2001.10.24
| ヴェトナム戦争の歴史 |
| ヴェトナム戦争の歴史を振り返ってみて、やっぱりアメリカっていつも同じことをしているのだと思った。 ヴェトナムの時は、共産主義に対する「自由を守る戦い」という名目で資本主義の盟主として戦い 世界の反対にも耳をかせなくなって、面子を守るためだけにアメリカの若者を全く関係のない国で死なせ ヴェトナムの人々をいっぱい死なせてきたのに。 常に自分の都合のいい時は、兵器を与え戦わせる。用事がなくなると自分たちが踏みにじった国のこと など忘れ去る。 アフガニスタンでも同じことをしている。 ソ連がアフガニスタンに侵攻してきた時は、共産主義を阻止するためにとかいって、兵器は送り込む、 ＣＩＡを使ってゲリラ戦の指導をする。ステインガーミサイルまで与えた。 さらにソ連が撤退した後、アフガニスタンが内戦で混乱のなかにあるなかで、タリバンを育てる資金を パキスタンを通して出してきたのもアメリカ。 でも、パイプラインを通す計画もなくなったら、アメリカの興味は無くなって、アフガニスタンって言う国の 荒廃なんか知らないということにしちゃったの。 ランボー３「怒りのアフガン」って言う映画、ビデオを見てみてください。 ソ連と戦っているアフガニスタンゲリラを思い切り持ち上げています。マスードが出てきたのにはびっくり。 そして、アフガニスタンの人々に賛辞送って終わっています。 自分で育てたゲリラが見事に育って、アメリカの自分勝手さに気づいて歯向かってきた。 今、ウサマ・ビン・ラディンが取っているゲリラ戦、テロの手法は、アメリカのＣＩＡが教えたものでしょう。 資金の作り方、ロンダリングのやり方も。 その先生のＣＩＡが、本当に知らなかったのでしょうか？このテロを。 ウサマ・ビン・ラディンが本当にやったっていう証拠をちゃんと提示して、国際法廷で裁けばいいのに。 アメリカは国際法廷設立にずーっと反対していて、だから法廷ができなかったのですよ。 それに、人を納得させるちゃんとした証拠はないから、国際法廷なんて嫌だ、駄目だなんでしょう。 内緒でトップだけに耳打ちして、後は脅しで戦争協力をさせている。 今度のアフガニスタン攻撃だって、別にアフガニスタンがテロをやったわけではないのに。 ソ連に１０００万個の地雷を埋められた国。灌漑設備も果樹園も破壊された国。壊れたミグ戦闘機が 飛行場に転がっていて、戦闘機なんて飛んでなかった国。首都は内戦で瓦礫の中だった国。 そんな国の制空権ってなにですか？ 内部分裂を激化させる北部同盟への肩入れ。地雷を埋めたソ連 に地雷の撤去をやらせもしないで、ウズベク、タジクの基地使用の為に手を組んでいいのか。 その地雷原に食料を落としてどうしようというのだろう。みんなの目を投下した食料に向けるために 北部同盟の地域に落として、報道写真を撮らせて、しかも小さい子をモデルにして。作為そのもの。 アメリカが戦争をはじめる時は必ず「自由の」「正義の」という掛け声がかけられる。 アメリカの正義と自由の為に今度は何人のアフガニスタンの人々が犠牲になるのだろうか？ アメリカの我儘のために、パキスタン-インドは不安定になっている。 しかも、イスラエルはもう見境がなくなってきている。パレスチナをテロと決め付けて本格的にパレスチナ を本当に押しつぶしてしまいそうだ。世界が力を貸さなければパレスチナはつぶれる。助けて！ 石礫で対抗しているパレスチナの人たち、子ども達の国を。 もう５０年以上も圧迫しつづけられているパレスチナ。 ヨルダン河西岸とガザはパレスチナに。 |
| ＨＯＭＥ | ＨＡＲＤ ＴＡＬＫ |