2003.7月8月管理人の独り言

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ベランダにやって来た
ツマグロヒョウモン

きれいでしょう。

仕事場の黄花ランタナにも
来ていました。
とても華やかな目を引く蝶です。

イラク・ナジャフで起こった爆発で124人以上の人々が亡くなったという報道。 すごい破壊力。すさまじ
い憎悪。内戦状態になってしまうのでしょうか、イラク。
アメリカとイギリスは、ほんとうに何をしてしまったのでしょう。 他所の国の内政に思い切り手を突っ込ん
で、めちゃくちゃにして、人々の生活も破壊して、、、。 エジプトは「アメリカ軍のイラク侵攻は何人もの
ウサマ・ビン・ラディンを生み出すだろう」と言っていました。イラクのみならず、イラン、サウジを巻き込ん
で中東全体が不安定になると、世界が不安定になってゆく。これからどうなってゆくのか。
この状況の中で、軍事力強化の方向に動こうとしている日本は世界でどういう位置を取ろうとしているの
だろうか。一つ一つの国の行動をチェックして行動しなければいけない時なのだと思います。
                                                   2003.08.30




今日仕事を終わって、買い物をして家に帰る途中というかもう家の前にきたら、前のおうちの中から
大きな声で、「はいった!」って聞こえました。 うぉ、阪神ホームランか?急いでドアを開けて、テレ
ビをつけたら、やっぱり、阪神アリアスの2ランホームランが出てた。 関西って大きな声で応援して
いるのって絶対に阪神ファンなんですよね。 新婚時代、文化住宅の隣のだんなさんも熱烈阪神ファ
ンでした。夏の暑い日、開け放しのベランダ越しにめちゃくちゃやかましい応援の声が聞こえて、その
声だけでゲーム展開がわかるくらいでした。 他のチームもこんなに熱烈応援がついているのかな?

小さいときは今は無くなちゃった「阪急ブレイブス」のファンでしたが、阪急ファンってめちゃくちゃおと
なしい。球場に来るファンが少ない。だから、実際によく球場につれていってもらえた。
がらすきの外野でのんびり野球をしずかーに見ていました。寝転んだら、ライトにやってきた虫を捕ま
えるこうもりが乱舞していました。 足の悪い父は「甲子園には行けない。あんなに人がいたら、怪我
する」と言っていました。でも、ちょっと甲子園に行きたかったまみっちです。
                                                 2003.08.29




昨日の豪雨とは打って変わって、今日は青空が拡がっています。 朝から、窓を開けて風を通して
お洗濯、お洗濯! 雨の前にベランダのお花の花殻摘みとちょっと切り込みをしたら、ゴミ袋いっぱ
いになりました。 箕面は10月からごみ収集が有料化されます。二人家族のうちは小さいゴミ袋しか
もらえないから、追加で買わないと今の調子のごみの量は処理できない、、、。減量を目指している
けど、なんで野菜はむき出しで売ってないのかな?一つ売りしてほしい。

News Week(日本語版)の今週号、On Japanというコラムに自衛隊のことが書かれています。
自衛官募集のポスターにモー娘が使われていてその写真に「Go! Go! Peace!」って書いてあるらし
い。<このポスターの本当のメッセージは、正反対の「Go! Go! Army(軍隊)!」だ。>って、そう
です。欺瞞的だよね。
さらに、<防衛庁は今、「戦後最大級の護衛艦」の予算を求めている。・・・・ところが護衛艦といっ
ても、実態は飛行甲板をもつ小型空母だ(排水量は1万3500トン級は第二次大戦時の日本の一
部空母より大きい。)  確かに人道援助活動にも使えるだろう。だが、垂直離着陸戦闘機や対潜
水艦ヘリを艦載すれば、憲法第9条の範囲をはるかに超えた軍事力伸張が可能になる。>

人道援助でなんでもごまかして、どんどん自衛隊を大きくし、海外に展開するという嘘に私たちは正
面から立ち向かわないといけないのじゃないでしょうか。有事法制を突き詰めて、ちゃんと軍事力に
ついて本当にどういう立場に立つのか、国民はだまされたふりをし続けることは許されないと思う。
説明責任を果たさず、だまし続けようとする政治家も悪いけど、許し続ける国民はそれに似合った
あほ。非論理的、情緒的国民性って思われる。
                                                  2003.08.27




住基ネットについての疑問
片山総務大臣の言っていることは、非論理的じゃないでしょうか。
 「住民基本台帳というのは、名前と生年月日、住所、住民番号だけが載っているのでこんなものはなん
の意味もないから、いちいちアクセスして盗む価値はありません。」
ということなら、そんなしょうも無い情報のために大金をかける必要はないのじゃないでしょうか。
今は、名前などだけだけれど、稼動させてどんどん情報を溜め込むことに意味があるのでしょう。
市立病院の受診記録、図書館利用記録、市民税の記録、など等。

「住基ネットは専用回線でインターネットには接続していないから、ハッカーの侵入はありません。
ファイヤーウォールの設定もあるから、大丈夫です。」
ほんとうか? ハッカーの侵入を受けて書き換えされた政府機関のHPはファイヤーウォールを設定していな
かったの?アメリカのペンタゴンでさえ、侵入されたのに大丈夫っていえるのかしら。
専用回線のみっていうのがよく理解できないまみっちですが、テレビで言ってる自宅のパソコンからも
申請などができますっていうのは、どうやって繋がるんだろう??? 

つまり、今現在の状態と目指している近い将来の状態とは異なっているのに、それを説明しないで大丈夫と
いうのはおかしくないだろうか。

今現在の各自治体のコンピューターの維持管理に関して、自治体内部で自前でできているところはほとんど
ないはずで、民間のメーカーに任せているのが現状。 データーを落として持っていかれてもわからなかった
りすると思う。今でも、職員がデーターを売っている状態は某官庁ではあるんだし、、。

本格稼動の今日はそんなにいっぱいの人が行った訳じゃないと思うのに、早くもパンクってなんじゃ!?
長野の侵入実験どうなるのだろう。 

この頃、電話番号をいうと即座に「はい、××さま」って言われるのもちょっと不気味なのに、知らないうちに
情報集積されて「2月に市立病院夜間救急に受診されましたね」なんていわれたら「ぎょえー!」だわ。

片山総務大臣は本当に将来の住基ネットの全体像を本当に理解して説明してるんだろうか?
知っているのなら、今みたいにごまかしの説明は国民を馬鹿にしていると思う。ちゃんと説明しなきゃ。
政治家の一番の任務は国民に対する説明責任。まじめにやって!
                                                   2003.08.25                                   




パレスチナはイスラエルの圧倒的な軍事力の前に、またまためちゃくちゃな攻撃を受け続けています。
ロードマップに対して多くの人たちが持っていた疑念は現実のものとなっています。
イスラエルは本気で「民族浄化」を考えているのでしょうか。 悲しいです。

人間と言うのは自分たちの受けた苦しみや悲しみを、他の人には向けないようにしようとは思わないので
しょうか? ユダヤの人々が受けた苦しみは、今パレスチナがイスラエルから受けている苦しみだというこ
と。被害者は加害者に転換していることを考えないのでしょうか? イスラエルが世界に対してPRした
捕虜の釈放、違法入植地の撤去というのは、ほんとうに見せかけのものです。パレスチナの地に食い込む
壁の建設はどんどん進めているし、パレスチナの人々の生活を苦しめる外出禁止もチェックポイントの廃止
も行いませんでした。実質的な占領のまま和平への合意はなしえないことは明らかだったのです。

つらくて悲しい現実の外に、ちょっとうれしいスポーツ。
世界陸上じゃなくて、世界体操選手権。
鹿島くん、すごい!
日本ってこれまでどんなに強いときでもあん馬は不得意で
した。だって、脚が短い。
でも、鹿島君の脚のライン、長くてきれい。それに腰の位置
が高くてとってもいいあん馬でした。
全体の競技を見たいし、鉄棒もちゃんと見たいんだけど
TV、なんと夜中だ。見られないよ。(ビデオ故障中)えーん。

                                                       2003.08.25




金曜日の夜、ヤモリ君出張ってるかなってと思って
ブラインドを揚げてみたら、なんと赤と黒の蝶々みた
いなのが網戸にくっついています。わー、なにこの蝶。
とりあえず、そーっとガラス戸を開けて、網を持ってい
ないのでポリ袋でそっと捕まえました。

ポリ袋のままで写真を撮りましたが、中で動くのでピン
トが、、。その上夜なのでフラッシュを使うとポリ袋が
光って、、。いい条件じゃなかったけれどとりあえず図
鑑を見て判別するための資料としては使えるでしょう
ということで、すぐに放してあげました。
それでも、網戸でじーっとしていました。
ヤモリ君に食べられないか心配でしたが、仕方ない。
だんなさまも見て、「おー、きれいな蝶だね!」って
二人で感激。
図鑑で調べた結果「ジャコウアゲハ」と思います。 前翅長45mmでした。

