スペシャルウィーク

私たちの年度代表馬
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スペシャルウィークは豊さんに初めてのダービー、ジャパンカップをプレゼントしてくれた馬です。

キャンペンガールとサンデーサイレンスの子供でスペシャルウィークっておしゃれな名前ですよね。
母、キャンペンガールはスペシャルを産んですぐに死んでしまいました。キャンペーンガールの母は
レディーシラオキ、ミスアシヤガワ、シラオキに繋がる名牝の血筋だそうです。
昨年11月生まれ故郷の日高大洋牧場が火災で焼失、スペシャルウィークのお姉さんも死んで
しまいました。
スペシャルはこの血統の大切な後継者なのです。

血統


サンデーサイレンス
ヘイロー
ウィッシングウェル

キャンペンガール
マルゼンスキー
レディーシラオキ
セントクレスピン
ミスアシヤガワ
ヒンドスタン
シラオキ

戦績          戦績詳細

1997.11.29  阪神(芝)1600m 新馬戦でデビュー。もちろん豊さんを背に、1着でゴールを駆け抜け
                    ました。

1998.01.06  白梅賞       除外を予想して、登録したこのレースに出馬することになって、
                    ちょっと仕上がっていなかったこともあって、ゴール寸前に、幸四郎
                    くん騎乗の地方馬アサヒクリークにハナ差さされてしまいました。
                    豊さんが幸四郎くんに「この馬に勝ったことが誇りになる馬になる」
                    と言ったとか。

1998.02.08  きさらぎ賞     今度は、きっちり勝って、ボールドエンペラーとの差は3.5馬身でした。

1998.03.08  弥生賞       セイウンスカイ、キングヘイローとの戦いの緒戦。先行するセイウン
                    スカイを、きっちりゴール前さして1/2差の勝利。
                    2着にセイウンスカイ、3着キングヘイローでした。

1998.04.19  皐月賞       前走から+10kg、476kgの馬体で出走。3着でした。
                    仮柵がはずされて、内有利な馬場で、スペシャルウィークの枠は、
                    8枠 18番。大外の悪いところを走る試練でした。
皐月賞の返し馬 
(よのさん提供)

1998.06.07  ダービー      体を絞って、468kgで出走。前走3着だったにもかかわらず、1番人気。
                    そして、期待に応えてみごと1着のゴール!
                    騎手インタビューの時の豊さんの言葉少なの様子にかえって喜びの
                    大きさを感じました。 ゴール前に豊さんは鞭を落としちゃって、、。
                    「来年拾いにきます」って本当になりました。    
                    
ダービーのパドック
(よのさん提供)
1998.10.18  京都新聞杯    キングヘイローをクビ差しりぞけて、1着。まず、秋初戦を勝ちました。

1998.11.08  菊花賞       強いセイウンスカイにやぶれました。 3.5馬身差。 馬体は476kg。

1998.11.29  ジャパンC     騎乗停止中の豊さんに代わって、岡部騎手を背に。
                    中二週のなかなか厳しい日程でした。初めての前まえの競馬。 3着。
                    よくがんばりましたよね。

                               
1999.01.24  AJCC       アメリカでのシーキングザパールの騎乗でお留守の豊さんに代わって
                    ペリエ騎手が騎乗しました。1着。

1999.03.21  阪神大賞典   雨の中、メジロブライトの一騎打ち。3/4馬身しりぞけて1着。

1999.05.02  天皇賞・春    終始3番手につけて、4コーナーから抜け出して、1着!
                   豊さんは、勝ったのになんか不満げな表情でした。
                   スペシャルウィークの本当の爆発力を出すのはこういう競馬じゃないと
                   豊さんは考えていたのですね。それでも、勝ってしまったスペシャル
                   ウィーク。強い馬だったのです。

1999.07.11  宝塚記念     +4kg。480kg。聞いたとき、ふとーいって思いました。
                   初めて、私がG1の競馬場に行きました。レースは、ターフビジョンも
                   見えなかった、、。しょぼーんと帰りました。 
宝塚記念のパドック
(TOMOさん提供)

  
1999.10.10  京都大賞典   天皇賞・秋をめざして、秋緒戦。
                   +6kg、486kg。生涯最高の馬体重でした。夏の放牧中、520kgって
                   聞いていました。心配でした。やっぱり、太いと切れない、スペシャル
                   ウィークでした。
                   ツルマルツヨシから、0.8秒の7着。初めての3着以下でした。

1999.10.31  天皇賞・秋    前走が響いて、4番人気。単勝で6.8倍。スペシャルウィークとしては
                   えって思える状態でした。もう走らなくてもいいのよとさえ思ってしまい
                   ました。でも、スペシャルウィークは、スペシャルウィークだったのです。
                   470kgのシェプアップした馬体は、豊さんの切れを生かす後方からの
                   競馬にきっちり応えて、レコードで天皇賞秋を制覇!

天皇賞・秋、おめでとう!サイレンススズカが押してくれた?スペシャルウィークもがんばったのよね。

1999.11.28  ジャパンC    世界のモンジューを向かえて、大好きな府中のターフ。
                   しっかりと絆を結んだスペシャルウィークと武豊。4コーナーでは、
                   あまりの手ごたえの良さに豊さんは「口笛が出そう」って。
                   ゴールは、インディジェナス(香港年度代表馬)-ハイライズ(英ダービ
                   ー馬)-ボルジア(独ダービー馬)-モンジュー(仏、愛ダービー馬)を
                   引き連れての1着!

ジャパンカップ、やったね! 豊さんに初めてのタイトルをもう一つプレゼント。

1999.12.28  有馬記念    464kg、新馬のときと同じ体重で出走してきたスペシャルウィーク。
                   超スローペースの中、最後方をいくスペシャルウィーク。
                   緊張した流れ、追い出した豊かさんと一緒にゴールまで叫びつづけ
                   ゴールの瞬間に「やった!」って思いました。
                   ゴール板、判定写真で4cmの差。勝っていたのはグラスワンダー。

有馬記念、めちゃくちゃ惜しい2着でした。しかし、右回りでも左回りでも、逃げずにしっかり走り
とおしてほんとうにお疲れ様でした。

豊さんが有馬の後、みんなとお別れするスペシャルウィークに特別のウィンイングランをプレゼント。
グリーンチャンネルでも、この様子に「ありがとう、スペシャルウィーク」の文字が重なって出ました。

2000.01.05  引退式
G1のテーマにのって、豊さんを背に入場。






(TOMOさん提供)
みなさん、さようなら




(TOMOさん提供)
(sinoさん提供)
ファンから贈られた最強-スペシャルウィークと菊でかかれた帯。
そう、あなたは最強馬。
出場できるG1を走りきった、がんばったスペシャルウィーク。
新しい天地に、いってらっしゃい。また、会いにいきます。

写真を提供してくださったよのさんTOMOさん、sinoさん ありがとうございました。
2000.01.20
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