Title | Making asty -- Making memo | |
Date | 2002/08/11 | |
Comment | shadeという3Dソフトで使ったキャラを、Poserという3Dソフトに持っていく過程の覚書きです。 shade使いさんで、Poserというソフトや、Metasequoiaというソフトが、気になっている方でしたら、何かのお役に立つかもしれない・・・です。 尚、Poserキャラになった後も、shade上でレンダリング可能です。VueやBryceでも使えます。どうです?気になりましたか?(笑) Poserや、Metasequoiaの紹介、そんな感じの内容です。 |
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1 >>>> shadeでキャラクターを作成します。 | ||
Poserのデータは、頭、首、胸・・・と、パーツ分けされています。全てのパーツを置き換えることも可能ですが、まずは頭だけにしました。(難しそうなのだもの。まずは、入門ということで・・・(笑)。) 私が変換したのは、ASTYです(gallery参照。この子の頭だけ、別ファイルにしました。s。この子の頭だけ、別ファイルにしました。 |
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2 >>>> Shade Wavefront OBJ プラグインをGETします。(shadeのソフトの準備です) |
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shadeは、objファイルの読み込みと書き出しを、ソフトが用意してくれてはいません。プラグインを使用いたします。プラグインが使用できる環境でなければ、ここからの作業が出来ません。グレードをアップをしてください。 プラグインは、 Windows版 は、KOHさんのページから Macintosh版 は、ファウストさんのページから ダウンロードできます。 シェアウエア、ベストプライス3000円です!(雑誌とかお菓子とかをちょっと買い控えてみたりすれば良いじゃんって感じかしら?(笑)) Poserが快適に動く環境では、すこぶる軽快に動作しています。これは、買いですっ。Vectorで支払えますので、面倒なことはないです!!(余談ですけれど、郵便振込みオンリーって至極面倒ですよね・・・。郵便局が、閉まるの早すぎるってば。) プラグインには、丁寧なPDFマニュアルが付いておりますので、ボケボケな私でも、使用方法で戸惑うことは無かったです! 残念ながら、seisuiの旧マシンでは、大きいファイルを変換する時に、途中でメモリ不足になっちゃいました。環境によっては、shadeR5自体の動きが鈍い上、Poserも動きがスローリーですね。そういう環境では、使用が辛いかもしれません。十分、テストなさってください。 |
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3 >>>> Poserで、雛形となるobjファイルを書き出してきます。 | ||
今回作成したいのは、少年君です。 少年のモデルをエクスポートしてきます。この時の設定は、こんな感じです。(BATさんに教えていただきました。) 設定画面 |
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4 >>>> Poserから書き出したobjを、shadeの頭部データファイルの中に、インポートします。 | ||
Shade Wavefront OBJ プラグインを使用します。 プラグインのインポートオプションは、プラグイン添付のマニュアルを読んで、選んでください。 seisuiは、これを選びました。 ・オブジェクト名/デフォルト名を使う ・すべてのメッシュをスムージング スケールサイズが違うようなら、zuboraプラグインで探してみてください。このとき、Poserの形状をいじらないで、shadeの頭部データのサイズを合わせます。 これで、Poserのモデルがshadeに、読み込まれた状態になります。頭の置き換えを行うので、Poserのモデルから、Headというパート名の形状を削除し、そこにshadeの頭部データがかぶるように大まかに調整します。 |
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5 >>>> shadeで作成した、頭部のデータを編集します。 | ||
shade形状の頭と、Poserの頭を繋ぎます。 objファイルは、点の情報のテキストで出来ています。このテキストレベルで、数値があっていないと、Poser上で、首が上手く繋がらず、穴が空いてしまいます。 こんな感じ。 なので、ポイントを、しっかりと合わせます。 seisuiは、メタセコイアを使ったあわせ方を教えていただいたので、メタセコイア上で合わせました。(手順6、7を参照) 最終的には、プラグインで、エクスポートすることになります。この時、頭のデータを、線形状のまま、エクスポートすると、形状によっては、ファイルサイズがとっても大きくなります。seisuiは、線形状の込み入っている、カーブの多い形状がネックで、書き出しエラーばかり起こりました。ファイルサイズが大きいと、読み込みと書き込み時に、何かとトラブルの元となってしまいます。seisuiが遭遇したのは、こんなエラーです。 ・メモリ不足。 ・後に使用する、UVMapperで、ファイルが読み込めなくなる。 ・面の表裏情報がバラバラに崩れてしまう。 (密度の高い部分に起こります。) こんなエラーになるので、shade上で、ポリゴン変換して、調節して、ある程度ローポリゴンにする方が、賢明です。 shadeを使用している方は、ポリゴンをどれくらい活用してらっしゃるのでしょう?ラジオシティ使いさんじゃないかぎり、線形状の方が使用頻度が高いんじゃないかしら?と、思います。seisuiも、線形状になれてしまったので、ポリゴンキャラではないです。 一旦、擬似ポリゴンに変換して、密度を整えてから、ポリゴン変換をします。