今朝は、オオベンケイソウの花に、ツマグロヒョウモンが来ていました。近づいても逃げなかったので写真を
撮りました。これがまた、動くのでなかなかうまく撮れなくって、昆虫の写真家ってすごいなって思いました。
また、セミと蝶々のピンボケ写真掲載します。
昼からはアゲハが長い間花の間を飛び回っていました。今年はいつにもまして蝶々の訪れが多いまみっちの
ベランダです。
                                                     2003.08.24                             




2,3日前の朝日新聞の社説に、「復興費用は米英が出せばいいという感情論があるが」というような
ことが書いてあった。そのことが、ひかかっていたので、だんなさまと話をしてみた。
「だんなさま、イラクの復興費用はアメリカが出すべきだって言うのは感情論だと思う?」
「いいえ、思いません。アメリカが出すのが当然ですよ。 なぜか。 イラクに対する今回の攻撃は、根拠
のあるまともなものだったのか? まともなものじゃなかったでしょう。当然破壊したものが責任を持って
復興しなければならないでしょう。」「そうよね。」「イギリスを始め、アメリカ、オーストラリアで今回の攻撃
についての正当性が今厳しく問われているのに、諸手を挙げてアメリカに賛成した日本政府の責任が厳
しく追求されないのは情けない。」「そうよね。」
アメリカのアフガニスタン、イラクへの破壊行為に対するちゃんとした評価無しに復興はみんなでっていう
のはおかしいです。それだったら、アメリカは破壊のしほうだい。後片付けは国際社会全体で背負ってく
れるもんという状態になってしまいます。

困難な中にある人々に、それぞれの人々が手を差し伸べて助け合うことは必要です。私たちもカンパを
続けています。でも、国の予算をつぎ込んで国として大々的に行う時にはちゃんとした大義とルートが、
納得のいくものでなければなりません。アメリカの肩代わりはしてはいけないと思います。私たちの税金
がそのように使われるのは反対です。

アメリカは戦費も使ったし、兵隊さんの死者も出した。だから、なにも出さなかった日本が出してっていう
のはお門違いです。きっぱりと「アメリカが勝手に自分の利益のために起こした戦争に日本は責任はあり
ません。」というべきです。しかし、小泉は言えないでしょう。「大量破壊兵器が見つからないからといって
ないということにはならない。サダム・フセインが見つからないからといって、いなかったことにならないよ
うに」とアメリカでラムズフェルドが言って、馬鹿にされて二度と言わないことを得意げに外国の首脳にま
でいう恥ずかしい首相なのですから。しかし、こういうことを許している国会、国民もかなり恥ずかしい。

今起こっていることを流していかないで、一つ一つよく見て考えていかないとちょっと先にはとんでもない
事態の未来が待っているような気がします。まみっちはちっちゃい頭フル回転だけど、なんかばらばらに
なりそう。だんなさまに助けてもらって、がんばって考えてゆきます。
                                                   2003.08.23




あっちゃー! 塚原、最後の最後の鉄棒で落下。 でも、復活だよね。世界体操選手権を見ているんですけど。
NHK・BS1のこの放送は、スポーツの放送はこうあってほしいというお手本ですね。
アナウンサーもちゃんと体操がわかっているし、技の説明もちゃんとできているし、解説者は無駄なこと言わず
説明するべきことを言ってる。西川大輔くん、解説する立場になってるんだ。よい解説でした。
世界の選手のいい演技をちゃんと見せてくれて、わーぎゃー言わなくてもこういうのがスポーツの姿を伝えてく
れて納得できます。

しかし、アメリカの体操、強くなっているんだ。というか、かってのソヴィエト圏の国々が沈んでる。
中国、アメリカ。日本も富田が出てきて楽しみです!
大学のとき体操部だったまみっちは体操って興味を持って見ています。女子体操はちょっと嫌いなの。
                                                         2003.08.22




「創」(つくる……The Tsukuru)っていう月刊誌の7月号に「戦争とジャーナリズム」という題でイラク
取材カメラマンの座談会が掲載されています。宮嶋茂樹(フリーカメラマン)、原田浩司(共同通信社
カメラマン)、綿井健陽(ジャ−ナリスト・アジアプレス)の3人の話です。どの人も一応仕事を知っている
ので興味深く読めました。(あの不肖宮嶋がフリーだったのかって思ったわ。)

日本の大手メディアが現場から撤退する中バグダッドにとどまって報道を続けたフリー。現場からバグ
ダッドへの復帰を訴え続けた共同通信の記者。彼らの初めからわかっている危険は避けるようにする
けれど、現場にいなければわからないことがあるし、伝えることがある以上、現場にいたい。
現場にいれば特に戦争の(攻撃を受ける側にいる)只中にいる以上、危険は覚悟しなければならない
という姿勢、腹の据わり方に頭がさがります。
共同通信の原田氏が「戦争取材では、現場は『死ぬかもしれない』という覚悟、会社の幹部は『死なせ
るかもしれない』という覚悟も必要だと感じます。」 アジアプレスの綿井氏の「日本の場合は現場でなに
か起こったときに誰の責任になるのかと言うことで上層部がビビッてしまうんでしょう。」という言葉に、
責任を引き受けるという腰の据わった体制の無さを感じます。これは、メディアだけじゃなく、政治でもね。

「どこが戦闘地域かわたしにゃわかりません」と言っている国家の責任者は、イラクに派遣した自衛隊員
が戦闘で亡くなったら、「どうしてそんな危険な地域に行ったのか?」って言うんだろうか?

状況をよく見て、分析し、必要なことをちゃんと説明し、準備して、危険に向かわなければ無謀、無責任。
命を掛けてするに値する仕事を真剣に見つめて、現場を大切にする記者、カメラマンに期待。

女が従軍取材したってことだけで騒いでいたどこぞのテレビって恥だよね。 そんなことが報道に値する
と思っていることが悲しい。アメリカ軍の砲撃の向こうで倒れたのが、本当に民間人じゃなかったのか?
アメリカ軍の攻撃はいかなる状況でどのようなことがなされたかをちゃんと報道してほしかった。
従軍メディアは、途中で止まることを許されず、アメリカ軍の攻撃の犠牲になった人々を確認し、取材する
ことを許されなかったらしいけど。

これからも、アフガニスタン、イラク、パレスチナでの報道には特に関心を持っています。
                                                   2003.08.22




おとついの夜、だんなさまが「新聞受けにセミが入っているよ」って教えてくれたので、見に行ったらヒグ
ラシが死んでいました。 写真に撮ろうと思っておいています。そしたら、昨日仕事場の出口にアブラゼミ
が死んでころがっていました。このセミ君も写真とろうと思ってもって帰ってきました。 クマゼミ君どっか
に倒れていないかな?一度木の下を見回りに行かなくちゃ。 
昨日の夕方にははっきりと「ツクツクホーーシ」の声を聞きました。なんか延び延びの高校野球もやっと
終盤。さー!みんな宿題済んでるかな?っていう頃ですね。 私はまだ、ぐずぐず。てへへ。

夕立が来るのを待っていたら降らなくて、お花がしおれそうなので大急ぎでたっぷり水遣りしました。
今年は本当に水遣りは少なくてすんでいますが、これから気をつけないといけないかも。

昨日の夜、ずーっとBBCとCNNを見ていました。 暗澹たる気分。アメリカはどう責任とるんだって、言って
も詮無いことなのでしょうか。
アフガニスタンでも、治安は維持できず、地方の軍閥の復活で国内はタリバン時代以上に混乱し、国際的
な援助とやらで物価も人件費もめちゃくちゃ。本当にアフガニスタンの人々のためになることなんか起こっ
てない。もうすんだ事みたいに思っていませんか。アフガニスタンの人々は、困難な中に置かれ、またもや
世界から見捨てられようとしている。忘れないで、あなたも今のアフガニスタンの状態に手を貸したのかも。

イラクだって、わかっている人々は今の事態を予測していましたよね。 人の国にどかどか爆弾を打ち込ん
で子どもたちまで殺して占領しているアメリカ・イギリスがなんでイラクの人々に歓迎されるでしょう。
国連の決議もイラクにとっては、世界中が群がってくるハゲタカに見えているでしょう。

              アメリカ・イギリスはイラク占領をやめよ! 
イラク復興に必要な費用はアメリカ・イギリスが負担せよ!
イスラエルはパレスチナの占領をやめよ!
                                                     2003.08.20




