今日の朝日新聞の憲法総点検インタビュー(中)の伊勢崎賢治氏の述べられていることに共感しました。
彼の著作「武装解除」を読んでいたからよりよく理解できたかもしれません。
長くなりますが引用します。
軍事的な抑止力は紛争処理に必要です。でも、日本が他国と同じ軍事運用をする必要はない。 「血を
流す」貢献をしたいなら、紛争地に非武装の国連軍事監視団員として自衛隊の将校を派遣する手もある。
戦後日本の「非戦」思想は本来、自らの血を流す覚悟に支えられたものだったはずです。他国がミサイル
を向けていることが分かっても自分からは攻撃しない、と宣言する方策だから。国民は今、平和や正義の
ためにどれだけ血を流す覚悟をしているのでしょう。 |
|
|
そして、綿井さんの言葉も引用したいと思います。 |
「なぜ自分は憲法9条改正に反対するのか、あるいはなぜ賛成するのか?」という問いだって同じだ。
それはいつもでなくてよい。毎日でなくてもよい。いつもいつも戦争や憲法のことを考えることは、
僕だって、誰だってできない。
しかし、ときたま、何かの拍子に少し考えたり、想像したり、思い出したりするだけでも、僕らの住む
社会や世界はかなり違ってくると思っている。
その「ときたま」の回数の一回のなかにでも、僕の映画の1シーンや、イラクからの叫び声や泣き声、
そして鳴き声が残ってくれていれば、そこから「何か」を考えるきっかけになることを願っている。
http://www1.odn.ne.jp/watai/ 綿井健陽さんの2005/5/3の記事から |
|
|
そして、もう一つ、益岡さんのこの記事は全文読んで、私たちが送っている自衛隊はどういう侵略の手伝いを
しているのかを考えてみたいと思います。 |
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/ 益岡賢さんのHP の「人殺しを気の向くままに」 |
2005.05.04 |