2001.04.20
この間、ある国立病院で診てもらうことになって受診した。 初めての受診だったので、まず申し込み表に 記入するようにといわれて、記入し始めた。姓名、生年月日、住所、電話 ハイハイ書きます。 次に本籍地?? 国籍くらい聞かれるかとは思ったけど、、。県名だけにしとこ。 その次、所帯主? 保険証も見せるんだし、私が診察受けるんだけど、、。いるのかな? ここまできて、つい最近雑誌か何かでパソコンを日常的にはよく使っているドクターが「電子カルテこそ 国民総背番号のもっともよい元帳になる」と書いていたのを思い出した。 なるほどね。こうやって 必要事項として書き込ませると、患者は抵抗しがたいな。 日頃プライバシーに厳しくいっていても 患者となると立場は弱いものね。抵抗するには勇気がいるし、必要な理由を言われると書かないと 診てもらえないのかと不安になりそうだな。 自分の身体の情報がみんな書き込まれたちょっとしたカード、チップ、、。なんか危なさそうだ。 と思っていたら、病気の検査結果、診断、治療などすべてコンピューターに入力して、患者にIDパスを 渡して、パソコンから自分のデーターを引き出せるようにしている病院があるそうです。 怖い! そんなもののセキュリティー、すぐに破られるよ。 ネットに繋がっているだけで、やぶられない バリヤーなんて存在しないもの。 アメリカが、サイバー攻撃に備えて、サイバー部隊にアメリカ自身の電力を止めるように攻撃できるか どうかシュミレーションしてみたら、3日で可能とでたそうですよ。 NHKで、DVDのコピー防止暗号が、北欧の16歳の少年に破られた、しかも彼は8時間で暗号解読を 完了したというのを放送していました。 人間が作った物。人間に解けない暗号はないと思うべきです。 そういうことを考えたら、診療情報をネットで店晒しにするようなことは怖くてできないと思うけど。 それに、コンピューターは電気がないと動かないんだよ。 どんな時でも稼動できるとは限らない。 必要な時に本当に必要な情報が確実に提供できるんだろうか?不安。 |
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