て、人々に圧力をかけてきた時も見事でした。
彼らは機動隊に背を向けて、両手を上に伸ばしたのです。 手は使いませんの意思表示です。 背中を押されながら
彼らはよく持ちこたえました。 5時半から7時間に及ぶ権力の圧力の中で、非暴力を貫いていました。
組織を持たない一人一人の意思の中に、一人一人が自分で背負う思いと責任の大切さを感じました。 

原発を止めようという行動は、一人一人が自分に問いかけて、選びとらなければ変えていけない問題だと考えていま
す。
発散して終る戦いではなく、根強くあきらめない持続する戦いが必要です。

大飯原発は、昨日夜9時に再稼働されました。でも、あきらめてはだめ! 権力は次の再稼働(伊方・柏崎)を狙って
います。 これ以上の再稼働を許してはなりません。
再稼働された大飯原発も心配です。起動前にトラブルが9回も起こっていたのですもの。大丈夫か、大飯3号機。
「再稼働反対! 原発いらない! いますぐハイロ!!」

まだまだがんばりましょう! めげないで、 粘り強く。
金曜日の行動に参加します!  7月16日に東京に行きましょう!!
 6月30日・7月1日のおおい町の様子はこちら。http://tanakaryusaku.jp/
 ついさっき、このブログを読みました。 心に沁みました。 がんばりましょう!それぞれの場所で。
http://blog.goo.ne.jp/suzuki_juju/e/50e69beb6749d32bb760f2f21af30ba0
 2012.07.02



 平和なデモ・守ろう!私たちの意思!!
 昨日、東京での官邸を囲む集会は、一部報道では20万人(主催者発表15万人)という大きなものになりました。
まみっちは、大阪の関電本店前の集会に参加しました。2200人の人が集まっていました。
若者たちが多く、子ども連れも多かったです。 歩道からあふれそうになっていました。
思いは一つ「原発いらない! 再稼働反対! いますぐハイロ!」です。

7時半の解散の時間がくるとちゃんと解散が宣言され、「足元にゴミがないか見てください。きれいにして帰りましょう」
「毎週金曜日に集会を続けましょう。 ルールを守って子どももつれて参加できる集会にしましょう」って。

この一見おとなしく見える若者たちの行動に熱い支持を送りたいし、私もその一部でありたいと考えています。
できる限り、再稼働が止められるまで、金曜日の集会に行こうと思っています。(体調しだいなのですが)

がんばりましょう! あきらめないで。 この国の未来のために!! 今できる行動を起こしましょう!
集会などには行けないという方、署名はお済みですか? インターネットからでもできます。 ここ
 今日30日と明日7月1日おおい町で、再稼働反対の行動があります。
 http://www.nihon.jpn.org/nonukes/
 
 

7月1日 大飯原発を封鎖します。

大飯原発ゲート前にて、再稼働への抗議のための
座り込みを行います。

私たち市民は、原発のない日本をめざし、
正当な抵抗権を行使し、抗議します。

7月1日、朝7:00頃〜終日 大飯原発ゲート前座り込み
集合場所:関西電力(株)「大飯発電所エル・パークおおい」
住所:福井県大飯郡おおい町大島40
→●Google Mapで見る

 
2012.06.30 



 

6.29緊急!大飯原発再稼動決定を撤回せよ!首相官邸前&関電本店前抗議

6月16日、野田政権は、大飯原発3、4号基再稼動をついに正式に決定してしまいました。

野田首相枝野経産相細野原発担当相藤村官房長官らによる、閣僚会合での中長期の安全対策をすべて
後回しにした、「暫定的な安全基準」による「安全」との政府判断。
おおい町議会の、再稼動に慎重な多くの住民の意見を無視する形での再稼動容認。

福井県の原子力安全専門委員会による、「安全」との政府判断の追認。
野田首相の再稼働の必要性を訴える記者会見の「儀式」。
責任を負いたくないばかりに、この「儀式」を受けてようやく再稼動に同意した、西川知事時岡町長

こうした出鱈目で拙速なプロセスにより、今回の大飯原発再稼動は進もうとしています。
私たち、首都圏反原発連合は、3月29日より毎週、大飯原発再稼動反対首相官邸前抗議を行ってまいりました。
当初300名程度だった参加者は、1000人→2700人→4000人→12000人→45000人と、回を追うごとに劇的に増加しています。
福島第一原発事故の収束もままならないまま、そこから何の教訓を得る事もなく、再稼動ありきで物事を進めていった野田政権に
対しての怒りがいよいよ噴出する形で、この抗議行動の規模は拡大を続けています。

野田政権は、世論の大半を占める再稼動に慎重な市民の声を無視し、今回の決断を下しました。
したがって、私たちもまた、今回の決定を黙って受け容れる必要は一切ありません
6月29日(金)18時より、首相官邸前にて原発再稼動反対の抗議行動を行います。
また、大阪でも同日18時〜19時半関電本店前にて再稼働反対の抗議行動を行います。

前回の45000人をはるかに凌ぐ、10万人規模の抗議行動で、大飯原発再稼動決定をただちに撤回すること、私たちが一切
諦めていないことを、野田政権に対して突きつけましょう。
今まで以上の情報拡散ご参加をどうか宜しくお願い致します。


東京:
【日時】6/29(金)18〜20時予定
【場所】首相官邸前(国会記者会館前、国会議事堂前駅3番出口出てすぐ)

※そのほか、抗議に関する詳細は、主催の首都圏反原発連合のサイトをご確認下さい!→http://coalitionagainstnukes.jp/?p=623

※TwitNoNukesも加盟する、首都圏反原発連合で、7/29(日)「7.29脱原発国会大包囲」
を行います!

大阪:
【日時】6/29(金)18~19時半予定
【場所】関電本店前(大阪府‎ 大阪市北区中之島3丁目6-16)
 2012.06.27



今わかっている(まみっちが知っている)行動情報 
<6.29 大飯再稼働は許さない!女たちの国会前アピール>
「一票一揆で女が変える! 政治も、暮らしも、原発も!」 というタイトルでの呼びかけがなされている。 
http://onna100nin.seesaa.net/

 
 

STOP原発再稼働!6・30おおい集会


   日時 2012年6月30日(土)13時~15時
   会場 あみーシャン大飯ふれあいホール
   福井県大飯郡おおい町成和2-1-1(JR若狭本郷駅下車)
   呼びかけ 
   STOP☆大飯原発再稼働現地アクション(代表・長谷川羽衣子)
   連絡先 090-8124-4945     
   主内容(予定)
      ゲスト発言 福島の女性たちなど
      大飯原発再稼働反対!原発のない若狭・福井へ
         おおい町の住民からの発言
         福井の反原発運動からの発言など
      再稼働に直面する各地からの報告(伊方・志賀など)
      全国的な連帯を強めていくために たんぽぽ舎など 

http://www.nihon.jpn.org/ooi/151-2/stop/

 2012.06.24




 なんか変です。「さよなら原発」のサイトに繋がりません。 変な所に行きます。
10万人署名のサイトが開かないようになっています。 7月16日の集会のチラシのダウンロードもできなくなっています。
ここにキャッシュの場所を載せておきます。
http://sayonara-nukes.heteml.jp/nn/wp-content/uploads/2012/05/716.pdf
 2012.06.23



 持続して、もっと大きく、もっとたくさんの人を!
 昨日、22日ツィッターで呼びかけられた行動に多くの人々が集まりました。
さすがの大マスコミも無視できない数が集まって、報道されました。 22日のニュースステーションでも報道されたようです。
http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY201206220491.html ←記事自体が消える可能性があります。
すばやく見てくださいね。 消えていたら 動画、画像は出ませんが、記事だけここ
 それから詳しくはこのHPをみてください。田中龍作ジャーナル
 ここも見てみて。全く報道をしなかったNHKに対する問いかけです。 中村隆市ブログ「風の便り」

 だんなさまが教えてくれた天木直人氏メールマガジンの一部分を引用します。
 
 >そしてこのデモは私にあの小田実の言葉を思い起こさせてくれた。
>
>  すなわちデモというのは参加者がお互いに名乗りあってするものでは
> ない。前後、左右の知らないもの同士が、一つの目的に向かって声を合
> わせ、叫び声をあげ行進するだけでいい、という例の言葉だ。
>
>  そこには著名人も無名の一般人も平等だ。指導者はいらない。ある
> のはおびただしい数の人の群れだ。
>
>  平和な日本で政治を変える事の出来る革命が起きるとすれば、まさし
> くこのようなデモから起きる新しい政治の実現である。

 私は先週の関電本店前の集会には行けたのですが、今週は行けませんでした。 でも、多くの人々が集まって大阪でも
1600人位になったようです。 先週は200人くらいでした。

大飯原発で警報が鳴っても半日以上人々に知らせない関電・原子力保安院。この人たちは絶対に信じられません。
人々のことなど全く考えていません。 しかし、人々を無視して、事故を起こして、なんのための電力・原発なんでしょうか?

福井の原発が事故を起こし、琵琶湖が汚染されたら関西圏は生きて行く水を失います。 
今、福島の大熊町、双葉町、浪江町、南相馬、飯館村のおかれている状況が関西全体の状況になります。 
そんなところに電気がどれだけいるというのでしょうか?
今でも原発なしに足りている電力を隠し、足りないたりない!呼吸機が止まったらどうする?透析ができなくなったらどう?
っていうのは脅しです。 とてもたちの悪い情報を統制して不安を一方的に煽る悪質なデマです。
それを許しているマスコミも人々に対して犯している罪は同じことです。 

私たちは騙されてはなりません。 自分で情報を探しましょう。 行動してみましょう。
集会に行って、声さえ出せなくてたたずんでいるだけでもいいじゃないですか。人が集まるということを権力は恐れます。
集まりましょう!たくさんの人が。

「原発いらない!」「再稼働反対!」「今すぐハイロ!」 これだけに同意し、同じ思いを持つ人は立ち上がりましょう。
 2012.06.23



 私たちが選ぶこと
 福島原発事故からまだ1年とちょっとしか経っていない。福島第一原発で何がどのように起こったのか、今どのような
状態になっているのか、これからどうするのか、できるのか、 何もわかっていない。
福島、東日本の放射能汚染の実態はどうなっているのか、人々はどうやって行き抜けばいいのか何もわからない。
一つ一つやっていかなければならないことがある。 できないことではない。
しかし、権力の側にはやるつもりがない。 

ここで2000年10月に亡くなられた高木仁三郎氏の言葉をしっかりと読んでください。
 
 原子力は体制そのものである。安全論だけで全面的にやめさせる方向にはいかない。「文明の転換みたいなもの」を
獲得しない限り「原発体制」はいくら危険性を主張してもなくならないだろう。
                                           高木仁三郎 <原子力技術を考える>

福島第一原発であれだけの大事故を起こし、しかもその事故の収拾もまったくできていない。
他の原発に新しい安全策ができたわけではないのに、再稼働の話がでて、進んでいく気配。

 権力の側は、増税問題で目くらましをしながら原子力について大事な法案である「原子力基本法」をこっそり改悪して
国会を通していたのです。毎日新聞
なんでもあり、自公と手を組んで自民党と変わらない体制翼賛へと雪崩を打っている民主党。
民主党を自民党と区別するものはありません。 国会の議論を抜きにして国民にとって大事なことを決めて行く今の事態
、民主党を選んだ時にみんなが期待したものとは全く違うと思います。

 福島第一の大事故を経験し、汚染の地に生きて行かなければならないことを経験している現在。
それでも、「人間的(?)な都会の生活」を続けるために原子力発電を稼働させますか?

私たちは、原子力村という呼び名で矮小化されたように見える力を相手にしているのではありません。
もっともっと大きく根を拡げている大きな力が相手です。でも、それを変えて行くのは一人一人の力。選択する力です。
だれかに任せて決めてもらって、体制に従うのではなにも変わらないし、変えられない。

あなたとあなたに繋がる未来の人たちにどういう日本や世界を選びますか?
だれかに任せてはいけない!  自分で選ばなければいけない問題であると思います。

原発についてはNOという意思表示を!
1000万署名を! 行動できるところで集会にも行ってみましょう!!
メディアでは取り上げられませんが、小さな集会でも大きくして行くのは一人一人の行動。

7月16日は、多くの人が集まることでに意味があります。 行ける人は東京に行きましょう。
 2012.06.21



原子力村の力 
 お金のあるということはすごい力なのですね。 地震前と何も変わっていないものを、いかにも変わったように言いくるめ
重要な安全策はないのに「安全は確保された」と言わせる。
福井の安全委員会も県知事も何も見なくても彼らにとっては「安全」なのです。、
だって、ずーっとお金をもらってきたし、これからもお金を保証してくれる電力会社は手放しがたい相手ですもの。

「お金は一時、自然は永遠」
でも、みんな今のお金に目がくらんでいます。政治家も、知事も、現地の人々も。 でも、選んだ責任は、あるのです。
福島の事故を見て、故郷に帰れなく現実を見て、そしてそれでも「原発がなくちゃ生きていけない」という選択をしたの
なら、それは選択した人々の責任です。 
でも、私たちはそれを止める充分な力をまだ出せていない。 
これまで止められなかった。 これからもお金の力に押し込められるのだろうか。

福島の4機の原発だけでも充分に日本の子だもたちの未来を破壊しているのに、これから全国の原発を再稼働して
世界の人々の未来も壊してしまうのか?

