2001.06.27

美しさの基準−価値の基準

仕事柄いろんな人たちの顔の周辺をまじかに見ることが多い。(なんか変な言い方だけど)
お顔そのもの、髪の毛、耳などを観察できる。それで最近感じること。

有色の顔に黒い眉毛、黒いひとみ。その周辺を取り巻く髪の毛が突然黄色!
この髪の毛、やってる人は金髪って思いたいんだろうなって思うけど、全然金髪なんかじゃない、断固ない。
だって金髪って「かがやくブロンドの髪」って言われる状態のことでしょう? 日本人がやってる金髪って
まったく艶がなくて、輝くからは程遠い。それどころか黒髪が本来持っている艶をむりやり奪っているから
艶のないきたなーい黄色い髪の毛。あんなんのどこに魅力を感じるのだろう。きたない。
恋人同士で抱き合った時に、あんな汚げな髪に顔を埋めたいのだろうか。理解できない。

有色の顔には、きりりとした黒い眉、深い黒い瞳、そしてつやつやとした黒髪こそが美しいバランスだと思う。
口元にこぼれる白い歯が魅力的に輝くというものだろう。

それに、髪の毛を染めるって自分の体に化学薬品を作用させることでしょう。いまどきのアトピーが出やすい
若い人の体を一層危険な状態に押しやってると思う。

もういっこは、耳のピアス。 いまや若い人だけじゃなくいい年のおばさまだってやってるけど。
かわいいお嬢さんの耳たぶがピアスをしているために、湿疹状態でがびがびって何のためにしているのか
って思っちゃう。美しくありたいのなら、ピアスはずして、がびがび状態をなくしたほうがいいのにって。

人から見て美しくない以上に金属アレルギーを起こしてしまったら、これから先生きていくのに困ることも
起こるのにね。だって入れ歯などの歯科治療には金属が使われるのに、使えなくなってもいいのかな。
それになんかの時に手術とかで金属の材料が使われることだってあるかもでしょう。

見かけもきたないし、自分の体にも良くないのにそれでも格好いいと思うのかな?
美の基準、ものの価値感が違うのね。 それとも美しくありたいと思っているのではなくて変な格好をしたい
だけの反抗期のファッションなのだろうか。 結構年寄りのまみっちには理解できないファッションである。

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