私が見なかった日テレの巨人・阪神戦、視聴率でK1に負けたんだって。結構「ざまみろ!」って思った。
(品悪くてごめん) でもね、日テレのあのひどい中継は野球中継とは思えないよ。巨人以外の攻撃の
時は、CMでその回のトップバッターの勝負はカットされるは、野球とは関係の無い自分の局の番組宣
伝を長々しゃべってるは、関係の無い過去のリプレイが入るし、もう今の試合のちゃんとした中身に集中
できなくなってるんだもの。クイズやゲストでつらないと取れない視聴率なんかどっちにしても崩れるよ。
ちゃんと試合みせてよ! 野球中継だろ!! だんなさまはちょっと見ただけで怒って「消せ!」って叫
んだよ。私も「気分悪。消そ。」ってぶっち。

いままで、日テレの野球中継なんか見なかったからあんなにひどいって知らなんだ。

この間の朝日系列の世界水泳といい、日テレの野球中継といい、スポーツ中継というのは、そのスポー
ツそのものを見せてこそ価値があるのに、考え違いしてる。
タレントが、スポーツの本質と違うところでわーぎゃー騒いで煩いだけ。本当のスポーツの良さが見せら
れていません。こいう中継していると、それを見てスポーツを好きになってそのスポーツに関わろうとする
若者を獲得できないと思う。かって、私はテレビのラグビー中継を見て、ルールの端っこを教えてもらった
し、好きになった。ジャンプだって、テレビだけで好きになった。競技としてルールを理解して。
今のスポーツ中継って、ショーに過ぎませんね。

この傾向はスポーツだけじゃなくて、一般のニュースについても同じで、ニュースの本質を掘り下げようと
するのではなくて、単純に煽る、流す。その結果、ニュースの重みが間違った方向になったり、考えること
をスポイルする。 最近の朝日新聞のトップニュースの扱いも??の時があります。
                                                  2003.08.18




朝目覚めると、またまた雨が降っていました。 うーん、なんかナメクジになってしまいそう。気温も低い。
昨日、ベランダにカラスアゲハがやってきていました。大きくて黒くて、ちょっとどきどきしました。
ミスジチョウも来ました。 今年はアオスジアゲハも来ていました。そしていま、ベランダの隅に毛虫くん
本で見るとコノハチョウの幼虫に似ているけど、コノハチョウは南の島の希少なチョウだからこんなところ
にいるわけないし?? どんなチョウになるんでしょう、この毛虫君。
雨の中でも、お昼を過ぎても、クマゼミたちは、もう時間がないとばかり鳴いて、木から飛び出しては
舞い戻っています。急いで子孫を残す努力中。 今年の夏の短さを感じさせます。

思っていたほどお休みの間にいろんなことができたわけじゃないな。というより、のんびりごろごろでした。
でも、いいよねと自分をなぐさめて、、、。 ノートを作ってしなくちゃいけない勉強は出来てない、とほほ。
今日で夏休みはお終い。 明日からまたがんばって働かなきゃね!p(^^)q 

昨日の夜は阪神/巨人戦気になるけど、日テレ放送だし嫌だから見ないで時々Webチェックしていたの。
金本が1回から活躍! 「あー、3打席全部打ってるよ、猛打賞だ!」とか騒いでいたら、6回にデッドボ
ール。大丈夫かって心配でしたが、その後盗塁もしてた。今日はヒーローインタビューだと思って9時に
テレビのチャンネル合わせて見てた。ヒーローインタビュー見ながら「かねもと〜!」って言ってたら横で
だんなさまが呆れ顔。「どうしてそういう風に夢中になれるの? 今までファンだった??」って。
そうなんです、ミーハーまみっちはすぐ夢中になって、、。本当に自分でも軽薄って思うけどね、でも息抜
きしてもいいと思いません?にわか阪神ファンで、楽しんでるまみっちです。

でも、あの野球放送聞いていても思うんですけど、日本テレビとかニッポン放送(ラジオ)の野球中継って
巨人よりで放送してますよね。 サンテレビとかラジオ大阪は阪神よりで放送していますね。 あれってどっ
ちかでずーっと聞き続けていると、どっちかのファンに引き込まれると思います。
ほんの少しづつ誉められて続けているとなんとなくいいように思うし、逆にほんの少しづつけなされている
とやっぱり嫌になると。 メディアってこういう風にして影響力を持つのだって思いました。

しかし、アナウンサーさんお仕事なんだから阪神の選手の名前ちゃんと言ってね。
「あかほし」だよ。(私 実は「かねもと」を間違えて「かなもと」と思っていたの、ぽりぽり)
                                                   2003.08.17




朝刊に 「菅直人がエステに」って言う記事が出ていた。 党の若手から、顔色が悪いと一般の支持が
減るとか?いうことで、エステを勧められたそうな。しかし、そういうことでエステにいくなんて、、、。
カストロの話を読んだところだったから、余計にそういう見かけじゃなくて、政策の中身とその実現に命
を懸けろよな!って思った。別に年中おんなじ服きていろとは言いませんが、そういうことに頭使う暇が
あったらもっとできることがあるでしょうって。
それにそういう見栄えにふらふらする有権者っていうのもなんだかね。 アメリカの大統領選は見栄えの
勝負ってきいたけど、でもそれだけじゃ無いよね。

昨日の終戦記念の追悼式を見ていて、小泉のうそつき!よくもぬけぬけそういうことが言えるよって、す
ごく腹が立ってしまいました。「不戦の誓い」って、「備えあれば憂いなし」って用意しようとしたものとどう
整合性がつくのか?私には理解できないわ。 おかしいって思いませんか?

小泉って真剣に物事のディテールを考えていないから、とっても短い言葉しか発しないのだと思う。
「米百俵の精神」「備えあれば憂いなし」「構造改革!」単語の羅列じゃなくて具体的にどうするかをちゃん
と説明しなきゃ。しかし、そういう掛け声だけで、「おぉ!」って感心しちゃう、または詳しく追及しようと思わ
ない人が多いとそのままいけるから怖い。

構造改革の一部分だと思うけど、「民営化路線」っていうのがありますよね。
これについても、全部なんでも民営化すればいいってものじゃないと思います。たとえば、基本的なインフ
ラ、電気、水道、ガスなどはある程度公的に運営して責任を持って供給するべきだと考えます。
訳のわからない税金を食べつくすための外郭団体とか公社でなくすべきものはいっぱいあります。でも、国
民の生活を安定的に支えるものについては、なんでも民営化で競争すればいいというものではないと思う
のです。
アメリカの停電を見ていても、原因が判らないとかいう事態は、めちゃくちゃな競争原理化で電力の供給の
あり方が複雑になりすぎて、電力の安定供給については誰も責任を持たない体制になってしまっているから
ではないでしょうか? 2,3年前のカリフォルニアにおける電力不足も民営化の弊害だったと思います。

同じように医療は重要な福祉政策の一部分なのですから、国民皆保険の体制を崩してしまうような民営化
路線は国民のためにはならないと考えています。
マスコミは、道路公団の駄目さを述べて、民営化路線を推し進める旗振りをしていますが、一つ一つの分野
についての具体的で詳細な分析無しに十束一絡げの雑な論理は非常に危険です。
野党がこの辺について、ちゃんと丁寧な具体的な指摘と方策を提示してほしいものです。
                                                      2003.08.16




戸井十月氏著の「カストロ-銅像なき権力者」読み終わりました。久しぶりに一気に読めた本です。
表題の「銅像なき」という部分ですが、キューバには「生存している政治家の銅像や肖像を公的な場所に
掲示することを禁じる」という法律があるそうです。カストロ議長の銅像はどこにもないと言うことです。
キューバ革命をカストロと共に戦ったチェ・ゲバラ、カミーロ、ホセ・マルティ等亡くなって伝説となった人の
肖像画が看板風にあるくらいだそうです。 このことについては、菅直人日記にもでていて、キューバ大使
に菅氏自身がそういう法律があるのかと確かめたそうです。大使は、その通りと答えたそうです。

友人のちゅーやんが、2001年8月にクーバ(キューバ)に旅行しました。日本からは直行便がないので、
普通ならメキシコなどをトランジットして行くより無い国クーバに、チャーター便で直行できると言う機会を捕
まえておじ様4人旅。その時もいいな!うらやましいなって思っていました。旅行記読んでいっそう行きたい
なって思ってしまいました。その旅行記は「ちゅーやんのページ」の「旅行」をクリック→「忘れ得ぬクーバ
に入ってください。

