2001.12.12
イスラエルがパレスチナを「テロ国家」と呼んで、どんどん攻撃している。世界もいかにもパレスチナの側に テロリストがいて、イスラエルは攻撃を受けているかのように見ているように思える。 違う! 圧倒的な力でパレスチナの人々に攻撃をかけているのはイスラエルなのに。 イスラエルの戦車は世界に報道されないのをいいことにパレスチナの人々の畑や果樹園を踏み荒らして ミサイルや爆撃は家をこなごなにしているのです。 ガザからの 粕谷幸美さんの報告によると ラファ(ガザ南部) というところをベルギーの経済学者と一緒 に見に行かれたそうです。そこは、イスラエルの入植地がパレスチナ人居住区に入り組んでいるので 「治安維持」の理由で家屋も畑も、命までも奪われる確率が非常に高い地域だそうです。 整地された工場現場のようなところで小山のようになったところにイスラエルの旗があったそうです。 それは、破壊されたパレスチナの人々の家の後だったそうです。 ベルギーの視察団の一人が一緒に写真をとリクエストしたのに対して、その家の主人は烈火のごとく 怒ったそうです。「外国人が一体何をしてくれるというのだ。多くの人が、イギリス、その他、ヨーロッパから やってきた。何も変わらないじゃないか。 どうしてくれるんだ。」と。 これを読んで涙があふれてきました。 アフガニスタンでもそうだったって中村先生の話を思い出しました。 みんな援助だ支援だと一時やってくるけど、本当に必要な手助けは何もしない。そして消えてゆく。 今、パレスチナにかけられている攻撃に対して、「イスラエルは攻撃をやめろ! 入植地から撤退せよ!」 と声をあげなければならない時だと思います。 でも、日本にいる一人の私に何ができる。考えています。 たくさんの人がパレスチナに関心を持つことが必要だけど、もっと何かしなければと思う。行動を、、。 明日 12月13日 四谷の主婦会館前を午後7時に出発の「中東に平和のともし火を」行進が 行われます。呼びかけを下に載せてます。 詳しくはここを見てください。
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