悲観的になってしまうまみっちにあきらめるな!と声を!!

お金はなくても行動する力を!         6月15日に集まろう!!
                            7月15日に10万人以上の人々の声を!!


 2012.06.12



 
長い間、またまた中断してしまった更新です。いろんなことがあって、まみっちのキャパシティーを越えてしまってました。
仕事も一番いそがしい時期だったし、心も肉体もいっぱいいっぱい。でも、ちょっと回復してきました。

あんまりがんばるぞ!じゃなくて、日常の中でしっかり考えて、できる行動をと思います。

今日も西梅田から関電本社前への抗議デモがありましたが、腰と足のいたいまみっちは参加できませんでした。
↓が呼びかけられています。 金曜日はちょっときついかも、、(byまみっち)
 

 6.15緊急!原発再稼動許すな!首相官邸前&関電本社前抗議

 東京:
【日時】6/15(金)18〜20時予定
【場所】首相官邸前(国会記者会館前、国会議事堂前駅3番出口出てすぐ)
【呼びかけ】首都圏反原発連合有志


大阪:

【日時】6/15(金)18〜20時予定
【場所】関電本社前(大阪府‎ 大阪市北区中之島3丁目6−16)

 2012.06.09



 地震
 NHKの3月11日の映像を見ました。 改めて、地震そのもののすごさを感じ怖かったです。
私はあの日、あの時間は仕事の最中でした。 なんだか体がくるっとまわった感じがあったのですが
大阪・箕面の平屋では揺れるという感じは強くはありませんでした。
仕事を終って帰宅後、津波の映像はいっぱい見ていたのですが、地震そのものの映像を見ていま
せんでした。 

あんな大きな揺れ、地面の動きがあったのに、津波が大きさを予測できなかったというのは残念。
なんでも警報やメディアからの情報に頼らず、自分自身の感覚をしっかり持っていなくてはと感じました。

自然の巨大な力には人間は勝てません。 堤防や防潮堤で防げると考えるのが不遜なのでは。
しっかり自然に向き合って、自然の逃げられるかぎりの力をつくすのが最善か?
海の町なのに、海が防波堤で見えないというような町作りは正解なのでしょうか?
 日本がいかに地震の多い国であるかを実感できるここをhttp://www.youtube.com/watch?v=cwWn_W6ZbT4
 こんな揺れている土地に、原発を立てている危険さを考えなくちゃ。

東京で大深度地下の利用とよく言われるけど、そんな場所は安全なのか? 日本は大陸とは違う。
プレートのせめぎ合いの中で、一瞬浮いているにすぎない島嶼にすぎないのに。
 2012.03.07



春・イカルの声 
 今朝は、雨。 もう寒さは強くはなくて少しやさしい雨かなと感じた。
公園に入ると(通勤の通り道)イカルの声がひびいてきた! きれいな響きのイカルの声。
春がやってくるのだとうれしい気持ちになった。
木立の上の方で、ちょっとにごったヒヨドリの声を圧倒して澄み渡った声が聞こえた。
うれしいなぁ、今年も春がやってきて、鳥たちが歌い始める。

夜、苺のコンフィチュールを煮た。 甘い香りが部屋に拡がって、幸せな気分。

こうやって、ゆっくり暖かい春を迎えられることに感謝。
 2012.03.02



捨てられた日本国民
 アメリカが福島原発事故の発生直後からの詳細な議事録を発表した。
日にちごとに、何千頁にもなる報告。さらに電話音声の公開も。

一方日本には記録が何もないということになっている。
記録が何もないということはないはずだけど、政府が意図的に隠しているか本当にないとすれば世界から呆れられること。

 まみっちは、秋以降体調が不良と言うこともありますが、いろんなことに失望を通り越した感情です。

以前このページに見てみてくださいとお勧めした東京大学の児玉龍彦氏の除染についても、お勧めしたことが間違いだった
と思っています。
福島第一原発の事故によって汚染された地域、物は膨大で、しかも自然に深くかかわって汚染を拡げています。
それを除染しきることはないのではないかと考えます。 汚染に広がりを知れば知るほど、無理と。
山々に降った放射性物質は木に葉に土に降り積もり、腐葉土に蓄えられゆっくりと水に混じって流されて、川へ湖に海に。

山全部を除染する、海全部を除染することはできない。
除染というのは、放射性物質のある場所を移しかえるにすぎない。 木を燃やすと灰になるだけ。それをどこにおくの?

福島第一の冷却に使った水は再利用と言いながらどんどん汚染水がたまっている。どこかで海に流そうとしている。
「無限に蓄えることはできない」と東電自身が言っていた。
 
まみっちはできるだけ文章にできるように努力していきたいですが、いっぱいすぎて破裂しそうで整理しきれません。

 このブログを是非お読みください。


「原発危機を考える」http://tomtittot.asablo.jp/blog/
 2012.02.22




 
 石巻ボランティア支援ベース絆にこんなプロジェクトができています。
サンライス元気村プロジェクト
http://ishinomakizuna.net/project_sunrice.html 
 参加してみませんか!
 2011.12.26






 福島原発事故の収束とは??
 「事故そのものが収束に至ったと判断できる」。東京電力福島第1原発事故の発生から9カ月余、
野田佳彦首相は16日、原子炉が冷温停止状態になったと判断し、事故収束への工程表のステップ2の
完了を宣言した。
 日本には、私の見ているのと違う福島第一原発があるのでしょうか?
事故発生から、ずーっと感じていることですが、東京でじーっとしている政府には原発事故と言うものは
見えていないのでしょうか。 
燃料はメルトダウンし、メルトスルーも考えられる状況で、核燃料自体がどこにあるかさえ分からないのに。
更に、冷やし続けなければならない状態はずーっと続く。汚染水はどんどんたまる。
東京電力自身が、「汚染水を海に放出したい」と言った時に、「無限にタンクをつくるわけにはいかない」と
言っていました。汚染水は無限に近く出続けるとこがはっきりしているのです。
地下水もたっぷり流れ込んでいてこれからどうなるの?と心配なことばかりなのに、「事故は収束」って。

海外に対する信頼を得るための声明とかいう解説もありましたが、今回の「収束」宣言は、世界をあきれ
させただけでしょう。 

なにか画期的ないい手がないというのが「原発は止めなければならない」ことの根拠です。
福島第一の処理さえ見通しがないのに、他の原発は動かしても大丈夫とは言えないでしょう。
 ↓のYtubeを見てください。 長いですが、整理されると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=bMRD3p2nuuI&feature=channel_video_title 
 
 2011.12.18




 玄海原発4号機再稼働
 九州電力の玄海原発の各プラントの稼働状況
1号機稼働中(予想以上の老朽化、脆性遷移温度が98度と上昇しており、岸本英雄玄海町長でさえ、廃炉を
         論議すべきと言っている)
2号機定期点検中
3号機定期点検中(2009年11月からプルサーマル運転・プルサーマルについての説明会でやらせがあった)
4号機 11月2日再稼働
     2011年10月4日復水器の異常信号で自動停止
      http://www.kyuden.co.jp/press_111004-1.html
     2008年にも冷却水圧の異常検知で自動停止している。

経済産業省原子力安全・保安院は「福島の原発事故以降、問題になってきた定期検査中の原発再稼働とは
異なり、ストレステストは必要ない」として運転再開を認めており、九電は「準備が出来次第、通常運転に復帰
したい」と主張していた。 
 http://www.meti.go.jp/press/2011/10/20111031004/20111031004.html

 という手順で、再稼働させてしまいました。 2008年、今回ともに人為的ミスによる停止でした。
だからこそ再稼働は危ないと思います。 
原子力安全・保安院って福島を動かしてきた組織そのままでしょう!? 
ずーっとミスしてきたところが大丈夫って言っていいのでしょうか?  ちゃんと責任を持てるのでしょうか。

 福島第一原発2号機で再臨界
 半減期の短いキセノンが観測されたことで、2号機で再臨界が起こったと考えられる。

そもそも燃料棒が破壊されて、メルトダウン・メルトスルー状態になっていて、内部の状態が全くわからない
原発に対して、「冷温停止」の「安定状態ってどういうことか理解できなかったのですが、理解できなくてよい
ということがわかりました。

メルトスルーしていて再臨界が起こっているとすれば、格納容器内から核燃料がコンクリートも溶かして、
地面にもぐりこんでいくことがこわいのじゃなにでしょうか。 地下水に触れませんように。

今回このデータを東電が公にしたことの意味はなんだろう? 隠しきれなくなる何かが徐々に露わになりつつ
あるのじゃないかと心配。

 玄海4号機の再稼働・冬の電気不足の大宣伝に見られるように、原発を再稼働させようという圧力は高い。
福島の悲惨な状態を見れば再稼働などありえないと考えるのは甘すぎる。
原発が制御できないということを知ったのだから、私たちが「原発はやめよう」と声を上げ続けなければ
静かになって来た、それ!再開となってしまいます。 ぜひぜひ署名を!!
そして、参加できる行動があれば参加しましょう。 黙って座っていては、やりたい放題にされます。
 2011.11.02




 電力会社の力の復活
 九州電力の居直りに近い報告書、社長の会見にびっくりしました。 これは、佐賀県の人・九州の人を
なめている。国民をなめていますよね。
第三者委員会について、「もう終ったことですから、関係ない」ってどういう論理でいえるのか理解できません。

事実について客観的に調べてもらうために第三者委員会をつくったのでしょう。 なら、その報告を尊重しな
ければならないのではないでしょうか。 調べてもらいました。気に入らない結果だし、そろそろ元の電気は
必要の雰囲気もあるし、電気会社に不利なことはなかったことにしても騙せるかなって考えたのでしょうか?
人々をなめていると思いました。 人のうわさも75日でもう忘れたとでも思ったのでしょうか?

冬の電気が足りなくなるから「節電」してもらいましょという関西電力の上からの物言いも気になります。
世間が、福島原発事故から関心を失いかけているという雰囲気を読んで、「電気は要る。原発稼働」と動き
始めていると感じます。

避難準備区域の解除は何を意味するのでしょうか?
東電の保障の話と並行して出された解除は補償額の圧縮を意味しているのではないでしょうか。
学校だけ除染して、子どもたちに帰ってきてもよいというのは、本当に子どもたちの生活に責任を持って
いわれているのでしょうか? 心配し過ぎは、かえって病気の元という放射線専門家(?)の判断のもとに
行われていることなのかな?
いっぱいの?を抱えながら、現地の子どもたち、お母さんたちの思いを考えると胸が締め付けられる思いです。

 2011.10.17



 福島第一原発の事故は人災
 東京電力福島第一原子力発電所の事故は技術経営のミスに起因するもので、天災でも偶然でもなく、
100%予見可能な事故だった――。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20110928/108520/?P=1&ST=rebuild
FUKUSHIMAの本質を問う【1】原発事故はなぜ起きた?