なーんて、言葉で表すと簡単なんですが、コレって慣れないと難しいですよね。トライあんどエラーを繰り返すので、解説書なんかにはセオリーなんて書かれてませんし・・・。 shadeでの顔の作り方って、いろいろありますよね。ポリゴン変換が楽なのは、めがね型かなぁと、思います。しかし、seisui は、鼻、耳、を分割した、地球儀型で作成しています。これを、そのまま、エクスポートしたら、ボロが出まくってしまいました。そんな訳もあって、ポリゴンに、変換しました。 さて、やってみると、shadeのポリゴン編集機能って・・・使いづらい・・・気が・・する・・。うーん、ほんとに、使い辛いぞーっ(苦笑)なんていうことに、なりました。当初、メタセコイアは、首と頭を繋ぐ為に、使用していましたが、ポリゴン編集機能の使いやすさに惹かれて、メタセコイアで調整しました。 seisuiは、objファイルのインポートエクスポートを利用して、shadeとメタセコイアを行ったり来たりしました。 |
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6 >>>> メタセコイアをGETします。 |
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O.Miznoさんのページからダウンロード出来ます。 このソフトは、・・・shadeでのポリゴン編集中にストレスを感じることが多い方に、とってもとってもオススメいたします。 このソフトには、Poserとの連携用に、作られたプラグインがあります。これは是非使わせていただきましょう♪ FMKさんのページからダウンロード出来ます。使い方は、FMKさんのホームページ内に載っています。 プラグイン自体は、フリーです。ソフトも無料版があります。ですが、ソフトの登録をしないと、プラグインは使えません。ご注意ください。 seisuiは、学生時代にGETしたので、割引価格にしていただきました。学生さんは、作者さんに問い合わせしてみると良いかも・・・です。 シェアウエア、5000円です。(服を買い控えてバーゲンでGETすれば買える、買える(笑)) 動作の方は・・・ shadeR5がサクサク動く環境であれば、つつがなく、むしろshadeより軽快に動いています。 seisui、実は、少々昔に手に入れていたのに、今まで使用していませんでした。その時の目的も同じで、頭挿げ替えをやろうとしていました。前のパソコンでは、動作が遅かったんです。1頂点を動かすだけで、止まりかけるので、イライラしちゃって、全然、使いこなせませんでした。seisuiみたいなせっかちさんには、まず、環境整備をオススメします。 |
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7 >>>> shadeモデリングの補助として、メタセコイアを使います。 | ||
メタセコイアでは、プラグインのデフォルト設定で、読み込めば、何も問題はありません。このとき、気をつけるべきことは、読み込んだ時の、スムージングの設定が違うことだと思います。 Shade Wavefront OBJ プラグインの「すべてのメッシュをスムージング」オプション指定時は、30。 Metasequoia WaveFronObjectExtended プラグインの読み込みは、59.5。 試しに、両方のソフトで、同じものを読み込むと、プレビューが違うので、よくわかると思います。編集では、プレビューが重要ですよね。ここを調整して、形状編集を始めます。 shadeユーザさんで、ショートカットの空きがある方は、メタセコイアに合わせて、設定すると、使いやすくなると思います。メタセコイアでもショートカット設定は可能なようですが、サポート外みたいですね。seisuiは、既にshade上で、色々設定してしまっているので、これを覚えるのに苦労しました(笑)。参考までに、使用頻度の高そうなものを、いくつか上げておきます。 ショートカット shadeで使っている頻繁に使用している、スクリプトやプラグインと似たような機能を持つ、メタセコイアのプラグインを、GETしてみました。seisuiの独断と偏見で、似ていると思うものを上げておきます。こちらも、参考程度にご覧下さい。 スクリプトとプラグイン この、ポリゴンの編集で、一番重要なのは、頭と頂点の位置を合わせることです。 これだけは、必ずやってください。 Metasequoiaで、頭のポイントを、右クリックしながら、ポイントを移動します。首の頂点に、重ねるようにしてマウスボタンを離すと、頂点の位置が合います。これで、しっかりと合わせてください。 seisuiは、二つのソフトを、こんな風に、使い分けました。 面の表裏設定は、メタセコイアでやるのが、一番です。プラグインで、面の両面書き出しするよりも、片面で書き出して来て、メタセコイヤで調節する方が、これから行うことになるUV設定の時に、エラーがなくなります。 shadeで変換したとき、ディテールが失われてしまった箇所なども、面単位で編集しやすい、メタセコイヤで行うと、楽です。極端な凹凸には、ポリゴンって強いんですね(今更、気が付いたわ・・・)。 そんな風に使い分けると、鬼に金棒です。思うように形状作成できるのではないでしょうか。 編集中に、調子に乗って、面を分割しすぎると、痛い目に合います(苦笑)。seisuiが遭遇したエラーは、こんな感じです。 ・メモリ不足。 ・ポイントを合わせた筈の点が、ずれる。 (Poserで読み込んだときに発覚しました。点情報自体が、変わっていました。) 適度なファイルサイズに出来上がったら、完成した形状ファイルを、obj形式で、エクスポートします。 |
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8 >>>> 続く・・・? | ||
Diary2は、UVMapperPro2での編集、Poserでの設定などを予定・・・。 実際に、使い出した方は、seisuiなんかのmemoの続編を待つより、ここから先の過程に、どんどん進んでください(苦笑)。Poserの達人さん達のページを参考になさる方が、良いです・・・絶対。 seisuiが、主に、参考にさせていただいたページです。 |