昨日、だんなさまが注文していた本を持って帰ってきました。
とりあえず私が取り込んだのは
「パレスチナの歴史」奈良本英佑著(明石書店) と
「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」佐野眞一著(集英社インターナショナル)
どちらもすごく分厚い本です。この頃目が疲れるまみっちは読み通せるか自信がありません。
銀行への財政支援がまたまた言われていますが、無差別に救済支援するのはおかしいと思います。
それに、自動車業界への支援っていうのも必要ないと思います。
今世界に問われているのは、無限に消費が拡大することを前提にした資本の利益至上主義は無理だと
いうことではないでしょうか?
自動車だって、地球環境の問題からすればこれ以上むやみに増えていいものではないはずだし、
低賃金を求めて世界中の人々を生活給以下で働かせる仕組みも限界だということだと思います。
アメリカが「戦争」という選択を拒否して曲がりなりに「変革」を選んだのですが、日本は今どこに向かおう
としているのでしょう。 航空幕僚長の戦争肯定の論文が表彰されて、その責任をちゃんと問うことなく
定年退職扱いにしてしまう政権は、まじめに今の危機を見つめて、アジアや世界との関係を考えていない
と考えます。まじめに戦争路線を考えているのでしょうか?
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ペシャワール会の会報より
「日本政府は、インド洋での後方支援の延長を決めようとしている。(アフガニスタン)現政権が、反政府
勢力を軍事的に制圧するのは不可能と考え、水面下でタリバンとの妥協策を模索しているというのにで
ある。「反テロ戦争」は何を生み出したのか?かって「アフガニスタン復興支援会議」を東京で主催した
日本政府がやるべきことは、対米従属の軍事支援ではなく、両者をテーブルにつけるべき外交努力では
ないのか。そして何よりも戦乱と旱魃で疲弊した農業国アフガニスタンの農業復興支援ではないのか。
これこそがテロ対策の本道だと思う。」
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天声人語に
「悪い政治家をワシントンに送り出すのは、投票しない善良な市民たちだ」 |
お金をばら撒けば人は喜ぶと考えている心卑しい政党と政治家。
こんな政治家を送り出し、許しているのは私たち自身なのだと思うと腹が立つ。
今回のお金のばら撒きって、お大尽が札束をばら撒いて、それに群れる人を見て喜んでいるという映画の
場面を見たときの不快感を思い出しませんか? 上から目線と圧倒的な優越感のなかで人を人として
見ていない。困窮の本当の原因とどうすれば人々が暮らしやすくなるかを考えていない。
2008.11.08 |