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20111012/108748/?ST=rebuild
FUKUSHIMAの本質を問う【2】届かなかった専門家の提言 

 2011.10.15




ストレステスト 
 20111001 stres.pdf へのリンク(□日本版ストレステストの不当性を訴える
                       [プラント技術者の会 筒井哲郎・川井康郎])
 日本のストレステストっていうのは、なんか付け焼刃で「とにかく他所でやってることを真似してやってみました。
その結果、現在ある原発は大丈夫です。稼働し続けます。」というためのものだと感じていました。
原発にかかわる技術者の方の意見を見てください。
原子力資料情報室の通信448号を上のリンクに載せました。 ぜひ読んでみてください。

私たち国民に情報を開示しないで、大丈夫とだけいうのは、今までの「原子力安全神話」の上塗りにすぎません。
ちゃんといちいちの情報を開示し、検証されることなくパスすることは許されないと思います。
 
情報操作
 情報開示に関して、原発労働者の労働状況に関するドイツのテレビを見てください。
労働者の劣悪な労働条件にも怒りを強くかんじます。更に、彼らに対する口封じ、情報操作は許されないと。

労働者の口を封じることで、労働者の孤立を強制し、より悪い状態に追い込む。 さらに、彼らの将来の保障も
奪い去ってしまうことになるのだ。
私たちは、東電、政府の言うこと、日本のマスメディアの言うことのみを信じていては間違ってしまう。

 アメリカの原子力委員会ヤツコ会長は「日本の福島の事故は起こるべくして起こった」と述べたそうです。
1981年にGEのマーク1型原子炉は構造上危険であるから廃炉にしていこうという報告がされているのです。

 マスメディアの情報を減らしながら、原発事故のことはだんだん忘れてくれという政府・電気事業者の誘導。
そんなものに乗ってはならない。今まで歩いてきた福島第一の事故に至る道をもう一度繰り返してはいけない。
まだ終らない福島第一の事故から目をそらしてはいけない。

いかにも帰還できますと言う政府の警戒準備区域の解除の意味をしっかりと見抜かなければいけない。
自分の子どもや孫をその地域で生活させられるのか? 安全だという先生! そこに住んでください。
 2011.10.10



 民意
 夜のニュース番組を見ていたら、小沢裁判について、「やっと民意で裁かれる」というようなことを言った。
はーーぁ!?? 裁判は民意を聞いて行われるものか?
有罪か無罪かは、客観的な証拠に基ずいて判断されるべきものだと思う。そして、灰色は無罪ということも。

民意で裁くというのは、時代の逆行だと考える。 西部劇で町の人々が「つるせ!つるせ!」と叫んで裁くの
と同じじゃないですか。 できるだけ客観的な真実に迫ろうという努力の上に判決は下されるべきだ。

私は、裁判員制度にも反対だ。 
裁判官は多岐にわたる法律を知り、その使われ方の例を学んできたはずの人々。 自分のプロとしての誇り
や職業に対する襟持があっても素人に任せることができるのだろうか?
司法試験ってなになん? 裁判官の任官、その拒否ってなになの?って思う。

裁判には、手頃な民意を反映させたかにみせかけるいい加減は許されないと思う。
ちゃんと証拠を持って、事実を認定して、こうだから有罪っていわないと。裁判官がこう思う、こう感じるから
有罪と言われ、それがとおる世の中は怖い。 権力とマスメディアのつくる見せかけの「民意」は危ない。


一方、政治には民意がちゃんと反映されないといけないと思う。
政治と法律は分離独立しているのが近代国家だろうし、民主主義国家だと考える。

今の日本は本当に民主主義国家といえるのだろうか?
本当の民意をみんなが作り上げる努力をしている国だろうか?
 2011.10.8




 ↓ 上関町長選の結果の記事です。時事通信 9月25日(日)21時17分配信
「 中国電力上関原発の建設が予定されている山口県上関町の町長選は25日投開票され、
無所属現職の柏原重海氏(62)が、無所属新人で元町議の山戸貞夫氏(61)を破り、3選を果たした。
任期満了に伴う選挙で、原発立地の是非が争点。
東京電力福島第1原発の事故後、新規原発立地計画がある自治体で行われる初の首長選となったが、
原発推進派の現職が1868票を獲得、反対を訴える新人に963票の差をつけ一騎打ちを制した。
 投票率は、前回を0.53ポイント下回る87.55%で過去最低を更新した。同町長選で原発推進派が
当選するのは、計画が持ち上がった1982年以降9回連続。原発予定地での推進派の当選が、今後の
国の原子力政策に影響を与える可能性もある。
 柏原氏は「(原発関連の)交付金に代わる財源はない」と交付金の必要性を強調。
2期8年の実績や地域活性化策の推進などを掲げ、支持を集めた。
 一方、3回目の町長選立候補となった反原発団体代表の山戸氏は「原発事故は収束しておらず、
原発を前提とした町づくりはあり得ない」と脱原発を訴えたが、及ばなかった。 」

 福島第一の冷温停止で、いかにも原発の事故は終息するかのような政府の発表、メディアの取り扱い
から、これから日本はまた同じ道を歩いていこうとしているのだなと感じています。
多くの人が、原発がいかに人間の制御できないものであるかを感じ、知り、止めようと声をあげています。
でも、一方で、このことからは目をそらそう、考えないでおこう、流れにまかせようという空気も漂って
います。

1981年にアメリカの原子力研究で、福島に採用されているGE社製M1炉は、電源喪失に対して危険す
ぎるから、事故を起こす前に停止しなければという考えが出されていたそうです。

福島第一の今回の事故の時、アメリカは衛星で原発炉内の温度が異常に上昇していることを見ていた
そうです。 当然事態は日本政府にも通告されていたはず。
でも、私たちは、「大丈夫、だいじょうぶ」「メルトダウンなんかしてないし、爆発なんてしない」と聞かされ
福島第一3号炉の大爆発の映像は、一瞬しかテレビでは流されず、BBCで知ることに。

放射能物質が放出されそれがどのように流れ、拡散し、どこが危険度が高いのかも日本のメディアでは
知ることができませんでした。 ドイツやスイスの情報を見ることになりました。

人々を守る大切なことは隠され、いつも海外の情報が先行して、何年も後にそうだったのかということに。
薬害エイズの時もそうでした。

日本語しか理解できないだろうから、海外の情報はできるだけ知らんふりをしていこうという政府や
マスコミにだまされて、未来を捨ててしまっていいのでしょうか?

電気がなければ産業がというウソにだまされて、未来を売り渡していいのでしょうか?

除染すれば、森や林や川や海はもとに戻るのでしょうか?
森の土や木をどうやって除染するのでしょうか?

今のお金のために、豊かな海を、土を売り渡した結果が福島に出ているのに、目をつぶるのですね。
20年、30年も生きないからいいよ、今の金だよってことですか?

 2011.09.27



 9.19の明治公園の集会
福島県三春町から参加したハイロアクション武藤類子さんのスピーチ
抜粋

 > ・真実は隠されるのだ
> ・国は国民を守らないのだ
> ・事故はいまだに終わらないのだ
> ・福島県民は核の実験材料にされるのだ
> ・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ
> ・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ
> ・私たちは棄てられたのだ
 
福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
>
> ・子どもたちを守ろうと、母親が、父親が、おばあちゃんが、おじい
> ちゃんが・・・
> ・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・
> ・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助け
> ようと、労働者たちが・・・
> ・土を汚された絶望の中から農民たちが・・・
> ・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障害を持った人々が・・・
> ・ひとりひとりの市民が・・・
>
>  国と東電の責任を問い続けています。そして、原発はもういらないと
> 声をあげています。私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。

 >  人類は、地球に生きるただ一種類の生き物にすぎません。自らの種族の
> 未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。 私はこの地球という美しい星
> と調和したまっとうな生き物として生きたいです。ささやかでも、エネルギー
> を大事に使い、工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。
>
>  どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。誰にも
> 明確な答えはわかりません。できうることは、誰かが決めた事に従うので
> はなく、ひとりひとりが、本当に、本当に、本気で、自分の頭で考え、確か
> に目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。
> ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。

 >  私たちひとりひとりの、背負っていかなくてはならない荷物が途方もなく
> 重く、道のりがどんなに過酷であっても、目をそらさずに支えあい、軽やかに
> ほがらかに生き延びていきましょう。
>
 ぜひ全文を読んでいただきたいと思います。

私は、ちょっとくたびれて、日本という国が嫌になっていました。
でも、そんな甘いことでは生きていけないと、背中をぶたれた思いです。
福島の人々、東北の人々が背負わされた者は、私たちが一緒に背負っているものの
はずです。それから目をそらしたり、逃げようとしてはいけない。

ときどきくたびれるけど、一生懸命考えながら、自分で選びながら生きよう。

「軽やかにほがらかに生き延びていきましょう」って、胸にきざみます。
 2011.09.23
原発の劣化について↓を参考にしてください。 
http://www.ustream.tv/recorded/16747599    井野博満先生 原発の寿命と照射脆化について 



 
 原発立地自治体について毎日新聞にこのような記事が出ていました。
 毎日新聞
「標準的な行政に必要な財源のうち独自の収入で賄える割合を示す「財政力指数」で見ると、立地自治体の
豊かさが目立つ。総務省によると、財政力指数の全国平均は0.55(09年度
決算)で、町村では0.1台の所も多い。原発立地21市町村への取材では、過半数の11自治体が1を超え、
他も1に近い所が大半だ。

 原発マネーはインフラや公共施設の整備に使われてきたほか、近年は福祉や教育など住民生活に密着
した分野にも活用が進む。北海道泊村が財源の5割を依存するなど、どの立地自治体も原発マネーへ強く
依存している。「脱原発」を進める場合、財源を失う自治体が甚大な影響を受けるのは必至の状況だ。」

この>「脱原発」を進める場合、財源を失う自治体が甚大な影響を受けるのは必至の状況だ。
ということは何が言いたいのでしょうか?
立地自治体は福島第一でわかったようにお金には換えられないものを失ってしまうのです。
そのような現実がつきつけられるまで、つまり次の事故が起こって人々が逃げ惑う事態になるまで、お金は
要るだろう、原発は動かせよ!って言っているのですか?

福島第一では、お金が降ってきていた自治体だけが被害受けたにとどまっていません。
もっと広く大きな範囲が人々が被害を受けているのです。 そして築いてきた生活を奪い取られているのです。

森住卓氏のフォトブログをみてください。
http://mphoto.sblo.jp/

インフラや公共施設・ 福祉や教育といったものは、安全に人々が住んでいてこそ必要なもの。
安全に住めなくなって、土地から引きはがされて、仕事も奪われた時、立派な公民館は誰が何に使うの?

若い人々が住めなくなった場所で教育って、誰のため?

飯館村には原発からのお金は降っていませんでした。 しかし、放射性物質は降ってきました。

麻薬みたいな原発マネーが必要なのはどうしてですか?
 2011.08.20




まず、この武田邦彦氏の電力についてのコラムを読んでください。
http://takedanet.com/2011/08/post_9016.html 
日本の電力供給能力は、今マスコミや政府が言っているほど低くはないのです。

その上で、武田先生!北海道知事はマスコミや政府にだまされた人ではありませんよ。

北海道知事高橋はるみという方は、バリバリの経済産業省の官僚出身の原発推進派。
ホームページの「子どもたちの未来のために」って考えられた結論ではないですね。
北海道道議会でも深夜に及ぶ審議で反対の意見が多く出たのに、お金の落ちている地元自治体だけの
賛成があると強行突破したようです。

2011.8.18の毎日新聞によると
「泊原発3号機の営業運転再開をめぐり、現状では道原子力防災計画上の地元自治体に含まれず、意見
表明の機会もなかった半径10~30キロ圏内の後志地方の自治体。東京電力福島第1原発事故では原発
から20~30キロ圏内でも広範囲に影響が出ており、十分な説明がないままの知事の容認判断には不満の
声が上がった。

 「道の危機管理監は後志管内関係町村に一度も来ておらず、何の協議もされていない」。
三浦敏幸・仁木町長は不満をぶちまけた。関係町村の不安解消や今後の安全対策を道としてどう取り組んで
いこうとしているのか、具体的な施策の説明もないまま。「原子力発電再開を全国で最初に行う必要があるの
か」と強い憤りを見せた。

 「後志全体の意見を聞かずに容認したことは遺憾」。30キロ圏内の余市町の嶋保町長は「10キロ圏外のた
めに防災計画も作れないし、防護服もなく不安だ」と町民の思いを代弁した。」

ここで、ほんとうに脱原発の方向なら、菅直人!まだ総理大臣なのだから、一言いわなければ。
九州の玄海原発をとめた時とどう違うの??

 福島第一がいまだに放射性物質を放出し続けている上に、アメリカの専門家は40km圏は避難し続けるべき
という意見を出しています。
そして、多くの人が心配しているメルトスルー(核燃料がメルトダウンで止まらず格納容器から溶け落ちている
状態)で、地下水の汚染が懸念されている。
この状態で、避難解除っていう政府の考えていることがわからないけど。

どうしたらいいのかわからないくらい深刻な福島第一を抱えて、もう一基どっかで事故を起こしたらどうなるのか
いまでも原発労働者は不足している。全国から福島に集めているのに。しかも、足りない。

世界の空と海を汚染し続けている福島も止められずに、次の原発を動かしてもいいのだろうか?