キューバは1959年1月に革命に成功して以来、アメリカからの経済制裁を受けてきました。さらに、91年
ソヴィエト崩壊後キューバ経済は社会主義圏の援助がなくなり、非常に厳しい状況に陥りました。
アメリカはこの機に一気にキューバを潰そうと経済制裁の強化を打ち出しました。しかし、キューバは限られ
た資源で生き残りをかけて砂糖きびのモノカルチャーを脱して、都市でも小規模有機農業を展開するなどの
工夫と努力で食料の自給率30%からほぼ100%を実現。餓死者が多数出て国家が崩壊するだろうと言う
大方の予想を裏切って、今も医療と教育は無料、住宅、食料は保証される国として生き残っているのです。

だんなさまと私がへーって感心したことは、1986年に起こったチェルノブイリの被災児たち2万人を毎年キュ
ーバに向かえ治療し続けていることでした。非常に苦しい時期もかわらずに自国民を餓死から守りながら、な
おかつチェルノブイリの子どもたちに手を差し伸べ続けている事実に驚きました。2000年の頃にこの事実を
知って、キューバは更に知りたい国になっています。

カストロは、個人崇拝、偶像崇拝を嫌っており、当然自分の誕生日を祝う行事などこれまでも一度もしていま
せん。でもね、アメリカよりのメディアって「特別な行事はなかったが」って今まではあったかのように書くの。

カストロも人間。キューバも問題の無い社会じゃないと思いますが、旅行記をいろいろみても、物質的には不
足しているものが多くても人々が明るい社会のようです。最近は西欧圏からキューバの有機農法や都市農
業といった試みを見に来るツアーも多いと前にBBCで見ました。

「消費への欲望が人間を成長させることなどあり得ない。食料、住宅、その他の生きるために不可欠な物質
の公平で現実的な分配と、文化的で精神的な豊かさこそが、自然を破壊せず、効率的に人間らしい世界を
取り戻す唯一の道なのである。しかし、現実世界はそれとは正反対の道を歩んでいる。
キューバは、最低限の資源でできる限りのことを実践している、一つの控えめな実例である」というカストロの
言葉に深く同意します。

持続可能な社会の可能性を示す一つの例としてキューバが注目されているのも興味深いことです。
もっと知りたいキューバです。
                                                     2003.08.15




今日は雨。結構しっかり降っています。 お盆だけど銀行は開いているからお仕事片付けようと朝から
銀行、郵便局と回ってきました。すいてる! どこの窓口も待ち人数0! さっさと仕事が片付いてお得
な気分で帰ってきました。

行き帰りに外気温を見たら、なんと22度。えー、暦の上じゃ秋かもしれないけど、まだまだ夏の気候の
頃なのに。これじゃ寒い感じがする。部屋でもエアコンなしで充分。寒い目。変な気候だ。
スイスで41度とかの高気温で、永久凍土が溶けそうで、アルプスのケーブルカーが倒壊の危機とか。

昨日週刊ポストを読んでいたら、本の紹介のコーナーで「デブの帝国-いかにしてアメリカは肥満大国
となったか」という本が出ていました。そこで1970年代にファーストフードの大宣伝が始まり、自然度
の高い第一次食品より生産効率の高い不自然な第三次食品の摂取が勧められ、肥満が引き起こさ
れてきたこと、それに対して中流以上はジョギングなどで対抗し、肥満に対する社会的差別が増大した
ことが書かれていました。「私たちの肉体生理面ですら高度管理社会のとりこになっていることの証拠
である。この悪循環の外での食生活には非常の決意がいる。」と紹介文の越智道雄氏は書いている。

これを読んで少し前のページの大石静氏の「痛快エッセイ」を読んで、日本のお母さんもやっぱりこの管
理社会というか工業社会の宣伝にしっかりと絡め取られている現実があるのだなって思いました。
大石氏が手作りのプリンやその他「手作りのものは、その日その日で微妙に味も口当たりも違うし、
何より、他で味わえない味であることに、限りない意味があると私は思う。」と感じられるのに、若い方は
「でも、作る面倒くささを考えたら、こんなに美味しくなくても、そこそこの味のものを、お金で買った方が
合理的じゃないですか」って。 若いお母さんたちは手作りお菓子の教室に通いながら、出来たお菓子を
子どもたちに持って帰ることはないそうです。「子供達が、コンビニで買ったおやつの方が美味しいし、い
ろいろ選べて楽しいと言うからだそうだ。」

こうやって、添加物いっぱいの偽物の味を美味しいと感じる世代が育て上げられて、食べ物も工業製品
と思われる世の中になってしまったのですね。人間の存立の根底の部分まで資本に支配されたという感
じします。 日本はこうして一番大切な食糧自給率も0%に近づけて、子供達の体は壊れてゆくのかも。

私は、食べること、食べ物を作ることは文化だと思っています。お正月のおせち、春ひな祭りの頃の貝の
お料理。たけのこの頃のたけのこ寿司に木の芽の香り。蕗の焚き物。夏は鱧。小あじの南蛮漬け、きゅう
りの酢の物。秋の初めのぶどうの手絞りジュース。栗きんとんの茶巾絞り。冬の甘酒。、、、、。
小さい頃におばあちゃんに手伝わされた台所仕事は貴重な体験というか、身にしみた季節感です。
出来るだけ大事に守っていますが、二人だけのたまにしか食べない家での食事のなかでどんどん失って
います。ほんとうは、いそがしくお仕事、お仕事といっているより、こういうゆったりとした生活の中にいたい
と思うことが多いです。食べ物を作ることに掛ける時間を、仕事に売り渡してしまっていいのかなぁって。

私は女性が家事を担当しなければいけないとは思いませんが、誰かがやらなければならないことを、資本
に売り渡して、大きな楽しみを失っているような気がするんです。
                                 
8月13日は、キューバのカストロ議長の誕生日です、御歳77歳。 
今 「カストロ、銅像なき権力者」:戸井十月著 新潮社を読み始めています。 キューバにはとても関心が
あります。いろいろ知りたいことがいっぱい。行って見たい国でもありますが、私の体力じゃ無理かな。
                                                   2003.08.14




いそがしいだんなさまもほんのちょっと一服の夏休み。二人で北陸の温泉に行ってきました。ゆっくりと
温泉とおいしいお食事を楽しんできました。 今日はもうだんなさまはお仕事に出て行きました。
私はまだまだ夏休み中。でも、もう半分すんじゃった。 高校野球が始まったら、なんか夏休み後半に
突入って言う気がしていましたが、大人になっても一緒だ。

なんかちょっとぼーっとしてるけど、これからがんばって、お勉強。まとめないといけないことがあるから
がんばります! その前に昼寝しそう、、、。(撲)
                                               2003.08.13




台風が直撃した割には、私の周辺は大きな被害がなく過ぎました。 強い風もむしろ早い時間の方が強かった
ような気がしました。でも、高波や大雨の被害が各地で出ています。

明日から本格的に夏休み。勉強しようと思う本を2冊選んでリュックに入れて、ちょっとお休み旅行に。
いってきまーす!
                                               2003.08.09




なんか大型の台風がやってきそうです。雨も風も強いとのことですが、大きな被害が出ませんように。

イスラエルがパレスチナの逮捕拘束していた人々を解放したと報じられています。それ自体は評価す
べきことかもしれません。 その前にマスコミでは、イスラエルは入植地を取り壊しているとも報じられ
ました。
しかし、この取り壊されたと言う入植地は、イスラエル政府が認めていないいわゆるイスラエルにとっ
ての違法入植地です。イスラエル政府が強引にパレスチナの人々を押しのけて造っている入植地に
は全く手がつけられていません。欺瞞です。
逮捕者の釈放も、いわれなく逮捕した多くの人々は当然解放されるべきであって、当たり前のことです。
パレスチナの人々にとって、毎日の生活が脅かされ、職を奪い、救急車も止めて命をも奪っている多く
のチェックポイントの廃止などは何も言われていません。外出禁止やチェックポイントでの通行止めなど
人々の日々の生活を脅かす占領政策の廃止こそ必要です。どうして大きなマスメディアはこの事実を
伝えないのでしょう。
田中 宇著「イラクとパレスチナ アメリカの戦略」がパレスチナの人々が置かれている現状、生活の現
実を知るのによいかと思います。

ラジ・スラーニ弁護士も講演で述べておられましたが、パレスチナの人々が毎日外出を制限され、通行を
制限され、アパッチヘリの、戦車の、ブルトーザーの破壊に曝されている日々を私たちは知らねばならぬ
と思うのです。そこで行われているのは、正に第二次世界大戦中にユダヤの人々が受けた差別と民族浄
化の手法の繰り返しであることを。 自分たちの悲劇を何ゆえパレスチナの人々に対して行うのでしょう。

大きなマスメディアは、お金持ちの国家のまた大きな資本のプロパガンダの道具と化していると心して見な
いと本当のことを見逃すかもしれない。
アメリカのイラク攻撃のときのアメリカFOXテレビなんて恥ずかしいほど、アメリカプロパガンダだった。
CNNも、BBCと見比べて、えっと思うほど違った。日本のマスメディアはその受け売りだからね。

イラクの大量破壊兵器の存在についても、イギリス政府と戦っているBBCとは違って、日本のマスコミって
追求しないものね。アメリカでさえ、ニューヨークタイムズなんかではちゃんと批判し始めているらしいのに。
                                                  2003.08.07




涼しいって言っていたら、一気に暑くなって、大阪は連日30度を超えています。でも、この暑さ好き!