しかも、原発なしにでも電力は足りている日本が。
世界と未来に責任を持てるのだろうか?
 2011.08.18




 
 北海道の泊原発の再開を北海道知事が容認すると表明した。
関西では、関電が充分な努力もしないで(火力発電のフル操業をしない・買えるPPS電力を買わない)で
火力発電所が故障したから電力不足だと大声で言っています。
原発が稼働できなかったら、停電するしかないという脅しを目いっぱいかけてきています。

民主党は揃って「大連立」と叫んでいます。

とても危険な状態になっていっていると感じています。

太平洋戦争突入前、挙国一致で戦争に突入していったことを考えなければなりません。


福島第一は、政府やマスコミが伝える状態とは程遠く不安定なまま、放射性物質の放出も止まったわけ
ではないです。いかにも落ち着いてきていますという宣伝は何のためでしょう。
 今日のニュースで
  東京電力福島第1原発事故で、3月12日に起きた1号機の水素爆発について、政府の「事故調査・
検証委員会」(畑村洋太郎委員長)の聴取に対し、東電側が爆発前に予測できていなかったと証言して
いることが分かった。長時間の全電源喪失時に格納容器を守るため実施するベント(排気)のマニュアル
(手順書)がなかったことも判明。このため、作業に手間取るなど、初期対応で混乱した様子が浮かび
上がった。

関係者によると、事故調に対し、東電側は原子炉や格納容器の状態に気を取られ、水素が原子炉建屋
内に充満して爆発する危険性を考えなかったという趣旨の発言をし、「爆発前に予測できた人はいなか
った」などと説明しているという。
 ↑こんな電気会社が管理しているのに大丈夫ですか?
原発は危険だと反対してきた人々が、全電源喪失を知った時、メルトダウン→水素爆発を予測していた
のに。

 電気を得るために、未来を子どもたちをめちゃくちゃにしていいのなら、原発をどうぞ。
 労働者も納税者もほっておいたら湧いてくるわけではありません。
放射性物質にまみれて生活していく未来には、スクラップ&ビルドのビルドの部分がなくなっていくのだと
知るべきです。
 とりあえず国のお金を使いたくない・国民のためにはお金は使わない棄民政策に失望しています。


 本の紹介
 原発がなくても電力は足りる!

著者:飯田哲也・出版社: 宝島社 (2011/8/20)・ISBN-10: 4796685596・ISBN-13: 978-4796685597
発売日: 2011/8/20  500円

内容紹介
計画停電、電力不足、電気料金の値上げ……未曾有の福島第一原発事故が起きてから、繰り返しニュース
となり、節電キャンペーン、電力不足キャンペーンとともに認知されてきた日本の「電力不足問題」。
だが、本当に日本の電力は足りないのか? 電気料金を上げなければ電力会社の経営は成り立たないのか?
節電が続くと日本の優良企業は海外に逃げてしまうのか? 原発は本当にコストの安い発電方式なのか?
答えはすべて「NO」だ。 実は世界一高いともいわれる日本の電気料金には、原子力村の人々が潤う独特の
カラクリがある。それを守るためのキャンペーンに騙されてはいけない。再生可能(自然)エネルギーの気鋭の
論客、飯田哲也・環境エネルギー政策研究所所長を監修・メインスピーカーに、
経産省の現役官僚・古賀茂明氏、原発のコスト高の仕組みを解析してきた立命館大学の大島堅一教授を
ゲストスピーカーに迎え、「電力不足キャンペーン5つウソ」を検証する緊急出版のブックレット!
「原発のウソ」がさらに深く理解できる必読の1冊!!
 2011.08.17



 とりあえず、記事とリンクだけ貼ります。まみっち、なかなか文章をまとめられません(泣)

 

東京電力福島第一原発の事故をめぐり、米ニューヨーク・タイムズ紙は9日付紙面で、日本政府が緊急時
迅速放射能影響予測(SPEEDI)のデータを事故直後に公表することを怠ったために、福島県浪江町など
原発周辺自治体の住民らが被曝(ひばく)している可能性が高いと伝えた。

 長文の記事は、菅政権との対立で4月に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘・東大大学院教授が、
事故直後にSPEEDIのデータ公表を政府に進言したが、避難コストがかさむことを恐れた政府が公表を
避けたと指摘。
「原発事故の規模や健康被害のリスクを過小評価しようとする政府に対し、社会の怒りが増大している」と
論評した。

 そのほか、原子炉のメルトダウンを裏付けるデータ公表の遅れや、校庭での放射性物質の基準値を
めぐるぶれなども問題視した。(ニューヨーク=田中光)

 http://megalodon.jp/2011-0810-0907-06/www.asahi.com/international/update/0810/TKY201108090700.html
 http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/434.html
 2011.08.15



 某弁護士の暑中見舞いを許可を得て、転載いたします。
まみっち、全く同感。
 

暑中お見舞い申し上げます

     ※ 今年のクマゼミの初鳴きを聞いたのは、7月13日(自宅近くの公園)。
       春先から梅雨時まで気温が低かったため、羽化が遅れたのではないか。

2011年3月11日の東日本大震災による津波によって引き起こされた福島第1原発の1~4号機の
全電源喪失、燃料棒メルトダウン事故は、いまだに収束の兆しが見えず、今も放射性物質を出し続けており、
その被害はますます拡大しています。

アメリカは、1942年に正式にスタートさせたマンハッタン計画に基づいて原爆を作り、それを広島・長崎に
投下して甚大な被害をもたらしました。そのアメリカが第2次世界大戦後、核の独占とそれによる世界支配
戦略を遂行するため、核兵器に必要なプルトニウムを製造する役割を日本に担わせようとして、核に対する
拒絶反応の強い日本国民の抵抗を柔らげるため、中曽根康弘と読売新聞の正力松太郎によって、原子力の
平和利用なる大キャンペーンを行わせ、日本に原発を設置させていったものです。原発は、核兵器の原材料
供給装置です。アメリカがイランや北朝鮮の原発(原子炉)に異常なほど神経を尖らせている理由もそこに
あります。このようなアメリカの戦略は、日米安保体制下での沖縄の基地問題とも通底しています。

一刻も早く全原発を停止させ、沖縄から全ての米軍基地を撤去し、核兵器を廃絶させるためにも、
原発および核兵器は、人類と共存できないものであることを確認する必要があります。

私達は、既に起こってしまった核汚染に真剣に向き合い、福島の人々とともに、1日も早い復興と核のない
社会へ向けての気の遠くなるような作業を進めなければなりません。

2011年 盛夏

 

 国会や、菅直人の発言を聞いていると、私が知っているのとは別のおとぎの国・日本があって、原発は
コントロールができて、鎮まって行くかのよう!??

福島の人々・日本中・世界中が核汚染にさらされ続けているのに、子どもたちをなんとか守らなくてはならない
のに、なにもしてくれません。

国会で発言された児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合
センター長)の発言を聞いてください。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL

で、ビデオライブラリーが出ます。7月27日の厚生労働委員会のクリックすると
厚生労働関係の基本施策に関する件(放射線の健康への影響)説明・質疑者が出てきますので
そこで、
 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)
をクリックして、見てください。

 2011.08.03
 




まみっちのとまどい   
 まみっちは、週に確実に6冊の週刊誌を読みます。更に、追加で2冊読むこともあります。
月刊誌は確実に1冊。追加で2冊読みます。 ネット情報も読みます。
単行本もつみあがってます。
多くの情報を読んでいると、えーと訳わからなくなってきたぞということもあって、整理に苦労してます。

原発について、ものすごく揺れ幅が大きい意見の相違があります。 明らかに原発は危険だと考えている人と
いうのは比較的わかりやすいし、今までも信頼して読んできた、あるいは知っていたことなので読みやすい。
しかし、原発に対するスタンスがよくわからないか、なんか容認するような人の発言というのに惑わされそうに
なります。 えっ!これおかしいのじゃない??って思って、いろんな資料にあたろうとすると、づるづると同じ
ようなちょっと顔の違う資料が出てきたりする。 テレビや新聞や権威のある人々がぞくぞく登場する。

まみっちは、そもそも東大って国のための大学なのよって思っているから、東大系の主張には警戒警報で
読んでいますが、長崎大や広島大の放射線研究の先生方がまさか「少しの放射能は体にいい」などと
言われるとは思わなかったから、なんか根拠があるのか???と探した。

三朝温泉のラドンが体にいいのが根拠らしい。  ううん、世界的に確認できる論文とかあるのか?

東大放射線科の中川恵一氏が、 
>100ミリシーベルト以下の被爆では、この数値以下なら安全とされる「しきい値」が存在する可能性も否定
>はできません。しかし、安全のために、100ミリシーベルト以下でも、線量が増えるとともに直線的に発がん
>が増える、と想定する”哲学”あるいは”思想”が、国際的な放射線防衛の考え方です。
>これは、「直線しきい値なしのモデル」と呼ばれています。
と書いています。

100ミリシーベルト以下の被爆について、わざわざ思想だ・哲学だと言って、「しきい値」なしの考えが、おかし
いかのように言われています。 うううん?そうなのか??

低線量被ばくについて、多くの論文が出ていて、疫学的には小児がんの増加、低体重児の増加などが報告
されている。 

100ミリシーベルト以下の被爆について、国際的な考えがあり、危険性が否定はされていないのなら、
子どもや住民にとって、より安全な基準を採用するのが普通の考えじゃないのだろうか?

まみっちは、いろいろな意見に触れて、えーっとこれは違うよなと思うと根拠をさがします。
でも、触れやすい、見やすい情報が、「大丈夫・大丈夫。被爆は妄想、ヒステリー」ってささやいている。

なんで、放射線医療の専門家が国民を守るために役立とうとしないのか? 

放射線医学総合研究所のHP、7月13日にWHOで講演を行いましたという部分の中身。
Summaryに
Monitoring system has been established for food and tap water 
(食べ物と飲料水のモニタリングシステムは確立されました)

これもウソって言うより、人々を守るようには設計されていない役立たずのシステムですよね。

放射線医学総合研究所っていうのも、人々の側に立っていないことは、福島の被爆測定でもはっきりしてきて
かなりがっかりです。

医者や医療関係の人々が必ずしも人々の側にはいないのだなぁと、、、。

 
 福島産の野菜  
 きゅうりとサンド豆を買いました。 おいしくいただきます。 

福島の子どもたちが、地産地消などという美辞で放射能汚染されたものを給食で食べさせられませんように。
 
 2011.07.24  



 老朽化した原発を稼働し続けてよいのか
 7月22日に関西電力は稼働から40年目に入る美浜原発2号機について次のように発表しました。

>今回の高経年化技術評価では、30年目の高経年化技術評価以降の運転経験や技術的知見等を
>取り入れ、運転開始から60年の運転期間を仮定して評価を行いました。この結果、現在行っている
>保全活動に加えて一部の機器に追加保全策を講じることで、40年目以降の運転においても
>プラントを健全に維持できることを確認するとともに、同評価に基づく追加保全策を長期保守管理
>方針として取りまとめました。
http://www.kepco.co.jp/pressre/2011/0722-1j.html

つまり、40年を超えて稼働し続けたい。安全だからということです。
ほんとうに安全なのでしょうか?
原子炉は稼働することで、鉄でできている圧力容器が中性子線で劣化していくということです。
http://blogs.yahoo.co.jp/noayt777/25064122.html

脆(ぜい)性遷移温度について↓のデータがあります。
 順位  原子炉名   運転開始日     分類     温度    時期
 1   玄海1号  1975・10・15     母材    98℃    2009・4
 2   美浜1号  1970・11・28     母材    74℃    2001・5
                         溶接金属   81℃
 3   美浜2号  1972・07・25     母材    78℃    2003・9
 4   大飯2号  1979・12・05     母材    70℃    2000・3
 5   高浜1号  1974・11・14     母材    68℃    2002・11
 6   敦賀1号  1970・03・14     母材    51℃    2003・6
                         溶接金属   43℃
 7   福島第一  1971・03・26     母材    50℃    1999・8
     1号
漠然とした大丈夫・安全ですという言葉は、もうだれも信用しない、できない。
根拠をはっきり示して安全とか大丈夫って言ってくれないと。
 国や電気会社を信じろというのは話になりませんよね。


 電力がたりない宣伝について
関西電力が電力が足りない、節電してくれって大宣伝している。テレビでも暗い声で「節電のお願い」
新聞折り込みでも「節電のお願い」 そして封書のお願いまで届きましたよ! 
オール電化のマンションでは、ガスが来てないから嫌でもお湯一つ沸かすのも電気がいります。
「節電のお願い」に書かれているようなことは、電気代節約のためにみんな心がけていると思うよ。

関西では電気供給の50%が原子力に頼っていたって?? えーー!!ウソ!?

関電の持っている供給力の全貌をちゃんと出してほしいです。
 「ピーク時供給力」ではなく、「最大供給能力」が知りたい。
と、思っていたら、↓
 菅直人首相が経済産業省に対し、電力需給などに関する情報を適切に開示するよう文書で求めていた。
経産省が提出してきた資料について、水力発電や自家発電の設備容量などをより詳細に示すよう求める内容

経産省は国民に全貌を知らせることは嫌らしい。だからこそ、国民に開示してくださいね!菅直人!!

 2011.07.23




高齢者の覚悟 
 セシゥム汚染の牛がぞくぞくと見つかっています。 ということは、今牛舎にいる牛も汚染されている。
出荷停止にしてその牛をどうするのだろう?  

お茶はすでに汚染が確認された。土が汚染しているのだから、そこで成長するものも汚染される。

子どもたちやこれから子どもをつくっていく若い人たちには、できるだけ内部被ばくをさけてほしい。

野菜も米も、牛も豚も、魚もちゃんと汚染の度合いを明らかにしてほしい。
放射能汚染されたものは、高齢者で消費しましょう。
幸い日本は超高齢社会。 65歳以上が23%もいるのです。 50歳以上で消費する量は多いはず。

そして、汚染されていないもの、汚染の確率の低い西日本のものを全国の若者・子どもに食べてもらう。

そうするためには、まず政府がちゃんと調べて公表すること。

小出裕彰さん
が述べてられます。
「日本の政府は、基準を超えたものはまずいから情報を公開したりあるいは出荷停止にするけれども、
基準を下回っていれば全て安全というふうに日本の政府は言っているわけで、
そんなことはサイエンスの側からはありえないのです。
ですからちゃんと測定をして、すべての食物に関して汚染の度合いを明示するというそういう
システムを作る必要があると私は思います。」
3月11日を境に世界は変わったのです。もう私たちは放射能まみれになって生きるしかない
わけで。大阪が例外だとは思っていただきたくはありません。
必ず汚染食料は流通することになる、なりますし、私たちはそれを受け入れるしかないのです。
ただし私は子どもにだけは食べさせたくないので、そういうシステムを作らなければならない
。」
http://hiroakikoide.wordpress.com/
 
私は、おとなとして、子どもを守るために、引き受けなければならなくなった物を食べます。
子どもたちに汚染してないものを食べてもらうために、引き受けるべきものを食べるつもりです。

菅直人! いまできることから逃げるな!!
すべての食物に関して汚染の度合いを明示するシステムをつくるように指示を出してくれ!
「脱原発」と独り言を言うより大事なことです。
 2011.07.17




   
   なんとなく感じていた違和感
   菅直人が13日に記者会見をして、「将来は原発がない社会を実現する」と表明し、日本のエネルギー政策の
かじを「脱原発」へと切る意欲を示した。
この表明は、まともな方向だし、脱原発はするべきことだと考えていたので、菅直人のこの発言を評価すべき
なのだろうなぁと思いながら、なんか違う気がする。すごい不満感があるのはどうして?と考えていた。

今朝、だんなさまといろいろ話していて自分の考えが整理されて解ってきた気がした。

今現在、国としてやらなくてはならないことは、今回の災害に対してどうしていくのかということだ。
原発に対しては、福島第一から放出された・まだ放出されてづけている放射性物質・放射能に対して国民を
どのように守っていくかが問われている。
そのことを抜きにして、「 原発ってほんとうに怖いものだとわかったから止めることにします」というのは子ども
の反応だ。原発が人間の力ではコントロールしきれないとわかったことは評価できるし、だから止めようという
のもまじめな判断なのだけど、 目の前の災害をどうするのというのがまず問われている。
3月11日まで、原発ルネッサンスとかうかれていたからこそ、ちゃんと責任をもって今までの政策のつけを
始末しなければならない。

福島の原発より南の、西の稲藁が放射能に汚染されていたのは、福島第一が爆発した時風が南に吹いていて
東に周り、やがて北西に吹いていったからでしょう。そして、その時に雨も降ったからでしょう。
昨日NHKで放射能の流れをアニメで見せていたが、これって、即時にメディアでネットで流すべき情報だった。
今頃になってこういうことですよって出されたら、稲藁を作った農家、それを飼料に使った酪農家は泣きます。
早く教えてくれよ。情報は正確に早く出してくれよ。

このアニメをみて、これってドイツの気象協会がネットで公開していたのと同じだと思った。
外国の気象協会が即時に公開できていたのに、日本では4カ月遅れなわけ???
SPEEDIを災害直後から公開しなかった政府が、今の農家・酪農家の被害を大きくしていると考えます。
このことについて、政府は国民を守るという義務を全く果たしていません。
それをほったらかして、 「脱原発」って言っているのが許せない。

国民を守るために「脱原発」なのなら、 ちゃんと対応しろ! 福島の汚染に対して、東北の日本の汚染に対して
福島の子どもたちを守るための除染や疎開を国としてやらなくちゃ。せめて夏の間放射能の低いところに
子どもたちを出してあげようと考えないのだろうか。 1か月でも2カ月でも思い切り外で走りまわれて、いっぱい
野菜が食べられるところに子どもたちを出してあげたい。

次の日に、昨日の記者会見で述べたことは、菅直人の個人的意見ですって、、、、。
あのなぁ、、記者会見を開けるのは内閣総理大臣だからでしょ。個人的意見を内閣の意見としてまとめる努力を
してください。

内閣総理大臣は、大統領ではない。
<憲法は議院内閣制を採用しており、通常、内閣総理大臣は衆議院において最大勢力を占める政党の党首、
<又は連立を組む複数の党のいずれかの党首が任ぜられる


私たちは、菅直人が個人として述べたことも大事な発言証拠として覚えておかなければなりません。
今現在彼は内閣総理大臣なのですから。 他の閣僚も、民主党もいまのところ彼に対して責任を負っていると
いうことを覚えておきましょう。

   2011.07.16




 節電熱中症って!?
 電力がたりない、たりないって嘘ばっかり宣伝している電気会社や政府のことにはなにも言わない。
彼らのお先棒を担いで、「節電!節電!」って叫んでいるメディア。自分たちが真実を明らかにしてない
責任を全く反省してない。
それで、お年寄りがエアコンを使わずに熱中症になっているって、、、、。

NHKのクローズアップ現代でやってた特集を見ましたが、お年寄りが熱中症になるのは、節電のせいと
いうより、むしろ一人暮らしで援助がないことの方が問題のように見えました。
節電に関しては、団地自治会が音頭を取ってエアコンの設定28度とか決めていて、まるで戦前の隣組。
こうやって、節電の必要がどこまであるのか、電力の実態は明らかにされているのかという問題を抜きに
体制(電力会社と政治)の号令を鵜呑みにして、強制していくことが一番怖い。

電気会社以外にも大きな発電能力を持っているところがあります。
PowerProducer&Supplier(PPS)といわれる電気事業があるのを知っていました?
電力の自由化にともなってできてきた50KW以上の需要家に電気を売ることができる電気供給会社。
大阪府庁がこの電気を使用していることで注目され始めていますが、大きな会社が大きな電力を作って
います。
この電力は電気会社(東電とか関電など)の電力供給量にはカウントされていない。
この電力を入れなくても、原発なしで電力の供給は需要に追い付いているのに、足りない!足りない!
の大キャンペーンは、原発維持のため以外には考えられないうそつきキャンペーン。

政府の「節電令」っていうのは、充分供給できるPPS(「特定規模電気事業者」)の供給量まで15%
削減させているらしい。 供給できる電力はちゃんと供給させて、必要な電力は使えばよい。

電力不足で、工場が海外に移っていく、産業の空洞化が進むと騒いでいるけど、電力不足が原因なの?
日本の電気料金の高さは世界一! だからPPSで、大企業は自分で発電してる。
今更電気不足で日本を離れるのじゃないでしょう。 口実です。
本当は、放射性物質がいまだに空気中に放出され続けている日本の状態が危機的なのです。

しかし、こんなに危なっかしい日本なのに買われて、1ドル79円の相場って!??
世界は、とんでもなく不安定になっているってことですね。
 2011.07.12




  今日近畿地方の梅雨が明けたそうです。 夏らしいお日さまがきらきらと輝いています。
でも、気持ちはちっとも晴れやかにはなれませんね。

「ストレステスト」の実施ということで、原発の再稼働は当面なくなったことになっている。
脱原発の観点からすると、当面いいことなのだろうが、、、。なぜか???となってしまう。

国会での菅直人の答弁を聞いていて、すごく腹がたった。
「各大臣の言っていることについて、それは各大臣に聞いてくれ」というような答弁をしていた。
大事なことについて、この国について責任を負っているのはあなた! 総理大臣なのですよ!
って思った。

この人は就任直前に「自衛隊の指揮権は、防衛大臣にあると思っていた」と発言していた。
これを聞いた時、私はこの人は総理にしてはいけない人だと思った。
国のトップで責任を負うことの重大性を全く理解していないと感じたから。
このことを言い募るとなんだか私は 桜井よしこみたいになりそうでいやなのだけど。

しかし、やっぱり国・国民に対する責任感が欠如していると考える。
だから、福島第一についても「一義的には東電の責任」と言っていられるし、福島の子どもたちの
放射能汚染についてもなんの対策も講じなくて平気なのだ。

福島第一で大量の放射性物質にさらされ、作業している人々に対して、被ばく量を上げることしか
しなくて平気なのだ。
ソヴィエトでさえ、チェルノブイリのために働く労働者に対して、労働後の即時年金支給と医療費の
補償を条件にしていたのに(その後、ソヴィエト崩壊後に約束は守られなくなっているらしいけど)

被ばく覚悟の労働者の人たちに対して「原発作業員のため自己末梢血幹細胞採取」の準備を
虎ノ門病院がしているのに、いまだに活用されていないということだ。
政府が、原発労働者は大切で、大事な働きをしてくれていると考えているのならもっと彼らの
ための方策を打ち出せるはずだ。

福島第一は、事故の責任は大きく東電にあるとしても、現在の状況に関しては、日本の問題。
世界に対して、日本に住む人々に対して政府の責任が問われている。

菅直人個人の感覚ではなく、日本の総理大臣としても見解と政策が問われているのだ。
   2011.07.08
   




   不誠実。政治家は国民に対してちゃんと説明することが義務です。
内閣総理大臣は、みずからの内閣を責任をもって束ねなければなりません。だから、閣内不一致は追及される。

ストレステストとは何か。何のために必要か。具体的にどのようにいつまでに実行するのか。説明して!

「原発推進」か「脱原発」かを問う総選挙など今の状態でどうやったらできるのでしょう?

もし、本当に脱原発をめざして、国民の支持がほしいのなら、自らの意見をはっきりと述べてもらわないと、
そして、民主党・自民党・官僚などの原発推進・維持派ときっちり戦う姿勢を見せていただかないと、信用できない。

だって、海江田大臣が「玄海原発を再稼働してください」といった時、「私も同じ考えだ」と言ってた。菅総理。

自分は何に対しても責任を取りたくないから<原発再開>も自分の時にはしない。 確信を持ってさせないのなら
ちゃんと国民にわかるように説明してほしい。

国民投票で、「原発推進・維持」か「脱原発」かを問うのなら答えられる。
しかし、政権として選べと言われたら困る。 聞いている政党の主張がわからない。 その責任者たる菅直人の
考えていることが明確ではない。
情緒的な話ではなく、明確な政策として何を言いたいのか、したいのか。

   2011.07.07
   



 
 背が高く伸びた草の更に上に伸びたヒメジョオンの白い花が花が揺れている。 空からケリの高い声が響く。
昼日中に山の方から「テッペンカケタカ・テッペンカケタカ・テッペンカケタカ」とホトトギスの声が聞こえた。
日の光もキラキラして夏がきた!!

でも、なんだか夏の暑さを利用しようと身構えている人々がいるようで、大好きな夏を喜べない。
「電力がたりない、節電だから、冷房が効かなくて、熱中症が増えて老人が意図的に殺される」と宣伝する人
がいる。 節電・節電と叫びまわるマスコミ。 そして、一斉に節電しようとする人々。
なんか第二次世界大戦になだれ込んだ時と似ていると思う。 こっちに向けという号令に一斉に従って
しまうことは止めませんか?