今日は8月6日。広島に原爆が落とされた日です。
私は、今からもう何十年も前になりますが、中学の時に、二人の先生から広島の被爆直後の話を
聞きました。暑い夏の日の教室で、数学と理科の先生でした。二人は当時呉師範の学生だったそう
です。原爆が落ちたときは広島市内にはいなかったそうですが、直後に救援隊として市内に入った
そうです。たくさんの人が死んでしまっているのを見たというお話でしたが、私の中に強く残っているの
は、「生きて歩いている幽霊を見ました。」という言葉と話です。 やけどで皮膚がはげた人たちは、痛
みで手を体につけられなくて、手を幽霊のように前に伸ばしてふらふらと歩いてきたということです。
私は今でもこの話はとっても怖いです。痛かったろう、苦しかったろうと思います。
その後、被爆体験記を読んだ後は、うなされて眠れない夜を幾夜かすごしました。
二人の先生は、二次被爆ということで被爆者手帳を持っていること、毎年夏には検診を受けることを話
してくださいました。 中学の時、あの話を聞いたことは、反戦の気持ちへとつながったと思います。

今日の広島市長の話は意味のあるものだったと思います。 小泉!どういう気で聞いてたん?
                                                 2003.08.06




朝、5時前に目が覚めたらまだ少し暗い中でヒグラシの声が沸きあがるように聞こえていました。
日曜日だしもうちょっと寝ようって二度寝して8時頃に起きましたが、その時間帯にはクマゼミ君
の大合唱! 夏ですよ、って言ってるみたいです。
お日さまも照ってるから、布団干し。 汗取りシーツも洗ってお日さまにあてて干しましょう。
だんなさまに付き合ってもらって、買出し。左後ろの肋骨にヒビが入ったみたいで重いもの持つと
痛いから、ビール(ノンアルコール)やお水の買出しはだんなさまが頼りです。

やっぱり夏はこうでなくちゃね。30度を超える日差しの中、暑いけど、「夏夏夏夏ココナッツ!」(古)
とスキップしたいまみっちです。

アフリカ・リベリアへの多国籍軍の派遣について国連安保理で決議がでました。ニュースによると
     「決議案を賛成12、反対ゼロで採択した。
      フランス、ドイツ、メキシコの3カ国は、派遣部隊の要員に対して国際刑事裁判所(ICC)
      への訴追を猶予する条項が決議案に盛り込まれていることに反発、採決を棄権した。」
アメリカは、国際刑事裁判所でアメリカが裁かれることを拒否しています。 自分勝手なやつって
思います。 
自分の国の人は自分の国で裁きたいってアメリカは言っていますが、アフガニスタンの人々を、
向精神薬を使って自由を奪って、ガンタナモ基地につれて来てちゃんとした裁判も受けさせずに
ひどい仕打ちをしているのは、誰だ!っていいたい。 60歳以上の老人や12,3歳の子どもまで
収容している。大問題なのに。 捕虜は、人道的に扱わなければならないという国際的な約束=
ジュネーブ条約違反をしているのはアメリカなんだから。

このアメリカの態度に対して、リベリアへの派遣は賛成だが、アメリカの国際刑事裁判所の条項は
許せないとして、フランス、ドイツ、メキシコが棄権した。ちゃんと意見をはっきり述べていた。
そして、アナン事務局長も「棄権した国と同じ考えだ」と述べていました。
安保理が、大国の一方的な意見でまとまるより、こうやって意見を述べる機会、場所になっていく
のがよいと思います。国連が第二次世界大戦戦勝国の世界支配の道具ではなく、多くの小さな
非力な国も意見を述べられる場で、世界が必ずしもアメリカの思っているままになりたいと思ってい
る訳じゃないと言うことがはっきりしていくのはいいことだと思います。

アメリカが、50年前の民主主義のお手本の国から変容しているように、世界は動いている。
                                           2003.08.03 

 




中東和平のロードマップについて、この間講演を聞いた、ラジ・スラーニさんは「希望はもてない。
というより、イスラエルは初めからロードマップを実施する気がない。シャロンは、この案に100を
超える注文をつけている。」と言っておられました。本当に、イスラエルがパレスチナとの和平を実
現しようと思っていないことが、どんどん示されてきています。

ガザ地区のパレスチナの土地を切り取るように、イスラエルの入植地を囲うフェンスという強大な壁
が完成したそうです。この壁はまだまだ延びていきます。ガザの中にも、西岸にも。
そのそのガザ地区、ヨルダン川西岸地区は、国連でイスラエルが撤退するべきだと言われている
地区です。パレスチナの国土です。そこに和平の論議の最中に入植地を造ろうとしているのです。
侵略行為であり、パレスチナに対する挑発行為です。

  「イスラエル政府は7月31日、ガザ地区のユダヤ人入植地ネベデカリムで住宅24戸を新たに
   建設するための入札を公示した。
   パレスチナ新和平案(ロードマップ)は既存の入植地拡大を停止するようイスラエルに要求。
   新たな住宅建設の動きは和平案に反するとして、パレスチナ側は強く非難している。」

  「パウエル長官は「フェンスがイスラエルの土地にとどまらなくなった時、パレスチナの土地を侵し、
  占拠し始めるだろう」と述べ、ロードマップの局面移行に極めて困難な状況をもたらすとの見方を
  示した。」

いずれもニュースからです。

イスラエルは、かって自分たちが受けてきたゲットーをパレスチナの人々に押し付けようとしています。
そして、パレスチナの人々に絶望を植え付けて、パレスチナの地から追い出そうとしているのです。
パレスチナの人々の苦しみと悲しみ、絶望は、イスラエルからの攻撃に対してだけでなく、世界が物事
を正しく見てくれていないと言うことにたいしてもです。 パレスチナの宣伝力より、イスラエル、アメリカ
の宣伝力の方が強い。
そして、世界のほとんどの世論はそういう強大な勢力が支配するメディアによって方向付けられる。

巨大メディアは真実を語っているとは限りません。 イラクのことを考えてみて。
いろんなところの情報を集めて聞かなきゃわからない。特に力の弱い人々の生の声を聞けるチャンスは
貴重だと思います。
                                                     2003.08.02




8月です。 今日は久しぶりに気温30度を越える真夏日! 暑いけど、夏になった!!よかった。
朝、だんなさまを送っていく駅までの道は、セミ街道。 信号待ちのところで木を見ているとたくさんの
セミが飛んで、出たり入ったりしています。これはいっぱいいるなって思ったら、やっぱり近くを通ると
わーんとうなるような鳴き声。 「シャンシャンシャン」のクマゼミくん。いっぱい鳴いて元気をおくれ!

なんかちょびっと落ちこみんのまみっちですが、セミ君に元気もらってがんばらなきゃね。

9月の白馬、ジャンプ見に行きたいな。 とっても行きたい。行って大声で原田さん応援してきたいな。
大きな声出すと結構ストレス解消になるんですよね。 
                                                 2003.08.01




昨日の阪神のファン、一人の人だと思うけど、あんな守備妨害になるようなことをして、、、。
一生懸命がんばっている選手に失礼だよ。 監督が激怒するのよーくわかる。和田コーチも日記で
嘆いておられましたよ。 阪神の選手がこういう余分な圧力にさらされて負けだしたらどうするんじゃ。
赤星の髪の毛切ろうとしたり、物を投げ込んだりする人って、阪神ファンじゃないよね。
今日、読売テレビ見ていたら、思い切り映されていました。これだからね、阪神はって言われている
みたい。(超にわかファンだけど、なんか気分悪い話)

世界水泳を見ていて思いましたが、テレビは競技をスポーツとして扱っていない。なんでもバラエティ
ーの乗りで扱っているけど、本当にそのスポーツを愛している人にとっては、つまらないし、嫌ですよ
ね。サッカーのベッカムだって、サッカー選手としてどんなのかわからないくらいの扱いだもの。

野球選手はプロであってもやっぱり野球選手としてアスリートとして扱ってあげなきゃかわいそう。
特に今はシーズン中で戦っている最中だよ。 オフシーズンでもないのに。
なんか今年優勝しても来年は難しいといわれるの納得しそう。ファンが育てもするけど、つぶしもする
阪神。

私、武豊も一番輝いているのはやっぱりターフの上って思っています。スーツ姿の豊さんもスマートで
そりゃオーラがありますが、馬と一体になって駆け抜ける時が最高です。JRAのCM「10完歩」のような
騎乗しているときの豊さんが一番なんですよね。

原田さんだって、高い飛行曲線を描いて遠くに飛んでいくときが最高!
アスリートはそれぞれの自分の競技で力を出しているときが一番素敵に輝いているのだから
それを支えるようなファンでありたいですね。 間違っても邪魔になるファンなんて嫌です。

今日はなんかのどいたくって、ちょっと寝転びながらテレビボーっと見てたら、ちょっとむかってしてしま
った。星野監督、チームの管理だけじゃなくファンにも物言わなくちゃいけなくて、大変ですね。
胃に穴あかないように、今シーズンを乗り切ってください。(来シーズンはないかも、、、。)
                                                  2003.07.30




イラクを占領しているアメリカ軍がサダム・フセインを追い詰めているという報道が出ている。
フセインが捕まったら、アメリカの占領は人々に受け入れられるのだろうか? 殺さないでちゃんと
身柄を拘束して、人々の前で裁判にかけないと、信用されないと思う。

今日は夕方から雨が降っています。 その中、帰宅すると、家に続く階段の向こうの林から、降るよ
うにヒグラシの「カナカナカナ」の鳴き声。今年は鳴き始めが遅かった分、いっせいに鳴き始めたって
いう感じです。 ヒグラシの時間は、夜明け前の1時間以内と夕暮れどきの2時間ほど。
林の中からの鳴き声は、響きが深くていいものです。 でも、コンクリートにくっついて鳴くと、なんか
デジタル音になってしまいます。やっぱり環境が自然の趣にも大きな影響を持っていますね。
                                                  2003.07.29




サマージャンプの季節はもう始まっています。

昨日、今日は名寄で。
8月2日は札幌・大倉山、3日は宮の森で。

8月9日からはヨーロッパで
FISサマーグランプリです。

原田さんの短く切った髪の毛の若々しい
ジャンプ姿が見られますよ、きっと。

私は今年も出かけていけない。残念。


←白馬のラージヒル。
サマージャンプ。ランディングバーンに散水中。




昨日は午後から会議で出かけて、夜帰ってきて、テレビで阪神の試合をちらっと見ていたら、
あらら、満塁だよ。わっ、4球だ、押し出しちゃったよ。どうするんだ?ベンチ。って思っていたら
星野監督、無表情を装ってじーっと座ったまま。怖そうって思った。 吉野、ストライク入らないんだ。
泣きそうだよ。でも、じーっとしている星野監督。5連続四球、やっとこ引き上げてきた吉野、ベンチ
で固まってましたね。 今朝の新聞見たら、星野監督「どうせなら、10個くらい続けんか」って、、。
おー、阪神余裕があるしな。 しかし、監督って肝が据わってないと駄目だね。それに、変な人情か
けると駄目なんだろうなって思った。

しばらく(結構長い間)本を読むっていうことがちゃんとできていませんでした。
なんか読み込める集中力に欠けていたんです。多分体力の問題だと思うんですけど。やっとぼちぼ
ち時間にも体力にも余裕が戻ってきたかな? 本を読もうという気力が出てきました。

週刊誌みたいなのは、さくさく読めちゃうけどね。物語りもすっと読めちゃうけど、考える本は体力が
いります。夏の間に読むぞ!

この頃のテレビのドラマって漫画が原作のって多いですね。ヤンサンの「ドクターコトー」もテレビに
なっているみたいだし。しかし、「特命係長 只野仁」がテレビ化されたらしいけど、あちこちで「良い」
とか「おもしろい」とか評価してあるのを見て、ゲッーって思うのは私だけかしら。
あの漫画見て「世の中セックスだけで回ってるんじゃないよ」って馬鹿馬鹿しくて見なくなったんだけ
どな。大人の頭を映しているのが、子どもたちだとすれば、最近報道される子どもたちの行動も理解
出来る気はする。
子どもたちに少しでも良い社会で育っていってもらえるように、大人がもっと根性据えて、あきらめな
いで社会の仕組み=雇用の条件、福祉の確保、政治の体制など=を考えて行動しなきゃ駄目だ。
一つづつのことをちゃんと考えようとしないと、小泉の「どこが非戦闘地域かわからないけど、それが
当たり前。それでも、自衛隊派兵。」なんて馬鹿な発言を許しちゃうんだ。小泉の馬鹿さは、結局それ
を許している選挙権を持った私たちの馬鹿さの反映だと思う。よく考えよう。(かなり悲しい)
                                                 2003.07.27




ちょっとしばらくぱたぱたしていました。 いろんなことを、いろいろ考えているのだけど
ちゃっとまとまらなくて、日々をすごしてしまいました。

昨日は、天神祭りでした。いつもなら一番暑い盛りなのに、昨日は夕方の外気温23度。涼しい!
帰りに買い物に寄ったら、ゆかたを着たお嬢さんが二人、信号待ち。 一人はミニスカートみたいに
膝の見えるゆかた!! もう一人も背が高いので、短めに着ていました。ゆかたも変わってゆくのだ。
でも、昨日くらい涼しいと汗かかなくっていいでしょう。糊の利いたゆかたって見掛けより暑いもの。

今日はやっと日差しがあります。2日前からクマゼミの声も聞こえ始めました。でも、なんか変な夏。

イラク派遣法が決まってしまいました。 でも、反対です。
ずるずるとアメリカの同盟軍になるのじゃなくて、これからよく考えて、実際には自衛隊を派兵させない
戦いが必要ではないでしょうか?
しかし、政党はどこも頼りにならないし、一人一人が声をあげないとどうしょうも無い状況です。
できることを考えて、発言して行動するようにします。 黙っていて、またまた戦争の中って嫌です。
                                                  2003.07.26




ちょっと一服と思って、寝転がりながらテレビ見てたら、社民党の辻元逮捕のことをやってるの。
そいで、「何故今?」ということについてのコメントにあの丸顔でメガネのオオムのときに良く出てた
おじさんが、「政治家の逮捕っていうのはいつの場合も政治的な判断がなされます。」って言って、,
いかにも当たり前みたいにコメントしたの。
間違っているよ。日本の検察が今まで一貫して司法の独立を守ってこられなかったという事実を語っ
ているだけじゃないですか?それが、司法のあり方の正しさを示しているわけではない。
だから、コメンテーターなら「本来、司法は立法、行政から独立していなければならないのに、日本で
は三権分立が機能していないので、常に政治的配慮に巻き込まれているのです。」と言わなきゃ。
物知り顔で皆さんに教えてあげるっていうように物をいってるのに、腹の立つやつ。
まあ、こういう人が重宝がられる日本なのだ。それに、使ってるテレビ局もあのテレビ局だからとあき
らめちゃいけない。 日本のマスコミ、もっとちゃんとしろ! BBCくらいの姿勢もってよね。
                                                 2003.07.21




7月19日土曜日の「パレスチナで何が起こっているか-ラジ・スラーニ弁護士の講演」に行ってきました。
14:00から3時間は足りないくらいでした。 私はパレスチナの人の話を直接聞くのは初めてでした。
パレスチナ・ガザで人権の保護を訴えて戦うラジ弁護士のお話はきわめて明快なものでした。
「パレスチナの人々が望んでいるのは、3つ。
 1、イスラエルの占領の中止、終了。
 2、国際法で認められている人権の回復。
 3、ガザ、西岸にパレスチナの人々の自決権と帰還権を保証すること。」

私は、今回アメリカ主導で出され、クァルテットといわれる米、UN、EU,ロシアが後押ししている「ロード
マップ」についての評価について迷いがありました。しかし、ラジさんの「イスラエル−シャロンはこの案に
104点もの異議を出していて和平を進める気はありません。パレスチナの人々の基本的な国際的に認
められる人権の保証の無い和平案は意味がありません。」という言葉にうんうんと思いました。
彼は「ただ一点、希望があるとすればアメリカが真剣にイスラエルに圧力を掛けることがあれば」という言
葉には、「あーここでもやっぱりアメリカの力が必要なのか」とちょっと落胆しました。

ラジさんのお話とパレスチナの現状については、HARD TALKにまとめます。

講演の会場は定員いっぱい。少し室温が高めでした。汗が出て、途中でお茶を飲まないとって感じでした
が、これくらいが体にも自然にもよいと思いました。だって、いつも行かなきゃいけない会議ってすごく寒い
の。背広着て、ネクタイ締めてる男性にはいいのかもしれないけれど、夏服の女性には氷室!
私は必ず大判のスカーフを持っていって肩に掛けるか、腰に巻いています。それでも寒いので上着も忘れ
ないようにしています。 レストランももうちょっと高めに室温設定すると、ビールの売り上げが上がると思う
けどな。

東京の電力危機は、何が何でも原発稼動で乗り切るらしいので、ヒートアイランドの中の冷えひえ室内とい
う贅沢で馬鹿なエネルギー消費になるのでしょうね。 ひびの入った原発、大丈夫かな?
                                                    2003.07.21




おとついの夕方からヒグラシの声が響くようになりました。 朝早くに水遣りをしていると、林から
ウグイスの声が聞こえてきます。毎年のことなのですが、7月は一日中ウグイスは「ほーほけきょ」
と啼いています。もう恋の季節はとっくに過ぎているから縄張り宣言かと思っています。
ウグイスも育ってほしいし、ホトトギスも育ってほしい。現実にはどっかでどちらかが駄目になって
いるのかな?