電力の使い方は考えるべきだし、暮らし方も考えるべきだと思います。 号令に従わないで、自分で選択して
生きたい。 「みんな安全っていってたじゃないか?」「みんな節電しなきゃって言ってたじゃないか!」と
いう後悔がくるような生き方はしたくない。 私はこう考えた。こうする。 で、生きたい。
間違っていたら、私の情報収集が間違っていたか、判断が間違っていたか反省できる。


<「燃え尽きるところまでやりたい」って、燃えていない人は燃え尽きることがないと思う、、、。>
 
 2011.06.24




     
スパコン(スーパーコンピューター)が世界一になったそうだ。 しかし、まみっちは、はぁ!?って思う。
そのコンピューターを使って何をするの?
われわれ普通の人々の役に立つことをやってくれて、ちゃんと情報を流してくれるのならいいですよ。
しかしね、
「 「京」は、総予算約1120億円の国家プロジェクト」と書かれています。お金いっぱい使ってるのだ。
私たちの税金。

コンピューターで計算させるのもはなにか、それをどう役立てるかがなければ、早いだけで威張れない。
117億円以上のお金をかけて、原子力災害の時のために作り上げたというSPEEDIの使われ方を
みると、開発したいお金のほしい企業とそれで遊びたい学者と情報を公開したくない役人のものでしか
ない。私たちの役に立っていない。
今回のような原子力災害のときこそ役に立たなければいけない情報はすべて隠されて、遅れて出さ
れる。その結果、放射性物質が最も高くなるところにわざわざ避難した人々がいる。
なんで3月12日から速報してみんなに知らせなかったのか。
赤宇木(あこうぎ)の放射線の高さを見るたびに、町中からここに避難していた人々のことを思う。

いまでも放射性物質を撒き散らしている福島第一。もうすぐ放射性物質を多量に含んだ水をあふれさ
せようとしているけど、 この事態から人々を守りなんとかする手立てに役立たないコンピューター。
そんなものおもちゃ! 学者のおもちゃのために私たちのお金を使うのは止めてほしい。

スパコンのスピードがあっても、それを使うのは人間です。人の心を持ってない人が使っても意味がない。
使って何がしたいのか? 誰のために使いたいのかよく考えてほしい。
   
 2011.06.20    
     



 
 今年の夏、各地で本当に停電があるかもしれないと思います。
ほんとうの電力不足からではなく、電力会社が脅しとして使う「停電」です。 今、あおっている電力不足大キャン
ペーンを聞いていたらやるんじゃないか! わざとの停電と感じました。

メディアは、原発から垂れ流され続けている放射能については、トップでは伝えず、福島第一が今置かれている
深刻な状態や福島の拡大する放射能汚染地のこともその対処についても、深刻には伝えません。
 でも、ほんとうに深刻じゃないの???

私は、このまま福島第一がずーっと放射性物質を空中に撒き散らし続けて、東北の大地を汚染し、日本中を,
そして世界を海を汚染していくのが怖い。

6.11の全国行動をインターネットで生中継したUstreamの中で、広瀬隆さんは〝脱原発な雰囲気に浮かれている場合
ではない〟”事態は深刻で、炉心は鬼押し出しみたいになっている(田中三彦氏分析)。何世代もにもわたる災。覚悟して
欲しい”と警告 されたそうです。 

止められない放射能汚染。汚染に対する情報隠し。対処の仕方の誤った指導。 汚染をより深刻により長期化させる
ための指導かと思われる行政の在り方。 心が下向きになることばっかりです。

6.11の大阪の集会に参加しました。4000人の人々が集まりました。 東京の集会には20000人と言われています。
しかし、メディアは小さい集会を選んで報道しているみたい。できるだけ無視したいみたいですね。

ポスト菅、電力不足の大キャンペーンには、すごく力が入っているのにね。 

 で、私の感じ!     
この夏、電力不足キャンペーンの中で わざと停電する。
ほら見ろ!困るやろ!原発なしじゃと電力会社。
 停電を起こすような電力不足は本当はない。 火力・水力をちゃんと動かせばやっていける。
 でも、そんなこと認めない電力会社。
大会社や大きな工場は、自家発電を準備させ、小さなところを困らせる5分の停電でメディアを大騒ぎさせると
思います。

それでも、やっぱり選べない原発なんて。 普通に稼働しても捨てるところのない原子力のごみ。廃炉にするにも
捨て場のないごみ。どうするのか教えてほしい。 
今の福島第一をどうしたら鎮められるのか?その解決法を教えてほしい。
それができないのに、もっともっと原発は考えられない。
  
 原子力安全委員会って、国民を安全に守る組織じゃないの?
<委員会は委員長以下、委員5人はいずれも常勤の特別職公務員。ただし、常勤といっても定例会議は週1回だけ。
<議事録を確認する限り、会合は最短で10分弱、長いもので1時間半だった。
<これで約1650万円の年収(月給93万6000円とボーナス)を貪っている。

ちゃんと機能できていなかったことは明らかだし、今からもできないのなら、そんな無駄なお金を使わないでほしい。
私の税金を使わないでほしい。 
 2011.6.13



 

6.11 脱原発世界同日アクション
原発いらん!関西行動
集まろう!中之島へ
届けよう!原発やめての声を
とき6月11日
集会中之島剣崎公園
中之島公園
東エリア( )
2;00~2:30 予定
デモ御堂筋南下淀屋橋-本町-心斎橋-ナンバ
3:00~4:30 予定

 http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/11.6.11midosuji2.pdf


大阪以外でも全国で集会とデモがあります。
 http://www47.atwiki.jp/demomatome/

http://www.mahoroba-jp.net/blog/2011/05/no1no4.html 
 

 なんなの!? この国の政治は。 
まみっちは、今の政治、国も県レベルも市町村レベルも、人々のことをちゃんと考えてはいないとしみじみと感じて
いました。ちゃんと放射能レベルを把握して、住民の安全を守ろうという姿勢が見られません。
それは、原発の被災地においてさえ、町村レベルが放射能汚染レベルを自ら明らかにしようとしない、住民を危険から
守ろうという行動をとらないということではっきりしていると思います。

国の政治、政府はもう何をかいわんやの状態です。 菅直人が、首相になる直前に「自衛隊の指揮は防衛大臣が
とると思っていた」というのを聞いた時から、この人には国をリードするという知識も格もないと思っていました。
やっぱりでした。 今は、戦時のようなものです。陣頭指揮する人が、しっかり方向を示さなければ、、。 いろいろな
情報が錯綜して、間違いがわかれば、すぐに前言を翻してもいいくらいの覚悟で前進しなくちゃ何もできない。

でも、この騒動はなんなのと思います。 菅を引きずり下ろすなら、「こういうことをしなくちゃいけない。こうするのに
あんたが邪魔だどけ!」っていう方針が具体的にでなくちゃ止めさせる意味がないでしょう。
だれも、なんの策もなく、具体的方針がないから、「そのうち辞めます」なんて訳のわからんことでつぶれるんだよ。

ほんとうに、なんなの! 私は、日本という国は国家というに値するのかと思います。
税金を納めるのが嫌だ。こいつらのために、なんでせっせとお金を納めねばならないのだ。 ちゃんと働きがみえる
ところに、自分で選んでお金を渡したい。

                                        
頭を冷やして、自分でしっかり情報を集めて考えよう。 
原発の危険性を指摘して、原発は止めるべきだという方々の本を読んでいると、原発の建設にかかわったり、設計や
建設の現場にいた人が具体的にこんなふうに危ないと述べておられます。現場を知ったからこそ、これを人々に伝え
なければという気持ちを感じます。 もうみなさん読まれたかもですが、現場からの危険性の指摘が何年も前から
なされていたことがわかります。 ぜひ一読を! 
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html 
 2011.6.2
 


5月23日の参院行政監視委員会で、「原発事故と 行政監視システムの在り方」と題して参考人が呼ばれ発言した。
そこで、小出裕章京都大学原子炉実験所助教が発言した内容をMLで教えてもらいました。
メディアは、伝えてくれませんので、みなさんにぜひ読んでいただきたいと思い、再引用させていただきます。
小出裕章氏の国会発言内容

2011.5.28 
 
 


 疑問! 今回の福島第一の事故は、津波のせいなのか?

 まみっちは最近疑問に感じています。未曾有の災害、想定外の津波とか15mの津波が強調されています。
今回の原発の事故は、津波による全電源消失、ステーションブラックアウトが確かに大問題なのでしょうが、
それよりも前の地震が起きた時点で原発のシステムは無事だったのでしょうか?

2007年中越沖地震の時、震度6、マグニチュード6.8の地震で柏崎刈羽原発では緊急停止したが、
3号機変圧機が火災を起こし、地震のためにクレーンが壊れた。さらに炉心冷却の故障も起こり、放射性の水もれも
起こした。
M6.8の地震は大きな地震だが、とんでもない地震ではない。 しかし、この時の揺れは、原発の立地時に想定された
値を大きく超えていたことが後にわかっています。
 

>東京電力の発表によると、地震計の記録から設計時の耐震基準加速度を上回る揺れにさらされていたという。

>3号機タービン建屋1階で2058ガル(想定834gal)、3号機原子炉建屋基礎で384ガル(想定193gal)を観測したとの
発表もなされた。
 これでわかることは、普通の大きな地震でさえ、原発の設計時の耐震基準からすると耐えきれない大きな加速が
建物にかかるということです。
今回のM9.0といわれる巨大地震の中で、いったいどのくらいの加速を受けていたのでしょう。
たぶん、設計時の耐震基準をはるかに上回っていたと思うのです。この情報は、いつになったらわかるのでしょう。
もう発表されているのに、まみっちが知らないだけ??

菅直人は、「津波対策がとられたら、安全を確認して原発を稼働していく」という趣旨の発言をしています。
ほんとうに津波対策だけで原発の事故は予防できるのか?
大きな地震が来たら、耐震基準を上回る加速を受けて、原発は壊れるのではないか。
今回の津波前の地震だけの時にすでに配管の破損や計器の破損が起こっており、やっぱり、大きな事故に至って
いたのではないのか。 福島の事故の経過を語る時この部分を飛ばしてはいけないと思う。

M6-7クラスの地震が起こる可能性は、地震列島日本のどこにでもある。
だから、30年も40年も前に、いい加減な耐震設計で建てられた原発が運転し続けるのは、危険だと思う。
原発を停止しても、使用済核燃料がたくさんある限り、まさに10万年単位で管理、監視が必要なのだ。

浜岡は停止しても、350万Kwを出力していた燃料はそのまま浜岡にあります。 東海地震想定域の真っただ中に
残されています。 止まっても、危険は抱えたままだということを忘れてはなりません。
火事とは違うのです。消してしまったら、もう一度燃え上がることはないのではなく、冷やし続けなければならない
というのが原子力を使うということなのです。
 2011.5.27
 

 
浜岡原発は、政府が止めてくださいませんか?とお願いする形で止めることになりました。
でも、なぜ浜岡だけ?という疑問には、政府は何も答えていないばかりか 津波対策さえあれば
大丈夫みたいな回答です。

それに合わせるように、NHKでは、津波が福島第一に到達した時の映像を今更のように公開していました。
あんな映像、もっと前に公開できるでしょうに、なんで今頃強調するんだろうかと思いました。

更に、本当に今更に、<「メルトダウン」してました。>って、、、。
今頃いうのはおかしいと思います。 なぜなら、全電源喪失した時点で起こりうる危機的状況としてメルトダウン
は考慮されていなければいけないことだし、それを防ぐために迅速に行動が取られなければならなかったはず。
それが二カ月たって初めて認識できたのだとすれば、東電も政府も原発を管理する能力はまるでないという
事実をさらしているにすぎません。

今の福島第一の状態をいかにも小康状態のごとくに報道しようとするマスメディア(特にNHK、朝日)は、
国民を欺くものだと思います。
私は、この大マスコミ報道を聞いていて、しばらくの間 メルトとダウンは分けて考える物なのか!?と真剣に
悩みかけてました。 
報道は言葉を巧みに操って、人の心を惑わしてますね。

「メルトダウン」→溶融 (燃料が解けただけ、大丈夫大丈夫。/大丈夫なわけないやろ!)
今回の事故は「過酷事故」→ 重大事故(めちゃくちゃな事故じゃないよ、安心しろ。/ 安心なんかできないやろ!)