イラクのアメリカ軍の駐留費用、1週間で10億ドル! そして駐留は長引くようで9月にアメリカに
帰れるはずの兵士たちは引き上げられなくなったそうです。毎日一人づつ殺されながら、駐留
するアメリカ軍。その中から、国防総省批判の声があがって、現場の士気は低下しているそうです。
イラクの人々も、「初めのうちはアメリカ軍に好意的な人が多かったのに、米軍がそれをぶち壊した」
「アメリカはイラクを開放した。しかし、約束を守っていない。電気も水もないし、略奪も止められなか
った」とアメリカ軍に敵対的になっていってる。

食料の配給で生きていた人々は捨てられるのだろうか? アメリカ軍は、フセインを確保できなかっ
たのだから、本当にフセイン体制を崩したとはいえない。反フセインの人々も今も生きているフセイン
の影におびえなければならない。フセインが、支配すると同時に保障していた食糧の配給、無料の教
育、無料の医療はなくなった。しかし、脅威は隠然と残った。アメリカはイラクに対して何をしているの
だろう。爆撃で、劣化ウランを使い、放射能汚染を引き起こし、クラスター子爆弾の地雷を撒き散らし、
しかも人々の雇用機会を奪い、生活の保障を何もしていない。

大量破壊兵器は出てこないし、イラクの民主化というのもお念仏に過ぎないのじゃないの。
そういうアメリカの支援に出かけていくことに意味があるのでしょうか? アメリカとは違った角度から
独立してイラクへの支援を考えない限り意味が無いし、イラクの人々から恨まれるだけだと思う。

ロシア、中国が北朝鮮に戦争状態が起こるとこを考えて、準備をはじめたそうです。 日本はこの事態
についてもっと突き詰めて考えないといけないのじゃないだろうかと思う。
                                                   2003.07.18




今日は眼科受診の日でした。(なんか病院通いばっかしてるみたい)視野の検査と眼底検査。
視野の検査って前に受けたのって10年も前になるんですって。カルテを見ながら検査の方に
言われて、「えー、そんなになりますか?」ってびっくり。5年くらいだと思ってました。月日の経つ
のは早い!! 視野の検査もコンピュータになっていて、なんかちょっと自分の反応に自信が
無かったけど、正常ですって言われて、ほっ。
眼底の検査で両目とも散瞳して、写真撮るときバッって明かりがくるの。わっ目くらむ!ふーん、
暗視ゴーグルをつけていて、照明弾を落とされたらこうなるんでしょうね。片目づつだったから、後
しばらく見えなくても大丈夫だったけど、思わずゴルゴ13、思い出したまみっちです。
瞳孔が開いているとまぶしい。それに近くは見えるけど、遠くは焦点が合わないの。これって、カメ
ラで、絞りを開くとバックが飛ぶ状態と同じだ、うんうんなるほど、なるほど。検査楽しみました。
5時間くらいは、元に戻らないから家で本読もって、田尾安志著の「星野仙一・猛虎革命」読みまし
た。去年の5月に書かれたのに、よく見抜いてる。おもしろいよ。

私はアンチ巨人ではありますが、阪神ファンじゃなかったです。でも、結構阪神の応援好きっす。
ミーハーでーす。 でも、阪神ファンって不思議。 勝ってても心配、負けていてもしっかり応援だ
もの。ずーっと阪神ファンの人ほど、まだ心配してたりして。
今週のNews Weekも阪神のことが書いてあったよ。

もっと大事な記事はイラクのことです。これは、明日、落ち着いて書きます。今日はちょっとぼーっ。
                                                   2003.07.16




インドはイラク派兵をしないと決めたということだ。
ロイターによると「国連から明確な承認が得られれば、インド政府として、イラク派兵を検討できた」
とした上で、インドの長期的な国益、イラク国民への懸念、湾岸地域との長期的関係、米国との
対話の拡大および関係の強化が、この問題を検討する上での重要な要素になったと述べた。
一方、インフラ整備、衛生、教育、通信など、イラク国民の生活に必要な分野の復興では、協力する
用意があるとしている。」
一方これに対してアメリカの反応は、「我々はインドが別の選択をするだろうと希望していた」と
語り、落胆していることを明示した。一方で、「インドは米国にとって重要な戦略的パートナーであり
続ける」とも語り、摩擦が起きないよう配慮を見せた。」
日本とは違った選択。 まっとうな反応に賛成です。 日本はこういう道を何故選べないのだろう。

今日は久しぶりにきれいな青空、お日様の光がありました。 でも、なんだか涼しすぎて変です。
だんなさまの記録によると去年のクマゼミの初鳴きは7月7日。今年はまだ鳴きません。
このまま涼しいというか寒い夏じゃないですよね。関東の電力不足を見越してお日様が協力って
ことはないですよね。 やっぱり夏は暑くなくちゃ、作物も順調には育たないのだから。
今の季節も木々には花が次々に咲いています。 キョウチクトウ、ノウゼンカツラ、ムクゲ、アベリア、
サルスベリ等など。刈り込まれた草原にはムクドリが散開してせっせと虫取りに励んでいて、それに
も負けず草の中にはバッタの子どもが育ってきています。ギーッチョって小さな声が聞こえてきます。

今日は博多山笠の追い山だったし、もうすぐ京都の祇園さん。これがすんだらきっと梅雨明け!
大阪の天神祭りはあつーい中というのがお決まりなんですけど。
梅雨明けの待ち遠しいまみっちです。
                                                   2003.07.15




いつも買い物をするスーパーで、採れたてのきゅうりと茄子がありました。茄子はほんとうに茄子紺に輝いて
もいだ切り痕がみずみずしい青さを残していました。早速買っていただきました。おいしかった。
うれしいことにこの素敵なお野菜は一個売り。パックに入ってなかったの。こういう野菜をこういう売り方して
ほしいです。持って行った自分の買い物袋に入れて帰ってきました。ごみの減量にもなったよ!

今、NHKで子どもたちが「悪いやつは殲滅していい」といって手加減なく子供同士でやりあうと言って、これ
はゲームの仮想空間の考え方だと言っていました。そうですか? アメリカがやってることは、まさに悪いと
自分が思ったやつは殲滅するっていう現実じゃないですか。そしてそのアメリカの側に居ていつも殲滅する
側に居られると思っている大人が日本じゃないですか?
自分たちは、アフガニスタンやイラクの人々みたいな目には会わないと信じ込んで、のんびりと生活しながら
アメリカの殲滅作戦に手を貸していることの自覚がないことの方が恐ろしい。
アフガニスタンで、イラクで人々から憎しみを向けられたとき、どうしてか判らない?と思うんでしょうね。
                                                     2003.07.14




今、街路樹のナンキンハゼが細長い花をいっぱいつけています。秋には、はじけた実をつけてくれるので
しょう。でも、箕面市か大阪府どっちかの管理なんだけど、実が付く前にばっさり切られる可能性があります。
去年は見事に切られました。 ユリノキの並木も本当にみごとに毎年切られてしまうので、木をこんなにす
るのなら、初めから木の種類の選定にもっと気を使うべきじゃないのかなって思ってみています。
世の中のこういう御都合主義、本来のものの命に対する気遣いのなさが子どもたちにとんでもないメッセ
ージを送っていることになっていないでしょうか?