放出された放射性物質総量60京ベクレル(京ってどんだけ0がつくのかと考えるとくらくらしますね)とか。
でもこれってどういう種類なのかな?報道では、放出総量・分布は言わないようにしている。

>チェルノブイリ原発の事故が発生してから10日間に放出されたセシウム137の量は8.5京ベクレル、
>ヨウ素131は同じく176京ベクレルに達した。
>ZAMGが26日に発表した、福島第一原発から放出される一日平均の放射性物質の量を、事故発生以来毎日
>排出されたと仮定して単純計算した場合、 セシウム137は9京-90京ベクレル、ヨウ素131は180京ベクレルと
>なり、チェルノブイリ原発事故での放出量をはるかに上回ることになる。

という記事も見ました。 チェルノブイリは10日間で一応封じ込めたけど、福島は、まだまだえんえんと継続中。
事態はちっとも楽観を許さないのに、いかにも終息に向かっているかのような報道姿勢は許せません。

それにかかわりますが、原発での電力のコストが、他の発電より安い、安いという原発推進派の主張がでます。
そのコストに今回の事故にかかわる費用、賠償、廃炉にかかる費用が折り込まれていないのに、つっこまない
報道姿勢は本当に欺瞞だと思います。少なくとも廃炉にかかる費用は、事故がなくてもいる費用です。
たぶん帰ることができない町、村の人々の損害は、プライスレスの深くて重いものだと思います。
そして、政府が今避難を言っている地域よりもっと大きな地域が本当は避難すべき地域のはずです。
少なくとも子どもたちは疎開しなければならないと思うのですが、そんな厄介なことはしたくないというので、
目をつぶっている政治を許していいのでしょうか?

福島第一が、今回のようになったのは、いかにも津波のせいにされていますが、ほんとうに、地震では傷ついて
いなかったのか? 
>【ベルリン時事】英紙デーリー・テレグラフは17日までに、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交
>公電の内容として、国際原子力機関(IAEA)が2008年12月、日本の原発の耐震基準は時代遅れで、大規模な
>地震が発生した場合、「深刻な問題」が生じる恐れがあると警告していたと伝えた。

↑ 日本のどの原発も充分な耐震性を満たしてはいない。 地震国日本で、老朽化した原発を稼働させ続けて
いいのか?大丈夫なのか? よく考えなくちゃ。
 2011.05.21


 5月の空に、黄砂が飛んでますね。
光の中にスミレ、リナリア、マンテマ、ナデシコ、タンポポは綿毛を飛ばしています。
草むらに、ニワゼキショウの花が星みたいに開いて、「しあわせな五月」の光景なのですが。
 

http://www.asahi.com/politics/update/0504/OSK201105040134.html 
 福井県美浜原発一号機は、1970年稼働。すでに40年を経た老朽化した原発です。
ここで得られた電力を消費しているのは関西です。 美浜原発が、再稼働しなくて、夏の電力の供給量が落ちると
いうことです。 東日本だけじゃなく、私たちみんながどういう生活を選択するのかが問われていると思います。

「夏の暑いのは嫌!原発でもなんでもいいからエアコン使い放題で行きたい」というのはどうでしょうか?

昔、「家は夏向きに建てよ」「大阪では西を開けて建てよ」と言われていたように思います。
西日が入って暑いやんと思っていましたが、西風が吹くんですよね、大阪、、、。
古くからの知恵は捨てられて、密閉して風の通らない家やビルを建ててしまって、自然を征服したかにみえたのは
ほんの一瞬のことです。自然は、もっともっと大きくて、強力です。でも、利用させていただくと考えるとやさしい姿を
見せてくれるのかもしれません。

まみっちは、電力の消費者として、美浜原発の再稼働に反対です。
高浜原発のプルサーマル化にも反対です。 

美しい海、よい漁場である海を危険にさらす上関原発建設に反対です。
 2011.5.5


 連休の始まる前の日、28日に左足にやけどをしてしまいました。 ずーっと、ジュクジュクですが、皮がはがれないでいけて
ますので、だんだん良くなってきているのかなと。 しかし、足は不自由で体のあちこちが痛いです。
自分の不注意だったので、すごく落ち込んでます。

あんまり動け回れないお休みで、読書に励めばいいのですが、気分が落ち込んでいると読書もはかどらないです。

「日本の原発危険地帯」 鎌田 慧 (青志社)
今、原発に対して強い危機感を持っているけど、鎌田氏がレポートしている原発が建つ頃、関心を持っていたかと問われたら
ほとんど知らなかった・関心を持っていませんでした。
大部分の原発立地の現地は、初め強固な絶対反対を打ち出すのですが、運動は分断され、お金で縛られ、押し切られて
原発が建ってしまったのです。 1970年、私は全く別のことには関心を持っていましたが、原発のことを知りませんでした。

<1954年、・・・・中曽根康弘代議士は、原発予算を提案、公安警察出身のメディア王・正力松太郎ともども、原発推進の
ラッパを吹き、与野党政治家、官僚、電力会社、財界、学者、裁判官、マスコミ一丸の総力戦となった。
 原発反対派は、かっての戦争反対派のように、弾圧され投獄されたわけではない(佐藤栄佐久・前福島県知事の例も
あるが)。 が、対決の心が弱かった。行動がたりなかった。拒否の思想と行動、切迫感が弱かった>
と週刊金曜日4/26 に鎌田氏は書かれています。続けて
<大量の被爆者と故郷喪失者、生業を喪った農漁民、これから発生する未来の被爆者たちから、批判されることになるで
あろう。原発反対といいながらも、いつしかその原発体制のなかで生きていることを、忘れていたのだ。>

でも、今、こういう状況で思い切り思い知らされたわけですから、今一度考える機会、行動する機会があると思います。
耐久年数を過ぎた30年以上の原発はこれ以上運転を延長しないこと・新しい原発は日本では建設させないこと。

「低線量内部被ばくの脅威」 原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録
     ジェイ・マーティン・グールト著   肥田舜太郎 他 共訳 (緑風出版)

<本書は、1950年以来の公式資料を使って、全米3000余の郡のうち、核施設に近い約1300郡に住む女性の乳がん死亡
リスクが極めて高いことを立証して、レイチェル・カーソンの予見を裏付ける。>

スリーマイル・チェルノブイリだけではなく、原発が稼働すること自体が低線量内部被ばくを起こしていることを示しています。

肥田舜太郎先生が 「放射能に核爆弾と原発の違いはありません。」と言ってられた事を思い起こします。
そして、低線量内部被ばくというのは、被害を被っているその人自身が被害者であることが証明しにくい完全犯罪だと。

<北半球の放射能レベルが南半球の10万倍も大きい>

「原子炉時限爆弾」 大地震におびえる日本列島   広瀬隆 (ダイヤモンド社)

重たい本じゃなくもうちょっとページ数を少なく読みたい方にお勧めは
DAYS JAPAN」 2011年5月号  暴走する原発 
「クーリエ・ジャポン」 2011年6月号  ”感情論”から離れて考えるほんとうの「原子力」の話

まみっちの上から目線の感情的な話にはちょっとねーって思ってられる方にお勧め。


これらを読まれた後↓を見て、どう思います?
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110503/plc11050300460004-n1.htm

この国は、子どものことも普通の人々のことも考えていないと思います。

「ただちに影響がでるレベル」ではございません。 なんど聞いたでしょう。ただちに影響が出たら、そりゃ大量被ばくだよ!?

で、「ただちに影響が出る」レベルとはどのようなレベルなのか」と菅直人に公開質問状を美浜の会などが出しました。
これに対する厚労省の答え
どのようなレベルか把握していない。 後になって健康影響がでるかもしれないと回答したそうです。
 2011.5.3
 


 今朝、だんなさまに見せてもらった週刊法律新聞に掲載の記事

4月6日、総務省が社団法人電気通信事業協会等4団体に対し、「東日本大震災後、地震等に関する不確かな情報等、
国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布しており、被災地等における混乱
をじょちょうすることが懸念されます。」として、法令や公序良俗にはんすると判断するものの自主的削除を要請した。

これはどういうことでしょう。 政府は、国民に多くの情報を隠しています。 原発の情報に関しては、東電も政府も正確な
情報を私たちに伝えてくれているとは思えません。 原発に関しては、政官学・民間電気会社さらにテレビメディアが
強固な原発推進で結びついています。こんな状況で、原発の事故に対する評価、状況判断をするには、たくさんの縛ら
れていない人々の情報が必要です。 そういう都合の悪い情報を排除しようとする政府からの動きは、言論統制です。

今でも気象庁の対応は、戦前の気象情報は軍事機密といって国民に明らかにしなかったのと同じ対応をとっていて
こんなことを許していいのかと思います。 だって、私たちは放射性物質がどのように拡散するのかを日本の発表として
見せてもらっていません。なんで、ドイツやフランスのサイトで見なければならないの?

気象庁は、放射性物質の拡散予測の画像を公開しない。「予想だから」「実際におこるか分からないから」だそうです。
じゃ、黄砂の予想画像はなんでつくってるの?
花粉情報は、飛ぶ前から、薬屋の情報操作のように「10倍!10倍!いっぱい飛ぶ」ってあおって予測してたじゃない?
ちゃんとデータ集めて、ちゃんと国民のみんながわかるように示すのが、環境省や気象庁の役目でしょ。

国は情報を隠し、人々が集めた情報を不適切な情報として抹殺しようとするのは、まさに太平洋戦争時の状態でしょう。
大本営発表だけで「日本は勝ってる・戦争は順調・そのうち勝つ」ってうそばっかり流していたときと同じ。

こういう法律なんか絶対に通したら駄目。日本の民主主義が死んでしまう(今でもかなりあやしいけど)

 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110429-00000013-jnn-pol
ださくさにまぎれて、こういうことはちゃちゃとするのね。
沖縄のことも、ちゃんと見張ってないといけない。
 2001.4.30
 
 今日はまみっちの仕事はお休みの日。 でも、銀行とかには行かなきゃなので、バス(本当は歩ける距離)→電車で
行ってきました。買い物も雨の前にすませたし、ほっ。
郵便局で、東北の被災地で活動してる方々への支援の送金もしてきました。
まみっちが送っているのは↓
http://miyagijishin.seesaa.net/article/190241580.html   新燃岳周辺のお野菜を被災地に送る被災地を繋ぐ活動。

 http://ccp-ngo.jp/  パレスチナ子どものキャンペーンが大槌町に入っています。
              被災地の偏った食事が問題になっていました。 卵とお豆腐、そして↑の野菜が届きますように。

 http://williamseiji.wordpress.com/   このブログをいつも見ています。 ラジオやタオルを送りましたが、季節が移って
                         要りそうなものを送りたいですが、車をなくしたら、こういう物資を調達するのが
                         ちと不便です。

 大きな自然災害は、人の力では押しとどめることはできないことがよく理解できました。
その大きな自然の力をコントロールした気になっている原子力利用とというのは人間の思い上がりですよね。

今生きている哺乳類には、放射線に対する防衛の力は備わっていないと書いてありました。
なぜなら、哺乳類などの生き物は地球環境の放射能が低くなってから現れたから。高放射能は経験がないと。
 2011.4.27




 まみっちは、24日日曜日・広島の集会に行ってきました。主催者発表1500人という小さな集会でした。
日差しの中で、小さな子供連れの家族や若い人たちが、個人で集まってつくる集会でした。

行ってよかったと思ったのは、ヒロシマの原爆被災の後市内に入って二次被爆した人々をずーっとたくさん
診てこられた肥田求太郎先生のお話を直に聞けたこと。94歳とは思えないカクシャクとした語り口で、
実感を持って外部被ばくとは違う内部被ばくを語られました。 しかし、まだ今の医学に科学的に証明できる
力がないと悔しそうでした。 内部被ばくについて、大きな集団を長期にわたって調査し続けたデータが
公表されていないように思います。 チェルノブイリでも、スリーマイルでも。
フクシマは、ちゃんと長期にわたって調査が行われなければならないと思います。

肥田求太郎先生のお話はこのインタビュをお読みください。http://www.magazine9.jp/interv/hida/index.html

低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録
↑は肥田先生が訳されたアメリカでの乳がん発症率についての貴重な疫学的な研究です。

 福島原発20~30km圏で全村避難をした川内村から岡山に避難しておられる女性のお話はこころに沁み
ました。彼女は、大工さんで自分で川内村に家を建てて、井戸から水を・太陽から電気を得て生活していたと
いうことです。大きな地震でも家は壊れず、水も電気も自立していたので、お風呂にもはいったそうです。
彼女は、福島原発のことを知って、3年前から「原発を廃炉に」という運動をして、原発の危険性をよく理解し
ていたので、事故を知り子どもたちを連れて車で会津に避難したそうです。
しかし、そこからさらに遠くに避難する、川内を去るということには、離れがたい心の葛藤があったそうです。
彼女は、成人してから川内の自然に魅せられて移りすんだ人です。育ったのは岡山だそうです。 
彼女にして、そうなら、生まれ育った人々はどんなにつらいでしょう。
「ふるさと」の歌に乗せてフラダンスが披露されましたが、心にしみました。

彼女が、「人間は土と水と空気があれば生きていけます。今それが奪われた」と言われました。
放射能が何十年(何十万年かも)にわたって、人間の生きていく基本的なものを汚染していくことを考えました。

放射能汚染について
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=595
 
電気が足りないと経済が縮んでしまうとう記事を読みました。 経済って何? 肥大化し続けなければやって
行けない社会って何?と思います。

 ところで、まみっちは今日自分の自動車を止めました。ディーラーさんに車を渡しました。 
年齢もいってきたし、目も疲れるから、運転は安全な間に止めてしまいましょうと決心しました。
生活も少し不自由になるかもしれない。買い物もちょっとしにくいかもしれない。でも、そういう範囲で生活しよう
と決心したのです。これは、地震とも原発とも関係なく今年の初めから準備してきたことです。

近くの八百屋さんでパックに入っていない野菜を買う。お肉屋さんもパックじゃなく買うお店。近くにこんなお店が
あるのに、利用しなきゃね。
 2011.4.25



 原発なしで暮らしたい100万人アクションinヒロシマ

 ★4月24日(日)日時:2011年4月24日(日曜日)
場所:ハノーバー庭園  (旧広島球場北側 広島市中区基町)
10:30~13:30 ノーニュークス・ライヴ&ノーニュークス・スピーチ
14:00~15:30 メイン集会
15:30~16:30 脱原発ピースウォーク&ピースマザーウォーク

 福島市や郡山も学校や幼稚園で、「校庭に出てはいけない、砂場で遊ばない」という状況下で学校が始まった。
このニュースを見て、「え!!なんで子どもたちをそんな危険な状況に置いたままにしているの?」と思った。
風はほこりを舞い上げるし、そのほこりを子どもたちは否応なしに吸いこむでしょう。その5年後、10年後はどうなるの。
なんで避難させないの、政府は。行政は。

放射能は耐えて克服できるものじゃないでしょう。 「がんばろう」ですむものじゃないです。

武田邦彦教授の意見に同意↓
http://takedanet.com/2011/04/post_faf5.html 
 
「がんぼろう!東北」「がんばろう!日本!」について
耐えしのぼう、東北!日本!ではないと考えています。いまこそ、ちゃんと状況をみて、把握して、決断しよう!という
ことだと考えています。

雑誌「世界」で大江健三郎氏は
 「 いま現実のものとなり、激烈に進行中の福島第一原発の危機が、すでに予告されている悲劇の最小規模にまで
押さえ込まれることを、もとより私は願います。しかし、どのような結果になるにしても(そのあいだの大きな人間的努力
に敬意を抱きつついいますが)核とはどういうものかという危機の国民的実感において、これまでのあいまいな日本が
続くことはありえません。・・・・・・この現実の事故をムダにせず近い将来の大災害を防ぎうるかどうかは、私ら同じ核の
危機のなかに生きて行く者らみなの、あいまいでない覚悟にかかっています。」と述べています。

私は、今、日本が、国民一人一人が問われていると思います。 このまま、今までの状態を続けるのか否か、責任を
持って未来に渡せる決断をしなければならないと思います。

その結果が「原発OK」であったとしても、それはあなたが自分の頭で考えて出した結論でなければならないと
思います。「私は、こう考える」だから「NO」または「YES」とはっきりと決断しなければならないと。

かって、原発のために土地を売り渡し、原発立地に「YES」と言わされてしまった人々の子や孫が今被災者として、
土地を追われ、この先何年も帰れないかもしれない状況になっています。
原発の是非について、現状維持でよいと考えている人々に問いたい。
「あなたの居住している80km圏に原発がありますか? あなたの街に原発が稼働していてもOKですか?」
今から建設されようとしている原発のそばの人々の反対運動を知っていますか?その人々にしょうがないから、受けて
くださいと言えますか。
http://stop-kaminoseki.net/

多くの今稼働中の原発が耐用年数を超えて、しかも危険なプルサーマル運転をされていることを知っていますか?
大きく建屋が崩れている福島第一3号機はプルサーマル運転中でした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB

 まみっちは、今、原発を核の平和利用だ・温暖化を阻止する切り札だとかいって容認することは、未来をなくすことだと
考えています。 甲状腺がんや白血病や小頭症や心臓血管系の異常や骨の癌で苦しむ子どもたちが増えることは
私たちが止めなければ、未来の命は守れない。

だから、原発の建設に反対している人々の行動を知らなければならない。なにか行動しなければと思う。
24日の広島の集会に行くつもりです。 
 
もくもくと「がんばって耐え忍んで」命を散らせた太平洋戦争と同じ過ちをもう一度繰り返してはいけない。
ヒロシマで誓った「あやまちは繰り返しませぬから」は今、現実として問いなおされている。
 2011.04.21



 福島第一発電所の事故後、元原子力委員長、元日本原子力学会会長、前原子力安全基盤機構理事長など
これまで、原発を推し進めてきた人々が4月1日に「緊急建言」を発表されました。
記者会見もして、発表されたのですが、テレビなどのメディアに大きく取り上げられることはありませんでした。
しかし、これまで原発推進の立場で「原発は安全だ」と言い続けてきた人々の言葉をよく聞いてください。

 福島原発事故についての緊急建言 

この建言に名を連ねた方は、津波で損傷してしまった福島第一をテレビで見て、「こんなのは想定外だ」と。
すると奥様が「『想定外』なんていう言葉は、 『そんなことも考えていなかった自分がバカでした』といってるだけ
じゃないの」といわれたそうです。(奥様!あっぱれ!!)

想定外  それは原発については、考えたくないと同義語だったかも。
これまで、原発反対の運動や訴訟の中で訴えられた「こんなことになったら」っていう想定をみんな「想定不適切」
っていって切り捨ててきたのですもの。
危険ですよという警告は、常に出されていました。IAEAでさえ、日本の原発立地基準の甘さについて改善を求め
ていたのですから。

それから、まみっちが不思議に思っているのは、テレビに出てくる原発の模式図。トックリみたいな原子炉格納容器
中の圧力容器、すごい単純に書かれているけど、配管は!??
原子炉にはいっぱいの複雑な配管がくっついているはず。その配管は、揺れにすごく弱いから危険って言われてた。
圧力容器が健全?でも、くっついている配管が切断されていたら、穴が開いていることになりませんか?
配管のことをちゃんと言わないのは、やっぱり系全体が破綻していることを認めたくないからか。

原子炉建屋の中を調査するのにロボットが働きました。日本のロボットじゃなくて、アメリカのロボットでした。
25年前のチェルノブイリの時に高放射線の中の作業をロボットにさせようとしましたが、うまく働きませんでした。
その後、高放射線、高温など悪条件かでも働くロボットの研究がすすめられたのですが、日本ではいらないと
研究が打ち切られていたのです。知らなかった。 http://uporeke.tumblr.com/post/4504410269
 
2011.04.20


 福島第一原発の事故の状態は、毎日どうなるのだろうという心配がいっぱい。
「計画的避難」の村は、どうなるのだろう。今避難している人々ももう一度帰って、生活できるという見通しがない。

原発は、「発電コストが安い」と言われてきた。 
建設時に危険性を軽く見積もって、建設コストを削り、事故になったら、補償を国にしてもらうというのではおかしい。
政府が原発保障に新機構をつくるといっているけど、官僚のお仕事を増やして、人件費ばっかりつかってないで
今あるお金を使えっていってほしい。

河野太郎氏のブログにかかれている
「 原子力環境整備促進・資金管理センターという天下り団体がある。
 専務理事は経産省の天下り、10人の評議員のうち8人は電力又は原子力村出身。

 この団体に、電力業界は3兆円を超えるお金を積み立てている。
 そのうち使用済燃料再処理等積立金には6年間で2兆4491億円を積み立てた。この約4割は東京電力が
 消費者から徴収したお金だ。法律を変えれば、この積立金を福島原発の損害賠償に使うことができる。
 電気料金の値上げなどを大臣が口走る前にやれることはたくさんある。」

http://www.taro.org/2011/04/post-972.php

無責任に安全を軽く見積もって来た責任をちゃんと当事者に背負わせなければ、原発の発電コストは安いと
これからも宣伝されかねない。
事故を起こした時の処理、補償にどれほどの費用がかかるのか、時間がかかるのか。私たち自身がしっかり見て、
本当のコストはどれだけかかるのかを考えなければならないと思う。

 電力会社がお金をかけた宣伝・イメージ作戦にだまされてはいけない。
 2011.04.17


 復興会議の欺瞞
今日、復興会議と言うものが発足した。
議長が言った。<東北は今まで日本の食料を供給してきた。これからも食料の供給をできるように
復興するには国民が負担を負わねばならない>という趣旨だった。

おいおい! 今東北の大地は、海は放射能で汚されつつあるのを無視してそんなことが言える!?
コメの作付ができるかできないか。乳牛から搾った乳はもう捨てなくていいのか。
汚染した水を垂れ流してしまった海から、魚や貝や海藻をとれるのか?

現在進行している放射能汚染を隠すような復興計画はありえないでしょう。

マスコミもおかしい。
「チェルノブイリの10分の1の放射能しか放出していません。レベル7だけど」という。
できるだけ危機感を薄めて、原発の事故を過小評価しようとしている。
どういう結論をみすえているのか。「やっぱり原発以外にないでしょう、電源は」という結論か。

ちょっとぐらい不自由でも、子どもや孫やその先も安心できる方が大事じゃないですか?
今の電気を使った便利で超安全が必要ですか??

 
MBS毎日放送
 
中部大学武田邦彦教授のブログ
                                             2011.04.14

 原発を止めようの行動

 http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/home/4.16midosujidemo.pdf

 集まろう! 全関西からノーモア福島の思いを胸に。
歩こう! 御堂筋を原発廃止を訴えて

とき4月16日(土)
ところ中之島公園(女神像エリア)
集会3:30~4:10
デモ4:10~5:30
御堂筋南下淀屋橋-本町-心斎橋-ナンバ 
 
まみっち本人がこの日行動に参加できないのが残念です。
参加できる方、一人でも多く!! 
                                          2001.04.12

 福島第一原発のあまりの壊れ方におろろしていました。そして、「原発反対」って言ってきた者として、
なんかしなくちゃと考えていました。今できることの提案をと。

しかし、よく考えたら(すぐに理解していない私が馬鹿)こういう事態になったら、人間が介入できなくなる、
核燃料が暴走するから危ない、絶対の安全などありえない、だから、原発には反対だと言っていたのです。

7日の余震の中、青森県東通原発、宮城県女川原発が冷却機能を失いかけていたことがわかりました。

中越沖地震で傷ついたのに運転再開をしてしまっている新潟の柏崎刈羽原発ももう一度揺れにあうと
福島1になってしまいます。

多くの人々が、運転中止を求めてきた東海地震震源域にある浜岡原発・中央構造線上にある愛媛県の伊方原発
昭和45・6年から稼働している老朽化した美浜原発、どれをとっても安全な原発などないのです。
http://www.jaif.or.jp/ja/nuclear_world/data/f0302.html

どんなことにも危険がつきまとうわって言われるかもしれません。でも、火は水をかければ消えます。
燃え尽きるということもあります。
原子の火は燃えることで自然界になかった元素になり30年以上という半減期のものに変わっていきます。
そして、水に流せばその水が汚染水となり、吸着させたらその物が汚染物となり消えてくれないのです。
人間がコントロールできないものを安全だといいきってきた今までの原子力政策がおかしいのです。

今、この事態の中で私たちは学び考えなければならないと思います。

放射性物質に汚染された水も食べ物も受け入れなければならなくなるでしょう。 
日本で生きていくとすれば、逃れられない。
かって、北欧の人々がチェルノブイリの風下で汚染されたトナカイの肉やコケモモやキノコを食べざるを
得なかったように。
しかし、汚染の中で私たち以降の世代が背負っていくものは深刻で辛いものになっていくかもしれません。
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_dispersion_rejets_17mars.aspx

これ以上、核物質による環境の汚染を広げないために
今ある原発の運転を止められる間に止めなければならないと考えます。
止めても、やっかいな時間のかかる廃炉作業が待っています。

今、私たちにできること。
福島以外の原発も直ちに運転停止を訴えること。
電気の押し売りで不必要なことをしていたことを止めること。
東電の原発がなかったら大停電キャンペーンにのらないこと。


水利利用を目的に作ったダムの水利利用をちゃんとして水力発電も
してもらうこと。(ちゃんと水力を使ってない)
火力発電所もメンテナンスして使ってもらうこと。

原発が、安価で環境にやさしいってキャンペーンは
まっかなうそだったのですから。


 2011.04.09
 
 
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