木を切ってはいけないとは思いません。ちゃんとした剪定は必要です。お花も長持ちさせるには、切込みが
いります。草原は草刈が必要です。里山の維持はそういう手入れの連続で成り立っています。
でも、そこにある心は、自然との共生の心だと思うのです。カタクリの花は、人の手入れの入る林の縁に多く
咲くそうです。そして、人はカタクリから花や根の恵みを分けてもらうのです。

今日、ペシャワール会の会報が届きました。
「3月のイラク攻撃反対デモで、日章旗が星条旗、ユニオンジャックと並んで焼き捨てられた。」いまだかって
なかったことだそうです。
「遅々として進まぬ復興、貧困層のいっそうの困窮で、「『復興支援』の名でアフガン人が食い物にされてい
る」という認識が底辺に広がり、攻撃的な形で現れている」ということです。
難民もいったん帰還しても復興の成果が上がっていないので再びUターンし、パキスタンには相変わらず
180万人の人々が難民として生活しているということです。
話題に上ったときにのみわーっと集まる支援団体やNGOではなく、人々の本当の生活の復興のために腰を
すえて活動を続けるペシャワール会のあり方に深く共鳴します。
アフガニスタンを忘れずに出来る支援を続けたいと思います。
私にとって、パレスチナとアフガニスタンは忘れてはいけないと思い続ける場所であり、考え続ける場所です。

ペシャワール会のHPはここです。http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/
                                                    2003.07.11




パレスチナで起こっていることについての新しい情報が、パレスチナ子どものキャンペーンにアップされて
います。ぜひ読んでみてください。 概念ではなく、そこに住んでいる人々がどんな思いでいるか。
http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/news/aqusatop.html#index


今日、仕事の後近くのホームセンターに寄り道しました。そこの駐車場でいっぱいのトンボを見ました。
そろそろ梅雨明け、夏の訪れでしょうか。昨日は外気温34度もあって、蒸し暑かったです。今日も。
きらきら輝く夏の太陽が待ち遠しい。暑さに弱い方は嫌ですよね、きっと。
私は汗をいっぱいかくのは結構好きです。真夏の暑さの方が、冬の寒さより耐えられるのですが。
体の汗腺は小さいときに暑さを経験し、汗をかかないと発達しなそうです。子どもは暑い中で汗をかかせた
方が健康になるらしいです。 汗腺が発達しないと、熱中症になりやすくなるということです。
昔の子どもは、アセモっていっぱい作ってましたよね。それに天花粉!薬局で天花粉っていったら笑われた。
今はベビーパウダーっていうんだ。 「天花粉」「シッカロール」って死語なんだね。でも、「天花粉」って好き。
なんかすてきな粉みたいな気がしませんか?
                                                      2003.07.10                                          




朝から病院に行った。 時間予約なのですが、先生に診察してもらうまで15分待ち。終わって会計待ち
25分。バスに乗って駅の駐車場に帰ってくるまで1時間以内でした。早くてよかった。
しかし、その後一度家に帰って通帳や印鑑を持って銀行、郵便局に回って、院外薬局にも行って
やれやれほっ。すぐにお買い物に出撃! 水曜日午前中の朝市に間に合って、フルーツをたくさん仕入
れて帰ってきました。それから、散髪に行って、やっと帰着。

この間、移動しながらラジオで国会中継を聞いていたのですが、なんでこういう安易に流れる方向しか
話せないのかって、悲しいような、イライラ。
憲法があるから手足を縛られていて、思うように出来ないという防衛庁長官。
小泉は、国民は国家に対して何が出来るか問われていると言ってる。 みんな、どんなことが期待されて
いると思いますか? 若者を、息子を娘を銃を持たせて海外に送り出す決意ですか?
同じ命を掛ける行為であっても、丸腰で人の役に立つ仕事をする決意のほうが受け入れられます。

非武装中立は、何もしなければ意味がないでしょう。積極的に平和な手段で、外交で世界に日本の存在
を認めさせることです。 この間キューバは、開発途上国に医療関係者を派遣することで多くの国と友好関
係を結んで、国連での立場を築いてきたということを聞きました。
日本もアメリカのお手伝いではなく、独自に武装しない人々を送り出すことができると思うのですが。

いつも思います。ペシャワール会の中村先生が「お国にはお国のやり方があり、それに従いましょう」と言っ
ておられました。押し付けでなく、相手の必要なものを、相手のやり方で提供する大らかさが必要ではない
でしょうか。
今まで、日本が多くの国に出してきたODAが、日本の基準で日本のやり方でされたせいで、随分無駄なこ
とになっているのです。 電気の充分にないところに、電気で動かすよりない高価な医療機器を設置したり
してね。 一年後には放置されているものって意味がないのです。

イラクでは、アメリカが油井の保護復興には力を入れて大急ぎでやっているらしい。しかもイラク国内の人々
を雇用せずに、東南アジアの労働者を入れて。 イラクの人々は雇用の機会を奪われている。
人々にとって大切な水、電気は復旧しない。

与党が言ったけど、戦争で壊された道路などは復旧している、その後の略奪などで壊されている。
いかにもイラクの人々は、野蛮で無秩序みたいにいって、そういう所に秩序を回復することは困難な仕事だ
と言ってる。 アメリカ兵がバクダッド空港で行った略奪破壊行為、遺跡で行っている無意識の破壊には言
及することなく、イラク国民を馬鹿にするのはやめてほしい。

イラクは教育は無料だったので、多くの人々は高い教育を受けていたことを知らないのだろうか?

破壊よりも多くの情報を人々に供給することが、いろんな体制の変化を起こさせる本当の力になるのに。
ソビエトの崩壊は、グラスノスチ(情報公開)から始まったのだし、、、。
                                                 2003.07.09




雨の多い梅雨。 昨日帰ってきたら階段にナメクジが三匹もいました。 カタツムリはちょっとかわいい
けど、ナメクジってかわいくない。ごめんね、ナメクジ君。
雨が多いとムカデに注意の我が家です。 もうじき梅雨明けがくるんですよね。

なんかちっともいいことがない感じですが、めげないでがんばらなきゃ。

今の日本を考えると「平和憲法」があるからっていうのは何の意味ないような気がします。
私は「憲法」が本当に日本が進むべき道を示していると思うのですが、今一度日本の人々が自ら
日本はどのように世界の中で振舞うのか、どのように生きていくのかって問い直して、改めて自らが
平和憲法をつかまないと何の意味もないように思います。

池澤夏樹著の「憲法なんて知らないよーというキミのための「日本の憲法」」をお勧めします。
集英社から発売です。
                                                   2003.07.08




あっという間に「イラク支援法」という名の自衛隊イラク派兵が衆議院を通過してしまって、、、。
アメリカでは、ブッシュが「アメリカはまだ戦争中だ。」と叫んでいるし、アメリカ軍トップも「イラクは戦場」
と言っているのに。

ぼーっとベランダの花を見ていると、久々に雨が降っていないせいか虫たちがいそがしげに飛びまわっ
ています。 アゲハチョウが優雅に花から花に移っていって、それより少し小さめのチョウはせわしなく
羽ばたきながら花を一めぐりしてゆきました。 こういう幸せな生活はいつも、どこでもあるものじゃない
と思いながら、いっぱいの空気を吸い込みました。

今月は休みの水曜日、土曜日に仕事や雑用がいっぱい詰まってしまって、のんびりという訳にはいか
ない状態です。 でも、19日のパレスチナの講演会には行く決意。
読みたい本もちっとも進んでません。山積みのまま8月に持ち越しそうです。
                                                2003.07.06




わーっ、もう7月ですぅ。なんかぐずぐずしているうちに月日はあっという間みたいな感じがします。
毎日を大切にしているつもりだけど、この頃ほんとうにペースが落ちています。(言いたくないけど歳?)
それでも、この一日悔いなく生きるように、楽しく生活していたいですが、そういう訳にはいかないこと
もありますよね。 一生懸命毎日を生きていきます。 考えながら、いろんなことを見て聞いて、、。

7月7日は七夕様だけど、この頃の夜空は雨模様が多いです。本当の陰暦の7月7日は今年は8月4
日みたいです。この頃にまた夜空を仰いで、琴座のベガ、鷲座のアルタイル、仲を取り持つ白鳥座を
見つけてください。私もみようっと。 そのうち、火星も6万年ぶりの大接近! 楽しみ!

ついに私の草原にも草刈が入りました。でもなんか今年の草刈人、ヘタピーなの。だって草が虎刈り。
ひょっとしてタイガースファン!? タイガースの優勝祈願を草刈でしてたりして、うふふ。
この時期、草はすぐにまた伸びてきます。そして、ギー、チョって虫が鳴き始めます。草丈が低くなると
草むらに入りやすくなるの。また、ニセアカシヤの森の木陰に行ってみよう。
お日様きらきらで風がわたる日は楽しみです。

7月5日土曜日には、東京、大阪で「イラク支援法」反対の集会とデモがあります。
私はこの日、仕事と会議でいけない。 参加できる方詳細は  東京、 大阪 でそれぞれ見て下さい。
                                                    2003.07.02